ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

台風11号

2014-08-11 05:00:00 | 大阪にて
大型の台風が来るぞ来るぞと脅し続けるテレビ、東北大震災の後遺症なのか、何だかこの頃は大袈裟な予報になっているような気がしてなりません。そりゃ、台風12号の影響で四国には物凄い雨が降ったようですが、先々週から、次の週は全て雨の予報だったのに、大阪では雨が降ったのは先々週の金曜日から先週の月曜日まで、それも大雨と言うほどではありませんでした。火曜から金曜まではずっと良い天気だったので、天気予報を信じていなければ、もうさっさと串本に行っていたかも知れません。あまりに晴れの日が続くのに、することもなく金曜日はミナミまで映画を観に行ってきました。出かけたのは9時ごろ、モモの散歩の時間(5時半ごろ)からずっと晴れていましたが、少々風がありました。ところが12時前に映画が終わって出てくると、曇り空になっていて、雨が降るには未だ空は高いかと高を括っていましたが、昼食をとり、タカシマヤで買い物をして出てくると、なんと雨が降っているではありませんか。「ありゃ!?」と思ったのですが、小粒の雨が霧のように降っていただけなので、そんなに濡れることはありませんでした。

             

翌土曜日、朝から雨が降っていて、私もモモも合羽を着ての散歩です。今までは私は合羽を着ても、モモは合羽を着ることはありませんでしたが、見るからにきつい雨が降っているので、モモにも合羽を着せてあげたのでした。私は合羽を何着も持っているのですが、今使っているのは20年ぐらい前に買って、あまり着ることの無かった『Whole Earce』のもの、色合いが良いので気に入っていますが、釣り用としては向いてないのでずっと着ないでいたのですが、イヌの散歩ぐらいなら楽々だと思っていました。確かに今までは楽チンだったのですが、土曜日は雨がきつくて、中に着ていたTシャツまでジトッと濡れてくるのが分ります。きっと古いので(見た目は古くない)防水機能が低下してしまっているのでしょう。合羽にはフードが付いていますが、私はフードを被るのは良くないと思っています。フードを被ると左右の視界が悪くなるし、後ろからの声や音が聞き取り難くなるのです。なので私は防水機能の付いたハットを被るようにしています。ようやく台風が近づいてきたという感じを受けたのですが、昼からはまた青空が覗いたりして雨は止んでしまったのです。

A竹君から「雨も止んだことやし家へ来るか、ヒマやねん」と電話が有り、夕方の4時半ごろに訪れました。家ではホークスvsファイターズの放送が流れていて、私が到着したのは7回裏のホークスの攻撃時3-0でホークスが勝っていました。7回も8回もチャンスだったのに点が入らず9回の表は三塁手のエラーでノーアウト2塁のピンチ、先発中田はそれまで2安打ピッチングだったのに、中田の二塁打で完封を逃すとサファテに交代しましたが、稲葉に2点適時打を喫し同点、その後どうにか抑えて10回裏サヨナラ勝ちを得ましたが、こんなことではアカンなぁと思うけど、2位のオリックスとは3、5差に拡げることが出来ました。

7時半にはA竹君宅を辞した時も雨は降ってなく、翌日の台風に備えて、モモを散歩に連れて行きました。通常は早朝1回のみの散歩ですが、翌日は早朝に行けそうにも無かったので、雨が降ってなかったので夜に行っておいたのです。ところが翌朝外を見ると道は濡れていましたが、雨は降ってるようには思えません。それにモモはいつものように散歩に行こうというような態度で近寄ってきます。仕方がないので散歩に出かけましたが、やはり雨は降っていましたが、合羽を着て出るような雨ではありませんでした。

雨・風が強くなりだしたのは9時半ごろを越えてから、早朝高知に上陸した11号は、10時には四国を抜けて明石付近に上陸したとのこと、でも昼には雨は上がって強い風だけが残り、夕方4時ごろにはその強い風も止まり、大阪から台風11号を観察するとたいしたことは無かった台風だったということになりました。

             

観に行った映画は佐々木蔵之介主演の『超高速 参勤交代』という喜劇風の時代劇、磐城の湯長谷藩の殿さま一行は1年間の参勤交代を終え、地元に帰ってきます。ホッとしたのも束の間、江戸から帰り故郷の居心地の良さを感じている間もなく、江戸家老が駆けつけ、五日以内に再度参勤するようとの命を届けます。田舎の小藩故、1年の参勤交代で財政は逼迫、その上通常8日もかかる参勤の日程を5日間で来いと命じられるのですから、江戸の老中の湯長谷藩を潰してしまおうという魂胆は見え見えです。江戸家老が到着してから行く行かんとすったもんだしたので、殿さまが行くと決めて城を出たのは夜中、実質4日で行かなければなりません。しかしいったい何時から数えて5日間だったのか、とにかく城を出てから5日間と解釈しても良かったんじゃないかと思うのですが・・・金が無いので7人で出発した一行、走って山道を越えるのは良いのですが、どうしても関所の前を通らねばなりません。まぁそういうところが喜劇風に描かれています。幕府の隠密と闘い、案内人の忍者・段蔵の機転で難を逃れるまでは良かったのですが、5日目に入った江戸での隠密忍者との闘いは通常では考えられません。物凄い数の忍者が取り囲むのですから、多勢に無勢、どんなに闘ってもあれじゃ勝てるわけがないのに、勝ってしまいます。『相棒』の亀山と米沢が出てたのも人気にあやかりたかったのか、でもやはり喜劇と言えば三谷幸喜の発想が面白いと思っている私は、この映画を観ていてもあまり面白いとは思えませんでした。

気が向いた時に綴ると先週の金曜日に誓った筈ですが、今日綴っているのはたまたまというもの、方針は変えていませんので悪しからず、今日は気が向いたということです。ということなので、今日も御機嫌よう、さようなら。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿