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霊的世界の真実⑯(“運命の赤い糸”は、ほんとうにあるのか?)

2018年07月12日 | 霊界

(結婚する相手は、あの世で約束してきている)

原則として、だいたい約束はしてきています。

転生輪廻の周期は、平均的な魂で、だいたい三百年ぐらいです。菩薩といわれるような高級霊になると、七、八百年ぐらいの周期で出てきます。如来になってくると、千数百年とか二千年とか、こういう大きな周期で出てきます。

 

このように何度も生まれ変わってきますが、「その相手とは初めて結婚する」ということもあります。

 

人類の歴史というものは、今、知られているような、短いものではなく、もっともっと遥かに長いものなので、もちろん、いつも同じ人とばかり結婚しているわけではありません。結婚相手は何回も入れ替わっているわけです。

 

ただ、過去世のどこかにおいて縁があった人である可能性は非常に強いのです。パーセンテージで言うのは難しいかもしれませんが、おそらく九十九パーセントぐらい、何らかの縁があります。

 

夫婦としては初めてであっても、例えば、過去世で、極めて仲の良い兄と妹、あるいは、姉と弟であって、「今世、どうしても会いたい」というので、夫婦の約束をする場合もありますし、肉親ではなかったけれども、深い深い人間的なきずながあったような人と、初めて夫婦になる場合もあります。

 

しかし、たいていの場合、九十数パーセントは、過去世のどこかの時点で伴侶であった人と一緒になることが多いようです。

 

(運命の赤い糸にこだわりすぎてもいけない)

では、間違って、約束していない人と結婚した場合には、どうなるのでしょうか。それは、あることはあります。どんぴしゃりとはいかないこともあるようです。

 

例えば、数十年ほど前に太平洋戦争がありましたが、あのときには男性が大量に死んでしまいました。そのために、「女性が男性の何倍もいる」というような事態になりました。

 

では、若い女性は、みな、独身を通すことを計画して出てきていたかというと、そんなこともないのです。やはり、「できたら、この人」と思っていたのに、相手が戦争で死んでしまったとか、そういうことはたくさんあります。

 

そういう社会環境のなかで揉まれてしまうと、やはり、自分の考えていた最良の相手と巡り会えない場合はあります。

 

こういう場合には、どうなるかというと、それでも、過去世のどこかで多少は縁のあった人と引き付け合うことが非常に多いのです。

 

同時代に生まれ変わるときに、一人の人とだけ一緒に出るのではなく、過去世で、似たような時代に生きてきた人たちと、集団で出ることが、やはりよくあります。

 

夫婦の縁というものも、「AさんとBさんが結婚するのが、いちばん良い」という、ベストの組み合わせはあるのですが、やはり何段階かあって、予備はあるのです。「この人が駄目な場合は、この人。この人を先に取られたら、この人」というように、みな、二つ三つぐらいの縁は、いちおう予備として持っています。

 

ほんとうの「夫婦の約束」というものもありますが、それ以外に、地上で、いろいろな混乱が起き、本人の自由意思の段階で、考えていなかったような相手と結び付くことはあるのです。

 

シリーズ前半はここまでとします。後半は後日にお届けします。

  

---owari---

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