(地上にいる存在理由があれば、寿命が延びることもある)
一般に、寿命というものがあると言われていますが、これは百パーセント決まったものではないのです。実は、努力によって寿命は実際に延ばせるのです。
人生のなかには、やはり、節目としての曲がり角があります。これは、予定として、ある程度はあります。五十五歳、あるいは七十歳、七十五歳、八十歳・・・・・と、いろいろなところで、節目、曲がり角があります。
この節目のところで思想的に変革が起きた場合には、寿命が延びることがあるのです。
寿命が延びるための根拠、理由は何かというと、それは、「その人がこの地上にいる存在理由がある」ということです。存在理由がなければ、地上を去ります。存在理由があれば、地上にいることが許されるのです。
寿命を延ばしたい人は、自分の存在理由をつくらなければなりません。
存在理由のいちばん大きなものは、「年をとってからでも、する仕事がある」ということです。したがって、それを設計しておくことが大事です。
どうか、こうした発想を持っていただきたいのです。
「先行きがもう短い」と思っている方にアドバイスするならば、「思いきって百二十歳ぐらいまで計画を立ててください」ということです。百二十歳計画を立てたときに、悩みは消えます。
しなければならないことが、はっきりします。順次、それを実行に移すことです。そして、「道の途中で倒れても、またよきかな」という気持ちでいればよいのです。
---owari---
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