(まめにコミュニケーションを取り、「夫婦の信頼関係」を築く)
要するに、ご主人は心配なわけですね。「妻がフラフラと遊んでいたら、何が起きるか分からない」と心配でしかたがなくて、家に置いておきたい。本当はご主人の単身赴任先に呼び寄せたいけれども、仕事の都合上、呼び寄せるわけにもいかないし、しかし、遊ばせるのも悔しいし、ということで、両方を押さえなければいけない状況ですね。
これは、やはり「夫婦の信頼関係」の問題でしょう。どれほど信頼関係があるかの問題だと思うのです。
ですから、「まめにコミュニケーションを取る」というのがいちばんだと思います。電話なり手紙なりで、まめにコミュニケーションを取ることです。それで信頼関係をつくることですね。
手紙を出す、あるいは電話でもいいのですが、「この女房が浮気をするはずがない」というふうな気持ちにさせないと、男性が不安になるのはやむをえないところはあるのです。
奥さんと子供を置いていくというのは、男として、やはりつらいのです。仕事を辞めるわけにいかないし、非常につらい。単身赴任族は非常につらいので、それを分かってあげなければいけません。ですから、まめにやることです。「どの程度の信頼関係があるか」によって、あなたの行動の自由の範囲は広がると思うのです。
これは一般の仕事と一緒です。会社で仕事をしていても、やはり自由にやらせてもらえる裁量の範囲は、その人の実力、実績しだいなのです。
実績のある人、今までダーッと仕事をやってきたような人の場合には、上司が仕事を任せるときに、裁量の範囲がものすごく大きくなります。
しかし、ミスばかりしている人が「私に全部任せてください」と言っても、誰が任せるでしょうか。心配ですね。運命共同体になって沈んでいきますから、「絶対に任せられない」と、目をクワッとして見ています。
それと一緒です。実績相応の自由の範囲が与えられるということです、ですから、あなたの実績が必要です。私が言える方法としては、もうコミュニケーションを密にすることしかありません。
---owari---
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