おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第13・3227

2016-10-27 | 万葉集巻13
【  葦原( あしはら )の  瑞穂( みづほ )の国に  手向( たむけ )すと  天降( あも )りましけむ  五百万( いほよろづ )  千万神( ちよろづかみ )の  神代( かみよ )より  言ひ継( つ )ぎ来( き )たる  神奈備( かむなび )の  三諸( みもろ )の山は  春され春霞( はるかすみ )立ち 秋行( ゆ )けば  紅( くれない )にほふ  神奈備の  三諸の神 . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3229

2016-10-26 | 万葉集巻13
【  斎串( いぐし )立て  神酒据( みわす )ゑ奉( まつ )る  神主( かむぬし )の  うずの玉陰( たまかげ )  見ればともしも  】                           木でできた斎串を    立てて  御神酒を    捧げまつる                                 神官の                           . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3225

2016-09-30 | 万葉集巻13
【  天雲( あまくも )の  影( かげ )さへ見ゆる  こもりくの  泊瀬( はつせ )の川は  浦( うら )なみか  舟の寄り来( こ )ぬ  磯( いそ )なみか  海人( あま )の釣( つり )せぬ  よしゑやし  浦はなくとも  よしゑやし  磯はなくとも  沖つ波  凌( しの )ぎ漕入( こぎ )り来( こ )  海人の釣舟( つりぶね )  】                . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3292

2016-04-01 | 万葉集巻13
【  うつせみの  命( いのち )を長く  ありこそと  留( と )まれる我( われ )は  斎( いは )ひて待たむ  】                                   この世で     命ながくと   そっと      手をぁあわせて                            . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3261

2016-03-31 | 万葉集巻13
【  思( おも )ひ遣( や )る  すべのたづきも  今はなし  君に逢( あ )はずて  年の経( へ )ぬれば  】                                 きをまぎらわす     ことも  ぃまは     できなく                              &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3226

2016-03-30 | 万葉集巻13
【  さざれ波( なみ )  浮きて流るる  泊瀬川( はつせがは )  寄るべき磯( いそ )の  なきがさぶしさ  】                                 さざなみが    浮いて  ながれる     奈良県桜井市初瀬の         泊瀬川だが                       &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3314

2015-11-04 | 万葉集巻13
【  つぎねふ  山背道( やましろぢ )を  他夫( ひとづま )の  馬より行( ゆ )くに  己夫( おのづま )し  徒歩( かち )より行けば  見るごとに  音( ね )のみし泣かゆ  そこ思( おも )ふに  心し痛し  たらちねの  母が形見( かたみ )と  我( わ )が持てる  まそみ鏡に  蜻蛉頒着 ( あきづひれ )  負( お )ひ並( な )め持ちて  馬買へ我( わ . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3315

2015-11-03 | 万葉集巻13
【  泉川( いづみがは )  渡( わた )り瀬( ぜ )深み  我( わ )が背子( せこ )が  旅行( たびゆ )き衣( ごろも )  濡( ぬ )れ漬( ひ )たむかも  】                                  奈良県宇陀郡と   三重県伊賀諸郡から はじまる    泉川は    ぃまの木津川                  . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3297

2015-11-01 | 万葉集巻13
【  玉だすき  かけぬ時なく  我( あ )が思( おも )ふ  妹にし逢( あ )はねば  あかねさす  昼はしみらに  ぬばたまの  夜( よる )はすがらに  眠( い )も寝( ね )ずに  妹に恋( こ )ふるに  生( い )けるすべなし  】                                  珠玉のすきのょぅに   いつもすきな  あなたに     &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3222

2015-10-31 | 万葉集巻13
【  三諸( みもろ )は  人の守( も )る山  本辺( もとへ )には  あしび花咲き  末辺 ( すえへ )には      椿 ( つばき ) 花咲く  うらぐはし  山そ泣く子守( も )る山  】                                  三諸は   ぉひとが  たいせつに     まもってぉられる山      もとのぁ . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3221

2015-10-30 | 万葉集巻13
【  冬ごもり  春さり来( く )れば  朝( あした )には  白露( しらつゆ )置き  夕( ゆふへ )には  霞( かすみ )たなびく  汗瑞能振  木末( こぬれ )が下( した )に  うぐひす鳴くも  】                                  さむぃ冬さま   ぉわって 春さま    ぉこしぃただぃたら                  &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3298

2015-09-13 | 万葉集巻13
【  よしゑやし  死なむよ我妹( わぎも )  生( い )けりとも  かくのみこそ我( あ )が  恋ひ渡りなめ  】                                  ええいっ   息もできない  あなたに    逢いたい                                . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3294

2015-09-12 | 万葉集巻13
【  み雪降る  吉野の岳( たけ )に  居( い )る雲の  外( よそ )に見し児( こ )に  恋ひ渡るかも  】                                   雪ふる   吉野の岳  かかっている     雲のように                              . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3283

2015-09-11 | 万葉集巻13
【  今更に  恋( こ )ふとも君に  逢はめやも  寝( ぬ )る夜( よ )を落ちず  夢( いめ )に見えこそ  】                                 ぁらためて    恋して  ぃとしぃぁなたさま     ぉ逢ぃしたぃ                             & . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3282

2015-09-10 | 万葉集巻13
【  衣手( ころもで )に  山おろし吹きて  寒き夜( よ )を  君来( き )まさずは  ひとりかも寝( ね )む  】                                  衣の    ぉそでに  ぁらしさま     舞われ                               . . . 本文を読む