【 あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今さかりなり 】
小野老( おののおゆ )
色とりどりに
平城京
まるで
あざやかに
栄えますように
まっ盛りです
この歌は
平城京を
歌った歌です
お花といえば
ですね
これまで
万葉集巻第10・1864
桜と思われる歌を
お勉強致しました
このお歌は
元明天皇さまが
唐の都の
長安の
3分の1の大きさの都を
藤原京から
約80年間の
奈良時代が
歌っているのですね
東西約4km
道路が
基盤の目に交差していて
3倍の大きさだそうです
武蔵国 から
銅が
708年に献上されましたのを
記念して
開元通宝を まねて
日本最古の通貨
和同開珎( わどうかいちん ) が
つくられ
東市・西市が
農民の方々が
各地から
運んできて
唐をまねた
税金が
はじまったようです
このころから
万葉集も
太古のイメージから
今の
イメージに なって来ました
それまでの
遣隋使さまも
619年に
呼び名を遣唐使さまとかえて
この時より
始まったそうです
ご成功
遣隋使さま20回
遣唐使さま20回ほど
住吉大社さまの近くの
住吉津を ご出発され
瀬戸内海を通って
九州 玄界灘に出て
風を待たれ
運よく
のられて
たどりつかれ
戻ってこられた方々の
名高く残っています
894年に
菅原道真さまにより
停止されるまで
多くの方々が
なさいました
このように
お花がいっぱい
はなひらいた
よろこびの
うた
で
す
ね
ありがとう於良