おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第3・328

2010-04-05 | 万葉集巻3

【  あをによし  奈良の都は  咲く花の  にほふがごとく  今さかりなり  】

                      小野老( おののおゆ )

  色とりどりに

あふれています  

  平城京

             まるで

                         花ばなが  

                           あざやかに

 咲き 

   栄えますように

               すき
                           今  

                            まっ盛りです

    この歌は

 平城京を  

   歌った歌です 

              お花といえば

                          桜満開 

                            ですね

      これまで

 万葉集巻第10・1864 

      万葉集巻第12・3129

            万葉集巻第10・1865

                     万葉集巻第5・829 

                         万葉集巻第17・3970

   万葉集巻第8・1458

 万葉集巻第8・1457 

       万葉集巻第8・1456

                            桜と思われる歌を

                            8首 

                              お勉強致しました

   このお歌は  

 710年 

   元明天皇さまが 

                      唐の都の

                          長安の 

                            3分の1の大きさの都を

              藤原京から

        奈良の平城京に移して 

           約80年間の

   奈良時代

始まった様子を 

 歌っているのですね 

      東西約4km

      南北約5km 

           道路が

                基盤の目に交差していて

                          藤原京の 

                            3倍の大きさだそうです

               武蔵国 から

         が  

            708年に献上されましたのを

      記念して

唐の 

  開元通宝を まねて

              日本最古の通貨

                和同開珎( わどうかいちん ) が 

                     つくられ

      東市・西市

 開かれ 

    農民の方々が

         各地から

       いろんなものを  

          運んできて

                       ・調 などの 

                          通貨もできて

                 唐をまねた

              税金が  

                 はじまったようです 

   このころから

万葉集も 

 太古のイメージから

              今の

                       私達の生活の  

                         イメージに なって来ました 

   それまでの

遣隋使さまも  

   619年に

             からにかわったので

                   平城京が出来てからは  

                       呼び名を遣唐使さまとかえて   

                  この時より

日本という名前も  

  始まったそうです

                         ご成功

                      失敗ふくめまして 

                          遣隋使さま20回

               遣唐使さま20回ほど

住吉大社さまの近くの 

       住吉津を ご出発され

               瀬戸内海を通って

                    九州 玄界灘に出て 

                        風を待たれ

  運よく

風に  

  のられて

       たどりつかれ

         また 

            戻ってこられた方々の

                        お名前が  

                          名高く残っています

   894年に

 菅原道真さまにより  

   停止されるまで

                  多くの方々が

                         チャレンジ 

                            なさいました 

  このように

 さまざまの 

   お花がいっぱい

                 はなひらいた

                         よろこびの  

                       うた

                     で

                        す

                    ね 


                          ありがとう於良


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