【 隠( こも )り沼( ぬ )の 下( した )に恋ふれば 飽( あ )き足( だ )らず 人に語りつ 忌( い )むべきものを 】 ひそやかな 沼のように 秘めた 恋では ものたりなくて ひとに 言ぁげ . . . 本文を読む
【 言速( ことと )くは 中は淀( よど )ませ 水無( みな )し川( がは ) 絶( た )ゆといふことを ありこすなゆめ 】 言霊 きびしぃと なかやすみ なさってくださぃね でも 水無し川の . . . 本文を読む
【 我妹子( わぎもこ )が 笠( かさ )のかりての 和射見野( わぎみの )に 我( あれ )は入りぬと 妹( いも )に告( つ )げこそ 】 あなたの 笠の輪のように 岐阜県不破郡 関ヶ原町 関ヶ原の野に 私 . . . 本文を読む
【 朝東風( あさごち )に いで越す波の 外目( よそめ )にも 逢はぬものゆゑ 滝( たき )もとどろに 】 朝 東から吹く
風にのって 水をせきとめた 場所こえ よそへゆく 波のように . . . 本文を読む
【 玉かぎる 磐垣淵( いはかきふち )の 隠( こも )りには 伏して死ぬとも 汝( な )が名は告( の )らじ 】 玉がかすかに光る 岩垣淵のょぅに とじこもって ひそやかにしてぃます 私の命 . . . 本文を読む
【 夕占( ゆふけ )にも 占( うら )にも告( の )れる 今夜( こよひ )だに 来( き )まさぬ君を 何時( いつ )とか待たむ 】 夕占にも 占にも 吉とでました その今夜さぇ & . . . 本文を読む
【 草枕( くさまくら ) 旅行( ゆ )く君を 人目( ひとめ )多み 袖振( そでふ )らずして あまた悔( くや )しも 】 草を枕に ねむる 旅にでられる ぃとしぃぁなたさまに すき 人目がぉぉくて . . . 本文を読む
【 都辺( みやこへ )に 君は去( い )にしを 誰( た )が解( と )けか 我( わ )が紐( ひも )の緒( を )の 結( ゆ )ふ手たゆきも 】 都へ ぃとしぃぁなたさま ぃってしまわれたのに すき どな . . . 本文を読む
【 うらもなく 去( い )にし君故( ゆゑ ) 朝( あさ )な朝( さ )な もとなそ恋ふる 逢ふとはなけど 】 ぁっさりと 旅に でてしまわれた ぃとしぃぁなたさま すき ぁさがくるたび . . . 本文を読む
【 波の間( ま )ゆ 雲居( くもい )に見ゆる 粟島( あはしま )の 逢( あ )はぬものゆゑ 我( わ )に寄( よ )そる児( こ )ら 】 波間から はるかに みえる 粟島のように 逢わないのに 私とい . . . 本文を読む
【 旅にありて 物をそ思( おも )ふ 白波の 辺( へ )にも沖( おき )にも 寄るとはなしに 】 旅にでて おもいなやむ ことかな 白波のように よるかよらないか 心がゆらゆら . . . 本文を読む
【 草枕( くさまくら ) 旅の悲しく あるなへに 妹( いも )を相見( あひみ )て 後( のち )恋ひむかも 】 草を枕にしてねむる 旅が さみしくて ならないときに &n . . . 本文を読む