米ドル/円
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 |
108.85-108.88↑(20/02/28 21:23) |
前日比 |
-0.73 (-0.67%) |
高値 |
109.68 (08:21) |
始値 |
109.59 (07:00) |
安値 |
108.50 (18:31) |
前日終値 |
109.58 (20/02/27) |


〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、米長期金利が過去最低水準を更新
[東京 28日 ロイター] -
<15:52>
ドルは108.88円付近で軟調。米長期金利が午後3時過ぎに過去最低水準を更新したことで、ドルの戻りも弱い。きょうこれまでの安値は108.79円。
米10年国債利回りは一時1.2320%付近まで低下し、前日つけた過去最低水準を下回った。米30年国債利回りも一時1.7320%付近まで低下し、最低水準を更新した。「3週間半ぶりに109円台を割り込んでからドルの反発力が弱いのは、米長期金利の低下が背景だとみられる」(外為アナリスト)という。
目先のドルの下値めどは1月末から今月月初につけた108.30/32円付近とされるが、同水準では相場がこなれているため重要なポイントではないとの意見も出ていた。次のポイントは1月8日につけた107.65円となる。
きょうは月末の最終取引日に当たるため、ロンドン時間終盤にはユーロや英ポンドなどで月末の実需のフローが予想されている。
新型コロナウィルスの感染拡大が世界中に広がる中、資源国通貨は総じて大幅安となっている。
豪ドル<AUD=>は0.6514ドルまで下落し2009年3月以来、ニュージーランドドル<NZD=>は0.6230ドルまで下落し昨年10月以来、カナダドルは<CAD=>1ドル=1.3448加ドルまで下落し昨年6月以来の安値をそれぞれ付けた。
<14:26> ドル108円後半、じわじわと円高進み目先108.30円が下値めど
ドルは108.88円付近。一時108.86円まで下落し3週間半ぶり安値をつけえた。
日経平均や上海総合株価指数の大幅安を受けて、じわじわと円買いが広がっている。
目先、ドルの下値めどは1月末から今月月初につけた108.30/32円付近とみられる。
今年に入って、ドルの滞留時間は108―110円台で最も長いため、現在の水準は多くの参加者にとって見慣れたレベルで「居心地が悪くないはず」(FX会社)だという。
ただ「世界の株価がしばらく底入れしないのであれば、相場がこなれていない107円台を目指す可能性が高まる」(同)という。
最近の為替市場ではリスク回避のセンチメントが広がると、ドルと円が同時に買われるというパターンになるケースが多かったが、「昨日はドルの全面安となる中で、円が積極的に買われたわけでもない。リスクオフでは説明がつかない相場つきになっている」(同)。