2020/10/30 11:48
[東京 30日 ロイター] -
<11:40> 前場の日経平均は続落、見送りムードで調整色を深める展開
▼▼ 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比185円57銭安の2万3146円3
7銭となり、続落。時間外取引の米株先物が下落していることが嫌気され、軟調な展開と
なっている。
◆◆ 月末と週末が重なっているため見送りムードが強い中、全般的に調整色を深める状態となった。
◑◑⇨ 29日の米国株式市場は反発。決算発表を控えていた主要情報技術(IT)株に買い
が入ったほか、米経済指標が堅調だったことで、前日の急落から持ち直した。ただ、時間
外取引で米株先物が軟調に推移し、これを受けて日本株は朝方から売り優勢となった。
¤¤¤⇨ テクニカル面で、日経平均は前日の安値を下回ったため、チャートの形状が悪化。調
整色を深め、地合いが悪化したとの印象を強めている。ファナック<6954.T>、アドバンテ
スト<6857.T>など好決算銘柄が物色されたものの、全体を支え切れていない。
¤¤¤⇨⇨ 市場では「翌週には米大統領選挙という大イベントを控えているほか、週末であるこ
とから様子見ムードにならざるを得ない」(野村証券・投資情報部投資情報二課の神谷和
男氏)との声が聞かれた。
▼▼ TOPIXは1.29%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0781
億0500万円。東証33業種は全業種下落した。
▼▼△△⇨ 個別では、トヨタ自動車<7203.T>など主力の輸出関連株に値下がりする銘柄が多い。
任天堂<7974.T>も軟調だが、ファナックやアドバンテストのほか、パナソニック<6752.T>
が堅調となった。
東証1部の騰落数は、値上がりが338銘柄、値下がりが1776銘柄、変わらずが
59銘柄だった。
<11:05> 日経平均は軟調、模様眺めムード強まり下げ幅拡大
◆◆ 日経平均は軟調。週末事情から模様眺めムードが強まり、下げ幅を広げている。2万
3100円台で推移。
¤¤¤⇨ 市場では「週末とあって、見送りムードが先行している。きのうの
安値を切ったことでテクニカル面では不安が生じており、後場に入り戻すかどうかがポイ
ントになりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。
<10:05> 日経平均は弱もちあい、売り一巡後は下げ渋り
◆◆ 日経平均は弱もちあい。時間外取引で米株先物が軟化していることを受け、朝方は売
り優勢で始まったものの、売り一巡後は下げ渋る動きになっている。
¤¤¤⇨ 市場関係者によると「前日のソニー<6758.T>もそうだったが、好決算銘柄に対する買いニーズが強い。きょうも、上方修正したファナック<6954.T>、アドバンテスト<6857.T>などが下支え要因となっている」(国内証券)という。
<09:10> 日経平均は続落、業績予想の上方修正銘柄に買い
▼▼ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比11円23銭安の2万3320円
71銭となり、続落してスタート。米国株式市場の反発は前日に織り込んだとみられ、時
間外取引で米株先物が軟調となっていることを受け、主力株を中心に売り優勢となってい
る。
◇◇そうした中で、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>など前日に業績予想の
上方修正を発表した銘柄が買われ、しっかりで始まった。