こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

市議会最終日

2014-12-17 23:19:31 | 市政&議会報告
今日で今年最後の市議会定例会が終わりました。

議案は人事院勧告に基づく給与改訂。わずかながら引き上げです。


職員の給与改訂については賛成しましたが、議員の報酬改訂については「職員給与と議員報酬は、法的根拠も性格も異なる。議会自らの意志で報酬5%カットを実施している中で、職員給与の引き上げに併せる必然性はない」と意見を述べ、反対しました。日本共産党の2名の他、1名、計3人の反対で「賛成多数」で可決でした。


議会議案として来年度から、現在、総務、厚生文教、都市政策の三つの常任委員会を設置しているものを、「総務都市」、「厚生文教」の二つの常任委員会に改組する条例改正を可決しました。

議員定数の削減により、「ひとつの常任委員会の構成人数が少なくなって充分な審議が難しい」ということが理由です。

現在の総務と都市政策の委員会がひとつになり、定数は9人、厚生文教は8人となります。

来年度から議員定数17名で、現行の3常任委員会のままでは、ひとつの委員会は5人となり、委員長を除くと4人。「充分な審議が難しい」というのは事実で「やむを得ないもの」と賛成しましたが、そもそも「議員定数の削減」が、「市民の多様な意見を反映し、充分な審議をする」、議会のチェック機能を交代させるものです。

ひとつの常任委員会の守備範囲が非常に広くなります。専門委員会としての役割の発揮が不十分にならないように、がんばるしかありません。


日本共産党が提案した「意見書」、国に対して「介護保険制度における国庫負担の増額を求める意見書」、大阪府に対して「子ども医療費助成制度の拡充等を求める意見書」は、ともに全会一致で採択されました。
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