こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

介護サービスは使えない、介護保険料はあがる・・・

2014-12-07 21:25:01 | 社会保障
明後日から始まる第4回定例会に向けて「介護保険制度に国の財政支援を求める」意見書(案)を提出しました。

法改正による制度改悪の問題は多々ありますが、「意見書」(案)は国の財政負担の問題だけに焦点をあてました。

市町村が10月に厚労省に提出した試算は、とんでもないもの(とんでもなく高い!!)です。

「あくまで試算」ですが、とにかく「給付が増えれば保険料があがる仕組み」で、「もう限界!!!」というところまできていると思います。

案文は以下の通りです。

介護保険制度における国庫負担の増額を求める意見書(案)

介護保険制度が発足して15年が経過し、高齢化の進行に伴い、給付費の総額は初年度の3.6兆円から、第5期事業計画期間の最終年度である本年度は、3倍近くの約10兆円に達する見込みとされている。
保険給付費が増えれば、保険料の引き上げにつながる現行制度のシステムの下で、1号被保険者の保険料は全国平均で第1期(2000年度~2002年度)の2911円から第5期(2012年度~2014年度)の4972円と1.7倍となった。大阪府の平均も第1期の3131円から第5期の5000円と、約1.6倍に引き上げられた。一方、年金支給額は減少傾向であり、介護保険料の引き上げは高齢者の生活を圧迫する要因のひとつとなっている。
介護施設などの基盤整備もまだまだ不十分であり、在宅サービスを必要とする高齢者等が増え続ける中、来年度からの保険料はさらなる引き上げとなることは必至である。
よって本市議会は政府に対し、高齢化社会を支える公的社会保険制度に対する国の責任として介護保険制度への国庫負担の抜本的増額を求める。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成26年12月 日

泉大津市議会

送付先;内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣 





ところで今日は、後援主催のバザー、無事終わりました。

選挙期間中ですから、準備も大変、マイクを使って案内することもできず。それでも毎年楽しみにしてくださっているお客さん、今年初めて来てくださった方・・・狭い事務所があふれました。

昨日は私が候補者カーに乗っている間も、事務所ではボランティアスタッフの皆さん、会場設営で朝から晩までがんばってくださいました。

こういう仲間や地域の皆さんに支えられて続けてきた年中行事なので、今年も開催できてよかったと思っています。

コメント
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