こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

絶対にしてはならないことがある

2012-02-15 20:33:44 | つぶやき
「市民は守ります。でも市役所は守りません!!」

ダブル選挙のときに、有権者に向かって、こう絶叫する映像を何度かみた。

「市役所は守らない」ということは「市の職員は守らない」という意味なのだと思って聞いた。

当選した橋下市長による職員に対する、とんでもない「アンケート調査」が行われている。

「あなたはこの2年間、特定の政治家を応援する活動に参加したことがありますか」・・・「自分の意思で参加したか、誘われて参加したか」「誘った人は誰か」
「誘われた場所、時間は・・」

これが、思想信条をふみじる憲法違反の暴挙でなくてなんだろう。

「特定の政治家」を応援するかどうか?
それは、個々人の「思想信条の自由」に深く関わる。
思想信条を、自らの意思で表明することも自由だが、圧力をかけて「表明させる」ことは「絶対にしてはならないこと」だ。

それを「選挙で選ばれた自分が民意だ」と言って、強行しようとしている。
 

「市民と職員を対立させる」ことが間違っている。


住宅リフォームで近江八幡に視察に行ったとき。
「市民にお礼を言われた仕事は初めて」という職員さんは、生き生きしていた。

社会保障の制度などについて、他市、あるいは全国の都道府県の担当課に直接電話させていただくことがある。
「胸はって自慢できる施策」を語る職員さんは、やはり生き生きしている。

そう、他市の例ばかりではない。
市民の署名、請願が実って、介護保険料の減免制度ができたとき。
せっかくの制度を活かすために、担当課の職員さんは、親切丁寧に知らせることに懸命だった。その結果、減免の適応件数は近隣市に比べてもダントツだった。

子育てに悩む母親を支え、子どもへの虐待を未然に防ぐために深夜まで動き回る職員さんも見てきた。

多くの公務員のみなさんは、住民の喜びを自分の喜びとして、働きたいと思っておられるのだと思う。そうあって欲しいと思う。


公務員の皆さんが「全体の奉仕者」として働くことで、住民の幸せが守られる。
「市民」と「市役所」は、対立関係にあるものではないはずだ。

市の職員にかけられた憲法違反の攻撃は、市民にかけられた攻撃だ。

憲法19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
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汚染ガレキ・・・・住民勉強会

2012-02-14 17:18:44 | 東北被災地支援・がれき処理問題
「放射能汚染ガレキを燃やすと私たちの暮らしはどう変わる?・・・住民による住民のための住民勉強会~私たちの考える東北支援~」という案内をいただき、参加しました。

3.11以来、原発・放射能について勉強してこられた市民グループのみなさんが準備してくださった勉強会。和泉中央駅近くのシティプラザの学習室に、椅子を詰め込んで会場はあふれるほどでした。

大阪府が進めようとしている「岩手県の震災ガレキ18万トン(当面?)受け入れ方針」の問題点をわかりやすく整理してくださいました。

特に「受け入れ反対というのは地域エゴ。震災復興に協力するのは当然」という言い分、あるいは「当然」とまで言わなくても「やむを得ないのでは?」という疑問に対して、安易に受け入れることが、被災地で今なお暮らしている人たちの環境・健康・雇用を脅かすことが、具体的に明らかにされました。


一番こころに残ったのは、福島からふたりの子どもさんとともに大阪に避難してこられたおかあさんの発言です。

岸和田の勉強会でも同じ発言をされ、その内容は、以前にある方のコメントの中で紹介していただいていました。

ですので、私はその発言を「初めて」ではない思いで聞いたのですが、目の前で語られる一言一言は重く、胸に響きました。
会ったことのない子どもさんたちの顔を思い描きながら、聞きました。
福島の子どもたちのために、自分が何ができるのだろうか・・・と考えながら聞きました。

ご本人の了解をいただきましたので、以下に掲載します。

どうぞ、読んでください。


私は、福島県郡山市から大阪府堺市に、小学生のこどもたちを放射能から守るため、
母子3人で自主的に避難してきました。

夫は、いまだに福島に残って仕事をして、生活を支えてくれています。

避難してくる前に住んでいた福島県郡山市は、原発から50~60キロ離れたあたりにあり、
国が定めた避難地域に入っていません。
しかし、いまだに放射線管理区域である0.6マイクロシーベルト/時を超える
0.7マイクロシーベルト/時の空間線量があり、非常に放射線の高いホットスポットも存在するところです。

そのため、自主的に避難する人と、避難しない人に分かれる地域です。

そのため、3/11に大地震が起こり、原発が爆発してからずっと、
放射能から避難すべきか悩む日々が続きました。
パソコンがなかったため、テレビにかじりついて、いつ避難指示が出るのか、
どういう状態ならば避難してもいいのか、判断材料を求め続けました。

しかし、枝野大臣は「ただちに健康に影響はない」というばかりで、
判断材料となるべき情報を何も示してはくれませんでした。

早い段階で、SPEEDIの情報を公表してくれていたら、原発が大爆発する映像をテレビで
流してくれていたら、もっと早く避難できて、こどもたちに余計な被曝をさせなくて済んだのに…と
悔しくてなりません。

何も知らず、避難地域に指定されなかった郡山は、たいした被害はないのだと思いこんでしまいました。
危険な状態なら、国が何もしない訳がないと思っていました。

そんな中、高い放射能が降る中を、地震の影響で断水で水が出ないため、
スーパーにもほとんど物資がない中、生活するための水や食料を得るため、
スーパーの長蛇の列にこどもたちと並んでしまっていました。

それから、私の小学生の長男の体には、異変が起こりはじめました。
口内炎、湿疹、発熱、鼻血などの症状が出てきたのです。その時には、まだ知りませんでしたが、
それはチェルノブイリ原発事故の後に、その周辺の人たちに多く表れた放射性物質による
健康被害の初期症状そのものでした。

そうした症状は、私の長男だけでなく、多くの福島県に住むこどもたちや、
東北・関東に住むこどもたちにまで、広くでています。

例年とは違うこどもの体調の変化に、多くの母親は直感的に危機感を感じ、
データをインターネットで調べて確信を深め、様々なものを失いながらも避難を決意しています。

もし今、母親の私が避難を決意しなかったことで、大切なこどもたちが3年後5年後10年後に
命を失うような病気にかかったとしたら、命を失うとしたら、私は自分で自分を許せないだろうと
思いました。枝野大臣が言い続けた「ただちに健康に影響はない」とは、
「いずれは健康に影響がある」ということです。
テレビなどでは大々的に公表はされていませんが、すでにチェルノブイリ原発事故の時のデータでは、
事故から3年後から甲状腺ガンが増えはじめ、10年後にピークに達していることは分かっています。

ただちに、健康に影響はなくても、放射線を浴びつづけたら、近い将来、健康に被害があらわれることは、
すでに分かっているのです。
自分の命に代えても惜しくないこどもたちの命が脅かされているとしたら、何を失っても避難しなくてはと思い、福島第一原発から600キロ離れた大阪まで避難してきました。

しかし、その安全だと信じた大阪が、今、放射性物質のついた震災瓦礫を受け入れようとしています。

大阪で受け入れるのは、岩手の瓦礫ということですが、京都で燃やされようとした岩手の松からセシウムが検出されたことがニュースになったように、岩手といえどもすでに放射性物質に汚染されているのです。

その瓦礫を大阪で焼却したら、今、奇跡的に汚染を免れて安全な大阪までも放射能汚染されてしまいます。

私たちは、放射能からこどもたちを守るために、はるばる身寄りのない大阪まで避難してきたのに、
その大阪までもが汚染されてしまったら、私たちはどうすればいいのでしょうか?

震災瓦礫を大阪で受け入れることによって、私たちのように被曝したものは更なる命の危険に脅かされるばかりか、今まで被曝していない大阪のこどもたちまで被曝させる危険があるのです。

大阪の人たちにまで、私たちと同じ苦しみを味わってほしくありません。

福島でも、原発は安全かのように言われていましたが、今回の事故によりたくさんの人が健康に被害を受け、
将来に不安を抱え続けることになりました。

大阪でも、瓦礫の受け入れは安全かのように言われていますが、それを鵜呑みにして受け入れたら、
福島の二の舞になってしまうと思います。

瓦礫の受け入れが、被災地の支援のように言われていますが、私はそうは思いません。
大阪で処理できるくらい安全な瓦礫なら、岩手で処理したいと陸前高田市長は言っています。
その方が被災地の処理業者が潤いますし、雇用が生まれるからです。

被災地の支援をしたいという気持ちには、とても感謝していますが、瓦礫の受け入れだけが
被災地の支援ではないと思います。

被曝しても死なない瓦礫を受け入れるより、いまだに被曝し続け命を脅かされている福島のこどもたちの
避難を受け入れること、その方がずっと命の方を向いた支援だと思います。

いまだに、福島に残るこどもたちはたくさんいます。
放射線管理区域以上の空間線量が存在する中を、放射能汚染された食品を食べさせられて暮らしています。

私たちが住んでいた郡山の学校では、避難したのはクラスで3人しかいません。
割合で言うと避難したのは一割で残り九割のこどもたちは残っています。

そして、郡山の学校給食では、去年高い放射能の降った土に育った米を使用したご飯や、
セシウムが18ベクレル検出された牛乳を使用しています。

保護者が、そうした給食を改善するように教育委員会や学校に働きかけても、
今までの業者との繋がりがあるからと改善に至っていません。

また、郡山のこどもたちが集団疎開できるように避難の権利を求める裁判をおこしましたが、棄
却され、控訴しているところです。

郡山の友人には、せめてこどもに給食の牛乳を飲ませないように、ご飯は安全な産地のものを
自宅で炊いたものを持っていくように頼みましたが、ムラ意識のせいか「みんなと違うことは、できない」と、
そういった防護すらできない状態です。

チェルノブイリ原発事故のデータから、被曝してしまったこどもたちでも、
安全な場所に短期間でも避難して安全な空気を吸い安全な食べ物を食べれば、
深刻な病気から免れていることが分かっています。

どうか、被災地に遠慮なく、震災瓦礫の受け入れ反対の声を上げてください。
そして、瓦礫の受け入れより、避難者の受け入れに目を向けてください。
いまだに、原発から20キロ圏内以外の放射能汚染から避難するための補償はされておらず、
それが経済的負担となり、命を救うための避難を妨げています。

瓦礫受け入れに反対して、避難できる安全な大阪を守っていただくことが、
福島をはじめとする被曝し続ける人たちの命を救う支援になります。

これ以上、福島の悲劇を繰り返さないためにも、大阪が汚染されないように瓦礫受け入れを防ぐこと、
よろしくお願いします。






岸和田で野菜を作っている方が「安心して食べられる野菜を被災地に送り続けることが自分にできる東北支援」と発言されました。

私には、何ができるのか・・・よくよく考えなければならないと思っています。

市のHP上の「東日本震災の瓦礫の受け入れについて」の記述が、先週末から変わっています。(議会答弁と整合性のない記述を改めるよう、再三申し入れてきました。)一部、大変わかりにくく、読み方によっては「とんでもない!」と思うところがあります。
「市民の不安、疑問に正面から答える」ことを行政に求めることが、まずは自分の役割です。

勉強会を終わって、コーヒー飲みながら参加した泉大津、和泉、高石の議員と意見交換をしました。

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「乳幼児医療費助成」が「子どもの医療費助成」に

2012-02-13 18:29:18 | 保育・子育て
きょうは、委員のひとりである産業厚生常任委員会協議会。

全国でも大阪府下でも、もっとも遅れをとった「子ども医療費助成」の対象を「通院・入院とも小学校1年生まで」引き上げるための条例改正が、まもなく開かれる市議会定例会に提案されることが、児童福祉課長の説明で明らかになりました。

昨年の3月議会で、府下、そして全国の動きを示し、「このままでは、若い世代、働き盛りで貴重な納税者の世代が、泉大津を離れていく」と主張しました。

ここ、数年の人口減少、なかでも30代、40代の年齢の転入・転出の動きを見ると、そのことが見えるのです。

ようやく全国・府下の最低レベルに追いつきます。

「乳幼児医療費助成」から「子ども・・・」に昇格した意味は大きい。

「子どもとは?」という質問をあえてしました。
児童福祉法で「児童」とは18歳未満。
「子ども」=「児童」とすれば、「子どものうち当面は小学校1年生までを対象とする」ということ。

「早期治療で重症化を防ぐ効果」「若い人たちにとって魅力あるまちづくりのメッセージとしての効果」等に着目し、何より「子どもを育てるのは社会の責任」という立場でさらに段階的に引き上げることを求めていきます。

国民健康保険料の限度額引き上げ、65歳以上の方の介護保険料の引き上げの2件については「委員会に付託し、慎重な審議を」と主張し、他の委員の皆さんの賛同も得られました。
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冬晴れ

2012-02-12 12:53:21 | 季節・花
真冬の晴れあがった朝の空気。

ピンと背筋が伸びるような気がします。

そう思えるのも、ようやくマスクをはずしたから。

一週間、風邪ひいてました。

風邪の治し方は、あったかくして眠ること。
一日一晩、しっかり休んだら治る・・・と、思いながら、そうもいかずに毎日マスクして、朝・昼・晩とフルで動いていたので、回復も遅くなりました。

いくつかの予定をキャンセルし、気になることも先送りし、その間は家にじっとしているよう心がけ、この時間に近づく議会の準備!と思うものの、活字を読んでも頭に入らず。

それでも、ぼーっとしている時間に、自分の中で『想い』が熟成される効果もあるような気がします。(何事もマイナスばかりではない!)

2週間前に相談のお電話いただいていた方、間で2回、お詫びの電話。
やっと、きょうお話を聞きに。

みなさんも、風邪をひかないようにしてください。
明日は所属している産業厚生常任委員会協議会。
そして一週間後は、定例会開会。
もう、風邪ひいていられません

ところで、ブログのテンプレート(背景のデザイン)換えたの、数えてみたらこれで7回目。7ヶ月目なので毎月のように模様替えしたことになります。
いろんなブログにおじゃましていて、ブログの主を知っているときは、デザインにやはり「その人らしさ」を感じます。極めてシンプルだったり、ややコミカルだったり。

私は、あきっぽいのかもしれません。
「変えすぎ?」と思いながら、でも桜の季節になったら、やっぱりブログの画面も「桜満開」にしたいなぁと・・・今から思っています。

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「原発が許されない理由」

2012-02-11 15:40:50 | 読書


昨日、大阪から近江八幡へ移動中に読んだ。


森下議員おすすめの一冊。
昨年、3・11以来、原発について断片的な知識、情報がイヤでも目にも耳にも入る。
「わかったような、わからないような・・」と思っている人にはぜひ、読んで欲しいと思う。
「そうは言っても、原発をやめるのは無理」と思っている人にも、読んで欲しいと思う。


表題に「子どもたちに伝えたい」とある。
ページをめくるごとにグラフや図表で直感的に「わかる」工夫。
漢字には、ふり仮名。
わかりやすい言葉。

おとなよりもずっと放射線に対して敏感な子どもたちが、自ら身を守ることができるように、そして次の時代を創る子どもたちが本当のことを知って、地球と人類の未来のために間違いのない選択ができるように。

原発の危険性を訴え続けてきた著者が、そういう願いをこめて渾身の力をこめて書き下ろしたことを思う。

福島第1原発を囲んで広く色づけられた地図。政府が時間をおいて避難勧告を出した地域、ずいぶんたってから「計画的避難地域」とした地域・・・それよりもずっと広い地域が放射能に汚染された「放射線管理区域」(私たち一般の人間はX線撮影など、特別なときに最小限の時間で立ち入る。放射線量が一定以上で法令で定められた区域)に匹敵するという。

「あとがき」より・・・
「・・・私たち人間が膨大なエネルギーを使ってきた歴史は、ほかの生き物を追いやり、地球の環境をことごとく破壊してきた歴史と重なります。長い地球の歴史からみれば、ほんの一瞬ともいえる時間のなかで、私たちはあまりにも愚かなことをやってきたのではないでしょうか。」

「あまりも愚かなことをやってしまった」とはいえ、「いまなら、まだ間に合うと信じています。」とも・・・。


著者;小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)
発行;東邦出版
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住宅リフォーム助成は一石?鳥

2012-02-10 23:25:20 | 活動報告
滋賀県近江八幡市の「住宅リフォーム助成制度」の詳細を勉強するために議員団3人で出かけました。

私は泉北水道企業団の議会が朝からあったので、お昼前に最寄駅の北助松から電車に乗って、近江八幡駅についたのは1時52分。駅からタクシーに飛び乗って(近距離でも嫌な顔もされず!)、約束の2時にギリギリ間に合いました。

他のふたりの議員は車で早く到着、ケーブルカーで山頂に。市内を一望したとのこと。

住宅リフォーム助成は、「住宅の改修工事を市内業者に発注したときに、自治体が工事費の一部を助成する」制度。
地域経済活性化に大きな効果があるものとして、全国自治体に急速に広がっています。

日本共産党はこれまで議会で繰り返し、実施を求めてきました。
残念ながら、大阪ではまだ実施している自治体はありません。

きょう訪ねた近江八幡市の特徴は、「工事費の15%、上限30万円」と補助率・額が大きいことに加え、特に高齢者(70歳以上)、障害者の同居する世帯では、上限の30万円は同じですが、補助率が50%と、特別手厚い配慮があることです。

今日も担当課の職員さんとともに、終始説明に同席してくださった川崎よしひろ議員(日本共産党)は、この制度の創設、充実、改善を議会で繰り返し求めてこられました。そうした議会での粘り強い提案、建築関係の業者・団体からの要望、そして市としても制度融資の申請状況から建築関係の事業者がリーマンショック以来の経済不況の影響を最も深刻に受けていると判断したことから、事業の実施に至ったとのことでした。

当初2003年から3ヵ年事業として実施、2008年に国の景気対策の臨時交付金を活用して再開、翌2009年からは国の資金はなくなりましたが市独自の予算で継続しています。
2010年度には、受付初日に徹夜組も含め、早朝から市役所前に長蛇の列ができるほどの盛況。補正予算を組んで申し込みをした全件に補助をしたとのこと。

2011年度も当初予算額からはみ出した分を9月の補正予算で対応。

市が助成した総額は2010年度では約7千万円、工事費総額はその約10倍。約7億円のお金が地域を回ったことになります。さらに、経済波及効果は20倍前後と言われています。

多くの仕事を受注することで「人手が足りずに新たに職人を雇った」、個人の大工さんも「仕事がなく廃業も考えていたが、続けることができた」と雇用効果も生まれています。

これだけのお金が現に動き、経済波及効果も明らかなことから、市の税収にも確実に好影響があると考えられます。

高齢者の住まいの段差解消などに介護保険を使えるのは認定を受けてから。それ以前にバリアフリーの工事をすることで、介護が必要になることを予防する効果も生まれます。

工事内容は「トイレ、風呂、キッチンなど水周り工事」が多いとのこと。下水道が整備された地域でも、水洗化工事には多額の費用がかかるため、なかなかすすまない実情がありますが、水洗化の促進にも役立っています。

担当の職員さんは「こんなに市民に感謝される仕事は初めて」と言っているそうです。

地域経済の活性化、雇用効果、市税収入増、高齢者や障害者の生活支援、水洗化の促進・・・など「住宅リフォーム助成」は一石二鳥どころか、ナン鳥にもなる事業であることを確信することができました。
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雪の日

2012-02-09 20:09:43 | 大きくな~れ


真っ白な雪の世界に歓声。



モップにぎってお掃除。
おとなのすることは、何でもマネしますね。

1歳4ヶ月。
朝から晩まで、次々と「おもしろいこと」を探して忙しく動き回ります。
でも、母親の姿が視界から消えると心細くなるのは相変わらずのようです。
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消費税増税ストップ!・・・その向こうに続く道

2012-02-08 21:53:05 | 日本共産党
日本共産党の志位和夫委員長は昨日7日、記者会見、「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開へ」を発表しました。

全文はコチラを。

第1段階は、「構造改革」の名でボロボロにされた社会保障を「再生」する。
議会でも何度も取り上げてきましたが、絶対に払えないほど高い保険料、年金額を上回る医療費負担、税と社会保険料が貧困・格差を拡大するなど、社会保障はまさにボロボロ。およそ憲法でを保障した国にあってはならない事態になっていること。
「社会保障再生計画」を作成、2010年代末までに達成。

第2段階は、ヨーロッパの多くの国であたりまえになっている、医療・介護の無料化など。憲法が約束した「健康で文化的な生活」が、ようやく全ての国民のものに。

各論でそれぞれの段階で実現すべき課題とそれに必要な財源の根拠を具体的に示しています。

今朝の新聞、赤旗日刊紙で読んで、すっきり「道筋」が見えたという気がしました。

今、国民の世論は「消費税増税反対」が過半数。
各党そろって、「増税」の大合唱、マスコミも「増税しかない」と後押しするなかで、多くの国民が「それでも反対」の声が上回っています。

しかし、一方、多くの方から「増税はイヤだけど社会保障の財源に消費税アップはしかたない」という声をお聞きします。もし、あなたがそう思っておられるひとりなら、ぜひご一読ください。





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命の値段

2012-02-07 17:32:00 | 社会保障
70代のご夫婦です。

夫の方が倒れて入院。一命はとりとめたものの、入院は長期になる見込み。
これまで夫婦あわせて、約20万円の年金で暮らしてきました。

夫の入院費用が、後期高齢者医療の1割負担と食事、おむつ代などで月に10万円以上になります。
家を売ってそれをこれからの医療費にあてるつもりで、URの賃貸住宅に引越しされました。

「売る」といってもそんなに簡単ではありません。

その決断、引越し、諸手続き・・・小さなからだで72歳の奥さんがその荷を背負っておられるのは痛々しい。弟さん夫婦が親身になって援助されているのが救い。

「命はかけがえないもの」という。
「命はお金で買えない」という。

しかし、生き続けるためにはお金がいります。
医療費を払うために、住み慣れた家を売るしかなかった。


10年ほどまえなら、「住民税非課税」となった年金額です。
もっと前なら、「非課税世帯だから申請すれば医療費はゼロになりますよ」と言えたものです。
公的年金控除の縮小、高齢者の非課税措置の廃止で「課税」となり、保険料、医療費の「雪だるま式負担増」が、おそいかかった世帯です。

「世代間の公平」などといってこういう方にも、消費税の増税をおしつけますか?
糖尿病を患う72歳の奥さんの医療費を、今の1割から2割へ・・・こんなことをするのですか?
きょうまで、つつましく暮らし、働いて、税金を払って、この社会を支えてきた人たちからこれ以上何を奪おうというのですか?






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保育所が足りない!

2012-02-06 18:00:50 | 保育・子育て
「保育所、入所内定通知が来ました!」と1歳、3歳の子のおかあさんからの電話。

当然のことですが、「市会議員に頼んだから」と言って保育所に入れるものではありません。

私にできるのは、情報提供と自分の経験に基づくアドバイスだけです。

そのお母さんは、地元の保育所に入所を希望して、第1、第2希望ともに「定員いっぱいで無理」という市役所の返事を聞き、困っておられました。

今、午後だけのパートに行っています。
子どもさんにお昼ごはんを食べさせ、夕方までおばあちゃんにふたりをみてもらっています。
おばあちゃんも、介護が必要なくらい体が不自由。今の状態では、午後4時間のパートが限界。声をかけ、相手をすることはできても、走り回る子どもたちの安全が守れる状況ではありません。

少し遠くても、ふたり一緒に入れる可能性のある保育所があるかどうか?
あるなら、希望を変更し再度申請することをすすめました。



私が初めて2歳の長女といっしょに保育所の門をくぐったとき。
自宅から保育所まで、かなり離れていました。
そのころは、車にも乗らなかったので、毎日の送り迎え、特に昼寝のふとんを持ち帰るときは大変でした。

でも、遠いことは悪いことばかりではなく、夕方の保育所からの帰り道は、楽しい親子のふれあいの時間でした。
夕焼けの空を見上げながら、子どもたちはその日のこと、おしゃべりしてくれます。

次女4歳のある日。

「おかあさん、きょう虹見た?」
「見たよ。Mちゃんも見てるかなって思いながら見たよ。」
「あたしも、おかあさん、見てるかなって思いながらみたよ」

大きな虹が空に橋をかけた日の夕暮れでした・・・。


私は、そのお母さんにいいました。

遠くの保育所に小さな子どもをふたり、自転車で送迎するのは大変だけど、保育所には、子どもたちが安全に楽しく過ごせる部屋があり、庭があり、友達がいて専門の保育士がいる。

保育所に通うことで、1日の生活のリズムができる。

保育所に入れたら、朝から夕方の仕事に変われる条件ができる。
そしたら、いずれ地元の保育所に移れるかもしない。

「子どもたちが、育つために一番いい環境を」と言えるのは、今、保育所がそういう場所であるからです。

今、政府が打ち出している「子ども・子育て新システム」は、それをずたずたにしてしまう心配があります。

営利目的の企業の参入も認める。
保育所の入所は「保護者と施設の直接契約」。

介護保険の導入のときに、たくさん参入した事業所が、あっというまに撤退していきました。
「もうからない」となれば、さっさと引き上げていく。(利潤追求の企業であれば当然です。)そいうシステムに、子どもたちを巻き込むわけにはいかない。

子どもたちの健康な育ちには、しっかりと自治体が責任を持つ仕組みを作ることが必要です。






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89歳のパスポート

2012-02-05 11:33:11 | つぶやき
「電話で介護」というお話をお聞きしたことがあります。

九州で一人暮らしのおかあさんに、毎朝決まった時間に電話、「昨日は何を食べた?」という日常の会話。「今の私にはそれしかできないから」とおっしゃるその方も、少し体に不自由を抱える70代。おかあさんは90代の「老々介護」。

決まった時間の「おはようコール」は生活のリズムになり、言葉を交わすことで元気の素になっていることでしょう。

「見習いたい」と思ったものですが、私が母に電話するのは、1ヶ月に1度くらい?

その日も、何気ない会話のあと、母が言いました。
「3月にハワイへ行くことにしたわ」

毎年秋に、母を含めて5人の兄弟姉妹は2~3泊の旅行を楽しみます。
「来年はどこへ?」という話のなかで、「温泉もあちこち行ったし、いっそハワイでも行ってみない?」と、最年長の母の提案に「飛行機はこわい」「外国はめんどう」と妹弟、そろって却下。
その話を聞いた兄が出資して、付き添いはふたりの兄の、それぞれのお連れ合い。

世間では「嫁姑」という3人の仲良しハワイ旅行が3月下旬に実現するそうです。

今年90歳になる母は、70歳を前にリューマチを発症。一時期は歩くことどころか、「寝返りもできない」ほどの時期もありました。
「介護認定」は「要支援2」。
信頼できるリューマチの主治医、あたたかいスタッフの見守りがある「高齢者共同住宅」での暮らし、「自分でできること」はしながら無理せず公私の支援を受け、この20年、暮らしてきました。

住んでいるまちの「9条の会」の呼びかけ人にもなり、お呼びがかかれば戦争体験を話すこともあるようです。絵を描いたり、編み物をしたり、太極拳もします。

適切な医療と介護、そして見守り支える人間関係が、母の「幸せな高齢期」を支えています。それを可能にしているのが、母自身の暮らしを支える年金です。

母が幸せであることは、私の幸せでもあります。

全ての高齢者は、母と同じように「幸せな高齢期」を生きることが保障されなければなりません。

「パスポートは『十年』にしたの?」と聞いたら「『5年』にしといたわ」と笑ってました。
5年後に母のパスポートの更新がありますよう。



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「地球を活かす 市民が創る 自然エネルギー」

2012-02-04 21:13:08 | 読書


3日に岸和田・浪切ホールで行われた「9条の会・はんなん」主催の講演会で著者の話を初めてお聞きした。

本書で紹介されている事例は、ほとんどが当日の講演の内容と重なる。
講演を聴いて、初めて知ったこと、「なるほど!」とあらためて納得したこと、「そうだ!!そうだ!!!」と勇気が湧いたこと。
たくさんありました。

「知る」ということが、「行動」の力になるし、中途半端ではなく「正確に知る」ことで、自分だけの知識ではなく人に広めることができます。

だから「きょうの話は誰かに伝えたい」と思い、帰りに書籍販売で2冊の本を買いました。そのうちの1冊です。「アタリ!」でした。

日本には油田はないが、温泉はある。
地熱発電の可能性の宝庫だということ。

日本と同じ、火山国、地震国のアイスランドでは、地熱発電が総電力量の27%を占め、地熱発電と水力発電で電力のほぼすべてをまかなっているという!

しかも、「世界最大出力の地熱発電タービンを作っているのが、日本の富士電機システムズ、世界の地熱発電の30%を占めるのが三菱重工の発電機、25%は東芝・・」など、地熱発電の技術も世界1だという。

地熱・水力・・・など自然エネルギーは、「地産地消」で地元に雇用を生み出し、地域経済活性化の力にもなる。

世界の国々で、そして日本の小さな村で、自然エネルギーを活かして、国づくり、まちづくりをしている。

今、ここでできることを始めよう。
心からそう思いながらこの本の最後のページを閉じた。

「今回の大地震と原発被害を私たちの社会、いや私たち自身の生き方を変えるきっかけにしよう。そうでなければ、津波にさらわれた無念のままに亡くなった人々の命は活かされないではないか。」(本書「おわりに」より)



著者;伊藤千尋(朝日新聞記者として世界68カ国を現地取材。現在『be』編集部所属)
発行;シネ・フロント社
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育ちあう教育

2012-02-03 11:49:00 | 保育・子育て
読者の皆さんにはこれから届ける「大阪民主新報」2月5日付け。
私の手元には、木曜日に届く。

渡辺元さんという方の手記が掲載されている。
肩書きは、子育て教育八尾市民会議代表・元小学校教員。

「私が教員になったのは、1950年・・・」という書き出しからすると、80代半ばの方でしょうか。

うなずきながら、共感しながら読みました。

「憲法と教育基本法」で教師としての一歩を踏み出す新任研修を受け、「戦争で荒れた国土で食糧事情が悪く、日本全体が下痢気味だった。」という環境のもと、それに負けない子どもたちのたくましい成長が目に浮かぶような・・・・。

「子どもは、みんなでいっしょに納得し合ったときには、『おまえもわかったか!おれもわかったぞ』と花の笑顔を見交わすものだ」

「子どもは“おどし”や“みせしめ”では育たない。子どもの人格は、『納得』の笑顔を見交わしたときや“読み・書き・計算”の腕前に自信を持ち合ったとき、クッと育つ。さらに発言の自由を育てると、子どもは根っこから発達して、しなやかに育つ」

「橋下徹氏は“テストで追いたてないと、子どもは勉強しない”と考えておいでのようだが、そんなに子どもを軽蔑してはいけない。また橋下氏は、首切り条例でおどして言うことを聞かせようと、考えておいでのようだが、学びの庭へ土足でふみこんではいけない。」

手記の一部だけを引用することは、筆者に大変失礼なことかもしれません。
自分の胸に刻んでおきたい言葉なので、ここにしるさせていただきました。

「テストで追いたてないと子どもは勉強しない」と思っているのは、橋下氏だけではないのでは?と思います。
子を持つ多くの親が、そう思い込まされてきたのではないか?と。
だから、維新の会の「教育基本条例」でも、「それで子どもたちが勉強してくれるなら・・」と期待をする声があるのも事実です。

かつて、子どもたちの「算数・数学教室」を自宅で開いていたことがあります。
「どの子にもわかる喜びを」と願う仲間たちが立ち上げた指導者の会は「数学で育ち会う会」と名づけられました。
その会の設立と教材つくりに参加したことは、私のかけがえのない宝です。

子どもというのは、好奇心のかたまりで、「知りたい!」「わかりたい!」と毎日、うずうずしていること。
「わかった!」「できた!」という喜びと自信が次なる課題に挑む力になること。
自分だけでなく、友達が「できた」ことを、心から喜びあうものだということ。


子どもたちの「花の笑顔」についての「いい話」を、語り広げたいと思います。
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パブリックコメントを「名ばかり」にしないために

2012-02-02 11:20:02 | 市政&議会報告
昨日「第3次障害福祉計画案」のパブリックコメント実施について障害福祉課長から説明を受けた。

パブリックコメントは、昨日から始まり2月末まで受け付けている。
「始めるまえに、所管の産業厚生常任委員会に所属する議員には説明を」という「ご配慮」のようで、31日にわざわざ、課長さんから自宅に電話をいただいた。

「パブリックコメントの実施について、広報紙で事前の予告がありましたか?」と尋ねた。「確かなかったのでは・・・」と思いながら。
「していない」とのこと。その理由、「国の指針が出たのが12月・・・」

障害者福祉の自治体の施策が、国の制度変更に翻弄されているのは事実だ。
しかし、市の「計画」の見直しの時期に、「市民の意見を聞く」のなら、そのことを広報紙で事前に知らせることができない理由に「国の指針が・・・」というのは全く理由にならない。

パブリックコメントの実施のお知らせは市のHPだけ。

「市のHPでお知らせしている」というのが何をさしているかといえば・・・
「市民の声」というページ⇒「パブリックコメント」⇒「今実施中の・・・」を開くとと出てくる。

または、トップページの隅の「各課の情報」から、ず~っとたどって「障害福祉課」の中を見るとそこにある。

以上の経路で「障害福祉計画」のパブリックコメントにたどり着くのは、かなりの偶然の積み重ねだ。

「新着情報」にも「高齢者・障害者の福祉」のページにも「計画」については何にも記載がない。
(・・・ということを指摘し、今日確認したら載ってました。早速改善していただいたようです。ただし「新着情報」の一覧をクリックしないと出てこない。)

市のHPの「市民の声」⇒「計画・資料」というページがあるが、「計画」が漏れなく掲載されているわけではない。
「障害福祉計画」の現行計画もどこにも掲載されていない。「現行計画」を知らせずに、どうしてその「見直し」についての意見が聞けるのか?(この点も、今日現在改善されていました。「高齢者・障害者の福祉」のページに「第2次計画」。ただし「計画・資料」にはありません。)


介護保険事業計画のパブリックコメントは12月28日、年末の仕事納めの日から1月20まで。
やはり広報紙での事前予告はなし。

明日、審議会が開かれる「環境基本計画」案には「1月にパブリックコメント実施」とあるが、いつ始まっていつ終わったんだろう?
広報紙もHPも、かなり隅々まで見ているつもりだが、気がつかなかった。

ほとんどの市民が、気がつかないうちに始まって終わる。
それで「パブリックコメントやってます」といえるのだろうか?


「政策決定の過程で市民の意見を」という理念はいいが、魂が入っていないと思う。
「この際に、できるだけ市民の皆さんの声を聞き、計画に盛り込みたい」という気合は感じられない。

どうやって魂を入れるか?
具体的な提案をしていきたい。
実施前の説明会の開催、パブリックコメント実施の事前予告は最低限、必要ではないかと思う。


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「教育基本条例」・・・一番の被害者は子どもたち

2012-02-01 22:31:37 | 活動報告
教職員組合などが呼びかけた「教育基本条例」の学習会に参加しました。

講師は大阪府教職員組合の小林書記長。

資料で「各都道府県の少人数学級の状況」の一覧がありました。
橋下前知事は「少人数学級で学力なんか向上しませんよ」と言い放ち、就任早々、長年の運動でやっと実現したばかりの「小学校1、2年生の35人学級」も、やめようとしました。
府下のPTAのみなさんが一気に署名に取り組み、かろうじてこれは断念させたとはいうものの全国に比べれれば、大阪の少人数学級は最も遅れをとっています。

「どの子にも、行き届いた教育を」と願うなら、先生を増やして、きめ細かい指導ができる環境を整えること。
それこそが、行政の責任なのに、それには背を向けたまま、子どもを競わせ、「学力テスト」の結果を公開・・・。

犠牲になるのは子どもたち。特別支援学級の担任の先生が「配慮の必要な“不安感を抱える子ども”が増えている。一斉学力テストの結果を学校ごとに公表し、競わせるようなことをすれば、そういう子どもたちがどうなるか・・・」と発言されたのが、心に残りました。

学習会の最後に、みんなで子どもたちが豊かに育つ教育環境を守るために力をあわせること、教育基本条例の制定に反対する地域連絡会を作っていくことを確認しました。
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