網張温泉 5

そんな訳で長らく引っ張った網張温泉もたぶんこれでネタ切れであります。

いや、銀河高原ビールやアッチとコッチのレストランでまるで味の違うカレーの話しなどを針小棒大にナニすればまだまだ行けると思うんですが止めておきます。

と、言う事で最後はスキー場の話しであります。



日曜日　雪混じりの曇天でありました


月曜日　ムフフ快晴　最高の天気でした


朝日を観ていたらダイヤモンドダストが

アレです・・・網張スキー場はホントに上手い人が多いのであります。
練習している人の中にはデモ選とか技術選を全国レベルで狙っている人かと思う人が滑って居る訳でして、流石に岩手の網張であります。

で、このスキー場・・・うっかり初心者が来てしまったらたぶん泣きを見ます。
自分は初級者でアレなんですが状況を知らずにリフトを乗り継いで一番上まで上がってビックリであります。
どこを滑っても必ず30度前後の斜面に出会すのであります。
いや、迂回路らしい物も無くドーしても避けて通れない感じであります。
まっ、だからこそ選手クラスの人の練習場になっているんでしょうけれども。

で、午後から滑り出した自分は雪面のワイルドさにも驚きました。
傾斜が急なんでエッジングで雪面が掘れていると言いますか、要するに凸凹なんであります。
いや、ほど良い傾斜の斜面でここは１発ロングターンを爽快に決めて、ナンて思ってスピードを出して突っ込むとギャップに叩かれ板がバタバタと暴れて難儀しました。

とは申しましても朝一ならビシッと均された雪面を軽快にかっ飛ばせます。
だからでありましょうか、朝一の８時半にリフトが動くと同時に滑り始め11時過ぎには引き上げて行く人が沢山見られました。
シニアの3時間券なら1500円ですからそこら辺も関係しているのかと思いますが。

で、古式ゆかしい昔風の施設である網張スキー場のリフトはシンプルなペアリフトだけであります。
今時の軟弱なスキーヤーを想定していない質実剛健なペアリフトが4基・・・それの一番長い第二ペアリフトは1060メートルの距離があります。

いや、皆様、氷点下10度の雪模様の天候で7～8分もリフトに座っているのはけっこう忍耐の要る修行でありまして身体は心底冷えます・・・（一番最初の写真がそれです）


さて、一番下のお写真は小さいと分からないんですがダイヤモンドダストを撮った訳です。
朝日の時刻に外を見ていたら白い物が舞っていたんであります。
最初は雪かと思ったんですが空は快晴で・・・あっ、ダイヤモンドダストだと気づいた次第であります。

氷点下10度以下で見られると言うんですが、ただでさえ気温の低い岩手県の標高約1000メートル付近、で、放射冷却が起きる快晴の夜明け頃と、条件が揃ったんでありましょう。

まっ、自分の写真じゃゴミにしか見えないと言う感想も否めませんが・・・まっ、紛れも無いダイヤモンドダストであります。

と、言う事で・・・網張温泉　完　であります。

軽ワゴンで高速道路

網張温泉に宿泊しスキーを楽しんだ一泊二日。
楽しかった、美味しかった網張、最後のネタでまとめを徒然なるままに・・・。

まず移動に使った車の事を少し。

網張温泉往復の距離は420キロ・・・片道180キロが高速道路であります。
いや、軽トラでの長距離が意外と楽だったのでこの度の軽ワゴンもそこそこ行けるだろうと思っていたんですが・・・嬉し恥ずかし・痛し痒し？

いや、なんぼターボを付けたとは言え元は660CCであります。
1屯の車体を64馬力で引っ張るのは大変なんでしょう。
走る事はそこそこ走るんですが回転を上げないとダメなんで燃費が悪いんであります。

以前の車は2000CCにターボ、で280馬力・・・高速の時速110キロは2000回転で一番燃費が伸び、平均で14キロは出た訳です。

しかし非力な軽ワゴンの時速100キロは4000回転で、燃費は10キロほどであります。
しかもトルクピークの3000回転を超えているのでここから踏み込んでも加速は期待できません・・・要するにもはや限界に近いところな訳であります。

試しに100キロから踏み込むとキックダウンしてエンジンは唸りますが速度メーターの伸びは緩慢であります。
タコメーターの針だけが上がり速度は伸びず、燃費を悪くするだけの無駄な作業で有りました。

しかし、驚いたのは静粛性であります。
回転を上げて唸らせた時を除く100キロ巡航では普通に静かに走るのに驚きました。
まっ、それでも上り坂で流れに遅れまいとして加速を試みればそれなりの音を出すんですが。

この車は車高が190センチもある訳です。
なので正面からの空気抵抗で燃費が落ち、横からの風では車体が振られ落ち着きは期待できません。

ナンと申しましょうか・・・高速に慣れていない人やいろいろな車に乗って変な癖の有る車を経験していない人には恐怖の車かも知れません。
いや、そこまでの振れは無いのですが人間感の覚は鋭いので敏感に感じ、ナント無く怖いと思う人は多いかも、であります。

まっ、フルタイム四駆なので後輪駆動で走る軽トラよりは前々横風に強いんですが背が低くてワイドとレッドの車に慣れている人には異質な車で有りましょう。

さて、まとめますと・・・高速は苦手であります。
ノンターボの軽乗用車にも道を譲りながら走る車であります。
なので追い越すのはトラックばかりであります。

で、長い上りが続くとアクセルを踏み込むので燃費が見る間に落ち心痛い、し、財布も痛い、であります。
いや、ジワーッと踏み込んで行けば120キロ位までは上がりますし速度の維持も出来ます。
が、ここでも恐ろしいほどの燃費の悪さを覚悟しなくてはならない訳で実用的では有りませぬ。

と、言う事で・・・高速は90キロの低速走行が出来る人なら問題無し、で、場合に拠っては少し急ぐ事もある、ナンて人には徹底して不向きな車であると思います。

私は久しぶりに後ろばかりを見る運転にけっこう疲労しました。

車検が終わる頃には買い替えかな？　と・・・お金も無いのに思ったと言うお話しで有りました。

脱力状態

只今9時44分・・・予定ではスキー場に居る時刻ですが自宅の物置小屋でPCの前に座っております。

やる気・体力・お金・・・全て消耗した感じでして、こんな日はあの人のマネをして～眠るのが　眠るのが良いでしょぉ～　と、布団の中で愚図ぐずしておりました。

金が無くなると意欲も消える！　これ、防衛本能かも知れませんぜ・・・たぶん。

いや、遊びたくても資金的に厳しくなるとドー言う訳か体力と気力が落ちて否応無しに加減されちまう訳であります・・・まっ、私だけのアレかも知れませんが。

これ、精神構造の弱い私の防衛本能で・・・身体を動かなくする事で金が無い事の虚しさを感じずにやり過ごす防衛手段なのだと解釈しております。

人と交わった後と言うのは何故か懐と唇が寂しくなる・・・私だけですかね？


午後からは動き出そうと思うんですが尻に根が生えて椅子とケツが離れませぬ！

いや、一泊二日で走ってきた岩手県の道路の融雪剤の濃さはハンパ無く、黒い車が塩を噴いて白くなっている訳です。

なにせ塩なので洗って落とさないと車が痛んじまいます。
特に下回りを洗わないと錆だらけになって泣く事になりますから。

ああ　銀行に行って通帳の記入をして来なくては・・・残高が無いのは分かっていますが、せめて内訳を確認して散財の顛末を納得したい訳であります。


武田鉄矢の母ちゃんは言いました・・・人間働いて　働いて　働き抜いて　遊びたいとか　休みたいとか思ったら　一度でも思ったら　はよ死ね　それが人間ぞ　それが男とこぞ・・・と。

私しゃ遊ぶ為だけに生きて来た訳でして、働くのは遊ぶ資金調達の手段でありました。
武田鉄矢の母ちゃんの言う事だと私しゃサッサと死んじまわないとダメな人間なんですが・・・思ったよりも年金も少なく、ひもじくても良いから暢気に生きたいと言うささやかな願いも叶わない雰囲気の老い先であります。

まだ働くんですかねぇ～・・・死ぬまで働くんですかねぇ～？

いや、死ぬまで働ける環境が有るかドーか？　無いな、たぶん。

まっ、先の事は考えても仕方が無いので忘れたふりをしてやり過ごそうと思いますが・・・ここ、大事な事なんでスゼぃ、じつわぁ～。

さわらぬ神に祟りなし・・・ってご存知ですよね？
この場合の「さわる」は意識の事でありまして、貴方も私も好きじゃ無い「貧乏神」・・・貧乏を嘆いたり苦にしたりすると喜んで祟る訳であります・・・いや、これホント！

貧乏神や疫病神・・・受け流すのが一番であります。

とは申しましても、喰って行かなくちゃ死んじまいます。
雪解けも近い事だし、そろそろ植木屋も始動しますかねぇ～？


庭の柿の木に来た　アオカワラヒワ（雌）？


いや、久しぶりに物置部屋でまったりとしていたら庭の柿木に小鳥が入れ替わり立ち替わり来る訳です。
しかしどれも忙しく跳ね回ったり飛び移ったりで撮らせてもらえません。

アレです・・・サッシのガラス越しに1200ミリ手持ちの無茶撮りですので推して知るべしであります。
しかし・・・こう言う時間って必用なんだろなぁ～と、小鳥を撮っていて思いました。

スキーに入れ込んだ二ヶ月半・・・そろそろ春だし、そー言う事なんですかね？

季節の移り変わりって人の気持ちも変えるんだなぁ～　ナンチャって。