じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

日帰りツーリング

2018-08-11 17:30:20 | 日記的雑談
今日はお休みでした。
と、言う事で、先日台風襲来で流れた「カブのタイヤ交換」を決行した訳です。

とは申しましてもやったのは自分ではなく盛さんなんですけど。

盛さんは元プロだから30分で前後をやれると豪語したんですけど結局は50分掛かりました・・・それでも自由分早いんですけど。

でも、見ていて少し淋しかった・・・タイムアタックに余念が無く、折角外したのに掃除してくれないし、たまに力技で小傷を作るし。

まっ、どーせ冬までにもう一回換えるでしょうからそん時はじっくり手入れしてやりたいと思います。

で、今度入れたタイヤは天下のミシュランでありまして、タイヤのパターンを見ただけで徒者では無い、と分かるそれであります。

いや、いつものIRCタイヤは前後で4000円程度なのにミシュランは6000円もする高級タイヤ・・・悪い筈が無い、と言う先入観で乗ったからから、もー別次元の乗り味でありました。

なんと申しましょうか・・・しっかり感が強く、食いつきが良いのであります。
なので倒していってもクニャっと言う感じがせず安心してコーナーに突っ込めるんで有ります。

いや、350CCのエンフィールドを追いつめるまでは行きませんでしたが、殆ど離される事無く追随できたのは感激であります。
ナンたってカブは110CCですから、緑枠付きナンバーのバイクを追えるなんて凄い事であります。

アレです、加速では完璧に置いていかれるんでコーナー勝負であります。
早く突っ込んで速く回って立ち上がる・・・であります。
幸いコーナーは40~50の勝負が多くカブッチの3速がピッタシはまる訳です。

で、トップエンドは90キロ・・・そこからギリギリまでブレーキングを遅らせ気合いで突っ込んでマクルのであります。

と、書くとまるでレースのようですけれども、盛さんが乗っているエンフィールドと言うバイクはインド製のボロバイクでして、そもそもスピードも出ないしブレーキも甘いし、で、実力は125CCの実用車程度なんであります。

なのでお話はすべて法定速度以内で道路交通法を遵守した走りの中の妄想であります。

さて、何処へ向かっていこうか? と、盛さんに言うと、漠然として南川ダム経由で加美町の方へ、なんて言う訳です。

ンじゃぁ、と言う事で鍋越峠を超えて山形県は尾花沢に行って美味いそばでも喰うべ、と提案し、峠道へ行った次第であります。

と、言う事で、峠道を軽快に飛ばして・・・の筈だったんですが、鍋越峠の下りに入ると微妙に遅い軽トラに前を塞がれ苛々モードで尾花沢に入った次第であります。


尾花沢市 柏谷 天ざる 1400円

いや、尾花沢に着いたらキッチリと昼飯時になった訳で、ンじゃぁ、と言う事で目の前にあった街の食道へ。

そしたらナントぉ~・・・「尾花沢そば街道 四番所」と名乗る名店だった訳で、さっそく天ざるをいただいた訳であります。

で、そのお味は・・・ぜんぜん山形らしく無い、白くて柔らかくて腰のある更科系でありました。

いや、板蕎麦は別に有りまして、そっちの固いのが好きな人は板そばを食べれば良い訳でして、私しゃ山形で更科系も有りだと思いました。

で、盛さんはざる蕎麦にゲソ天を頼んだんですが・・・いや、ハッキリ言って海から遠い盆地の蕎麦屋でエビ天を喰う必要は無い訳でして、盛さんが食べていたゲソ天の方が随分美味かった訳です。
いや、不味いんじゃ無くて普通なんですが、山形はゲソ天が美味いんですね・・・これからはざる蕎麦とゲソ天で行こうと心に決めました。


尾花沢市民の憩いの場 徳良湖

アレです・・・そばを食いながら帰り道を相談すると盛さんが「13号とか48号とか面白く無ぇんでねっ?」と宣った訳です。

「ンだらば銀山温泉回って山の中抜けるすか?」と提案した訳です。
するとスマホで何やら検索していた盛さんが「徳良湖温泉 花の湯さ入って行くべし」と提案して来た訳です。
そして帰り道はもう一度峠を攻めっぺし、と。

それで行ったのが徳良湖と、その湖畔の徳良湖温泉だった訳であります。


質素な入り口ですが中は充実

いや、徳良湖温泉、大したもんであります。
何が大したもんかって・・・中に今時の横綱や大関の色紙がずらっと列んでいるのであります。

アレです・・・巡業に来た時に徳良湖温泉に浸かって行ったんだそうで、そん時に貰った色紙だそうであります。
日馬富士が居たんでアレより前と言う事ですかね?

で、温泉なんですが、加水・加温無し、と謳う泉質は、アルカリ泉のとろみがまろやかな美肌系の温泉で有りました。

いや、貴方・・・たった350円って、安いですよね。
山形の公共の温泉って宮城と比べたらほとんどタダみたいに安いんで有ります。

で、私も盛さんもお風呂用タオルなんて持っていなかったんですが、私はバイクのシート下のクッションにしていたタオルが有るし、盛さんはツールボックスの中にウェスがあったんでそれを使った次第であります。
いや、最初にちゃんと石鹸で洗ってから使いましたから油とか出しませんでしたから・・・。


イチゴミルク かき氷 250円

いや、徳良湖温泉ではのんびりしました。
風呂に入ってかき氷を食べ、お土産にまんじゅうなども買い求め、すっかり旅の気分で有りました。
日帰り温泉のツーリングなんて舐めてましたけど、やっぱし良いもんでありますね。

とは申しましても帰り道が寒く無いから良いんであってバイクで風呂が出来るのは今だけであります。

往復で180キロ程度のミニツーリングではありましたが、とっても楽しかった訳であります。

そっかぁ~・・・これからはこの手の楽しみ方が私の主流になるのか、ナンて事を思った本日で有りました。



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