お盆の真っ只中の本日、皆様におかれましては如何お過ごしでありましようか?
なにっ? 水害が迫っていてふざけている場合では無い、ですと?
それは災難ですね・・・と、マジで被災してる人には言えない話であります。
が、朝からずーっと大雨情報一点張りのテレビのニュースを見て思うんですが・・・マジでガチの被災者や避難者はテレビのニュースなんぞ見てる余裕は無いだろうな、であます。
恐らく、なんの危険も危惧も無い対岸の火事の見物者が画面の様子を見てあれこれ思うのが関の山と思うんでありますが、どーなんでありましょうか?
あれ、お盆の仕来りで迎え火と送り火なんてのが在りますが皆様のお宅はどんな塩梅で在りましようか?
その昔、自分が子供の頃のお盆と言うと、お盆用の茣蓙を敷きお供え物を置き、茄子の馬を飾り、灯篭なども添えられていたと思うんで在ります。
で、13日の夕方、提灯を持ってお墓にご先祖様をお迎えに行って家まで連れてくるわけですが、なにせ子供だったのでお墓に行くのが怖くて駄々をこねたもんでありました。
で、愚図る自分に父ちゃんが、帰りにキャンデー買ってやっからよ、と上手いこと言って連れて行くわけですが、行きは人気のある道を通って行くのに帰りは裏道でアイスなんか買えやしねぇ・・・父ちゃんの罠に嵌っていたのを思い出します。
いや、この役目は父ちゃんと長男って決まっているらしく、姉が言ったことは無かったのであります。
そーだ、茄子の馬の作り方も父ちゃんに教わったのでありました。
と、言いましても大したことでは無く、竹を割って竹ひごを作って足にし、トウモロコシの少し黒くなった髭を畑からむしってきて尻尾にすると言う簡単な工作であります。
送り火は、たぶん15日の夜だと思うんですが、やっぱし提灯を持ってお墓まで行き、念仏を唱えていたと記憶しています。
どーなんでありましょうか、今時は○△□霊園なんて集合団地的お墓が多いのでお迎えに行くったって容易じゃないわけで、こんな風習はど田舎に残るのみと思うんですが、まっ、いいでしょう。
まっ、そもそもお盆って行事が御釈迦様由来のものでは無かったと言うことなのでナニなんですが、今更そんなことを宣っても詮無いことなので、まっ、いいでしょう。
一昨日のニュースで恐縮なんですが、景気の良い話って韓国がらみしか無くて、日本のだとワクチン射ったけどコロナで死んだ、とかで面白く無く取り扱い不可な感じなのであります。
そーですか、韓国経済の頼みの綱であるサムスンとSKハイニックスが重症ですか・・・まっ、どーでも良い話であります。
さて、ニュースにネタが無いのでお盆絡みのそっちの話でもしますかね?
あれです、坊さんに権力と言いますか、それなりの役目を背負って民百姓を纏めるようになった一因に「寺請証文」ってのがあったと物の本に書かれているわけですが、それはお寺が「この者はキリスト教徒では無い」と証明したことだそうであります。
いや、これを書いてもらうとその寺の檀家ってことで、もはや逃げたり隠れたりは出来ずに盆や彼岸その他の法要を避けて通れなくなったので在ります。
あれです、今と違って改宗や寺を変えるとか墓を移すなんてのはご法度でして、言って見れば役所の下請け的存在で民百姓を管理していたのであります。
なんと申しましょうか、日本的葬式仏教が成立したのも同時期ってことで、寺や坊主が栄えたのと時の権力の癒着は、各地に残る立派な寺とその背景を見ても歴然としているわけであります。
あれ、有名な寺など見ると、歴史と文化財的な価値を大いに認めますが、そこに本来の仏教的アレを感じることは殆ど無いのでありますが、まっ、いいでしょう。
どーも冴えない今夜であります。
ネタも無いし、尻切れですが終わりにしますね。
と、言うことで、皆様と自分の明日がそこそこ良い日でありますように願いまして、おやすみなさい、と。