2021年7月21日(水)晴れ
そこに行かなければ見れない大きな景色!
ドーンと山を感じたい。
見ておきたい、歩きたい!!
感動する心が広がるはずだから。
連休に合わせて、私も夫殿も前倒しで休みを取り、4泊5日の山旅です。
磐梯山、一切経山、安達太良山、もう、わくわくが止まらない!
7月21日(水) 行く日
福島は遠いねー。
博多駅(6:49)から新幹線、在来線を乗り継ぎ、会津若松駅(14:55)まで約8時間。車中では居眠りしたり、スマホを見たりでのんびり~のんびり~。
会津若松駅に着くと、町には「什の掟」バスが走っている!

夕刻まで時間があるので、白虎隊悲劇の地、飯盛山にやってきました。
奥に十九名のお墓が並んでいます。
自決したのは二十名でしたが、飯沼貞吉が一命をとりとめ救出されたことで、白虎隊の話が後世に残りました。貞吉さんのお墓も近くにありましたよ。

白虎隊は、戊辰戦争のおり、会津藩士の子息によって結成されました。16歳から17歳の武家男子を集めた部隊です。中には年齢を偽って15歳で出陣した者もいたほか、幼少組として13歳の少年も加わっていました。名称は、中国の伝説の神獣「白虎」に由来します(wikiより)
墓所から右手に下りると、自刃の地です。
遠く鶴ヶ城を見る隊士の像は、面差しが幼くて、愛しいというか、切ないです。

戸の口堰洞穴
戸の口合戦上で敗れると、滝沢峠の間道を歩き、この堰をくぐって飯盛山についたそうで、こんな狭い穴の中を身をかがめて通ったのかと……。
胸が詰まります。

近くには國重要文化財「さざえ堂」がありました。

これ、見たかったのです。
寛政六年、郁堂和尚が考案建立したもので、六角3層高さ16m、昇降別々のらせん形通路により、階段がなく、一方通行で、すれ違うことなく行き来するという世界にも例を見ない名建築です。
上りは時計回り。

天井を見上げると、千社札がびっしり。

下りは反時計回り。

ゆっくり気をつけて歩かないと、体が変に傾きそうでした。
かなり老朽化しているようですが、世界に唯一の建築は大切に残してほしいと思いました。
この後、コンビニで今夜、明日の食事を調達してビジネスホテルに泊まります。もちろん、ビールも調達!!
明日は
~♫えんや~会津磐梯山は宝の山よ~♪に登ります。