山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

唐人の舞・鬼ケ鼻岩

2021-07-14 21:10:48 | 福岡県の山
2021年7月11日(日)晴れ

このところ、週末は雨の低山歩きでちょっとつまらないなあと思っていたので、今日こそは山らしい山へ!
そう思って、久しぶりに鬼ケ鼻岩まで行ってきました。
車谷から矢筈峠まで、こんなに渡渉したっけ?
椎原峠は、杉の苗が大きく育っている!
あれもこれも、何もかも、本当に久しぶりでした。
そして、凄く気持ちよかった!!
脊振はいいなあ(^^♪

沢沿いを歩くのは空気が澄み切っているようで、涼しい。
渡渉は岩を渡るのが滑りそうで怖くて、いつもとても苦手でしたが、少々なら水に入っても大丈夫と思って、渡れるようになりました。


去年、本チャン車谷を知りましたが、今日は一般的な登山道を歩きます。

わ!
ヤマジノホトトギス。嬉しいなあ。

脊振にはたくさんのお花が咲くようで、五年前に山友さんに珍しいお花を見せて頂いたことなどを思い出しながら、歩きました。
どこだったかな~と思うも、当然わからないのですが(^^;)


ここに来て良かったなあ。
でも鍛錬不足で、エンヤラエンヤラ~です。
誰しも同じでしょうが、夏は疲れやすく、ふらふらします。
ちょこちょこ何度もお水を飲みながら、一息入れては歩きました。

ヤマアジサイが、あちこちにたくさん咲いていました。
白に近い薄い色や、青に近い紫の色も、どれもそれぞれ綺麗で癒されました。

車谷はいくつも滝が現れて、その度に深呼吸できます。

緑もたっぷりで、森が大きい!
いいわ~、ものすごーーくいいわ~!

やっと、峠の終点が見えてきました。
あの先を登り上がると、舗装路に出ますよね。

脊振山へは行かずに鬼が鼻岩まで行きます。
少しくたびれたので、途中で座り込んで冷やしたスモモを食べて休憩していたら、大きな長い網を持った人が二人も通り過ぎていきました。
珍しい蝶がいるのだそうです。何という蝶か名前を聞けばよかった。

舗装路から登山道に入ると、この景色!!いいですねーー。


歩いていたらポンと飛び出す白い砂浜のようなこの場所は、いつも不思議です。今日は何も見えません。


唐人の舞で舞うのは夫殿だけ。

いいですねー。フラットならくちん歩きは最高です。

スタートから、4時間もかかってやっと鬼が鼻岩へ着きました。
景色を楽しんで、お昼ご飯を食べて、さらにいい気持ち!

食事を終えて、猟師岩山に向かって少し歩いてみましたが、急登が現れると、もう進む気になれず、Uターン。
椎原峠まで戻って下山します。

メタセコイヤの森の手前には、小さな苗木だった杉の木々がこんなにも大きくなっていて、瑞々しい生命力を感じました。

メタセコイヤの森に入ると、はああ~~ん、綺麗です!
やっぱり来てよかった~。

下りでも滝を楽しみました。

ほら、これ!!
可愛いでしょ。小さなキノコさん達。

メルヘンな物語の世界ですよね。

葉っぱに空いた一列の穴。
どうしてこんな穴が開いたのか、わかりますか?

虫が出たり入ったりした?
いいえ、これは笹の葉が未だ筒状に丸まっているときに、蛾などの幼虫が食べると穴があき、葉が大きくなって開くとこのように横一列に穴が並ぶのだそうです。その話を丁度前日、テレビで見たのでした(^-^)

何もかもが新鮮で楽しい背振の一日でした。
車谷登山口(8:00)~矢筈峠分岐(11:06)~唐人の舞(11:06)~鬼が鼻岩(12:15~12:50)~登山口に下山(14:49)

カラスウリ

お花は終わって、ツクバネソウが首を伸ばしているのが面白い。

トチバニンジン、まだ緑。


赤くなりました。


ショウマでいいのでしょうか?

分からないけど、見てると楽しい。


実は登山道にマムシがいました。気をつけましょう。
写真を撮らないで、と言ったのに夫殿が撮りましたが、載せたくない!😖 
マムシ以外は大変楽しい脊振でした。
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二人で花がら剪定

2021-07-12 22:18:02 | 往還の会
2021年7月10日(土)一時雨後晴れ

この日は「水無集落跡・旧登山道整備プロジェクト」による第一回目の登山道整備が行われる予定でしたが、雨のため中止となりました。
(後で聞くと、S氏とH氏は雑誌「のぼろ」の方を水無へ案内・整備していたそうです)

この日は作業するつもりでいたので、超真面目な私達は😄 山へ行くこともせず、自主的にアジサイの花がら剪定をすることにしました。
一週間前にS氏が手を付けた残りを、全部綺麗に「やっちまおうぜ」のつもりでしたが、少し残りました。

9時前に作業開始の時からすでに雨。


小雨が大雨になり、下着までべちょべちょのずぶ濡れになったので、やめようかとも思いましたが、作業そのものが楽しくなり、頑張っていたら晴れてきました!
濡れた体に風が通って気持ちよく、3時間の作業がはかどりましたよ。

急斜面なので、足を踏ん張っての作業です。
花の下、2節目か3節目に芽があることを確認して、芽の数センチ上でカットします。
一株が大きく、花数が多いので、意外と時間がかかりましたが、一本一本丁寧に行いました
花が付いていない枝はそのまま残します。


青空が広がったところで、疲れてお腹もすきました。
時計を見ると12時を過ぎていたので、今日はここまでです。


花がらは下に落としたままで、ごめんなさい。
帰ります。

「水無集落跡・旧登山道整備プロジェクト」について
「かつてそこに水無集落があった!」(往還倶楽部H氏より)
 今年五月末に「山の図書館」に、かつて水無集落で生活していた土地所有者の方から、この地を自然を生かして登山者の皆さんの役に立ててほしいとの相談が持ち込まれました。
 現在の井原山・水無登山口駐車場から野河内渓谷方面へ延びる林道を少しくだると林道が崩落している場所がありますが、そこの北側方面一帯が、元の水無集落があった場所です。
 戦後間もない頃は10軒ぐらいの住人がいたそうですが、一人去り、二人去り、ここに住む人はいなくなりました。
 また、昭和30年代から40年代は井原山への登山者が休憩の場所として利用されていたそうです。
 今ある林道は昭和50年代に作られた林道で、当時は途中に架かる橋「室見川橋」の袂までで、渓流の周辺に田んぼと畑で八町歩あまりの土地があったそうです。


7月初めには土地の所有者さん、各山岳会、植物の専門家、大学教授等の協力を得て、下見・調査が行われました。


その結果は以下の通りです。(簡略に記載)
 今は、大木が茂り藪になっていましたが、ところどころ畑の跡と思われるところは草が生い茂っていますが、木は生えていません。集落があった場所は階段状に石垣が残っています。旧登山道は、その集落の中を通るようになっています。
 そこで、水無地域の自然環境維持を中心に考えて、水無集落跡へ続く林道ならびに集落跡の整備は,むしろ極力実施せず,安全・清潔を保てる範囲にとどめるくらいがいいという見解です。



 
糸島市役所の農林水産課、建設課に確認を取ると、このような里道はそこの住民の管理に任せるとのことで、登山道として利用できるように道を整備するくらいであれば問題ないようです。
(web上ではこのような記載もありました)
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雨、雨、~。

2021-07-04 20:24:27 | 福岡県の山
2021年7月3日(土) 雨

どうしたって、雨…☂
今週末は土曜日しか遊べないので、どこかへ行きたいのに…雨予報☂

仕方ないね~~。
車を出して、脊振の山々を遠く見ても、やはり雲がかかっています。
標高の低い成竹山なら何とか行けるかな?
そう思って、成竹山の登山口までやってきましたが…。

…く、暗い~…
お化けが出るかもしれない…👻

登山口から見上げると、辺りが鬱蒼として暗く、重苦しく見えたのです。
途中から雨が降り出したら嫌だー。
どうしようね~。
帰ろっか~。

というわけで、軟弱夫婦はいつもの牛頸山にやってきました。(8:50)

しんどい(そうでもない)急登コースで張り切ってみるも…

やっぱり、雨が降り始めました。
蒸し暑いのでレインウエアなど着る気になれず、濡れっぱなし(^-^)

一時間もすると、雨がひどくなってきたので、もはやこれまでと悟り、傘をさして下山しました。

サワガニも、それがいいよと言うものね。(10:30)

下りてくると、雨は止んでるのです…((+_+))
このまま帰るのはつまらないので、水辺公園を散策しましょう。

嬉しいネジバナ!

可憐な姉妹のよう。

性格が真っすぐなのでしょう。ねじれてません(#^.^#)


白もありました!

ちゃんとランのお顔してますね。


大好きなミゾソバももうすぐ。


オカトラノオ。


牛頸ダムは空っぽでした。

雨が嫌だとか、牛頸ダムに水が無いとか、のんきなことを言いながら家に帰ると、土石流による静岡の被害を知りました。
コロナに加えて、自然災害まで…胸が痛いです。
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