高知駅前の中心部から、高知城の外堀にあたる(と思います)江ノ口川を少し下っていくと、ありました。戦後間もない時期に建てられた藁倉庫をうまく利用した、アートゾーン藁工倉庫。土佐漆喰の土蔵です。壁に何段かの瓦屋根の水切りがついているのが土佐風です。
店舗や事務所で利用されているようです。
倉庫群の中に入ると、藁工ミュージアム。アールブリュットの美術館です。色鮮やかで、力のこもった作品を撮ることはできませんが、建築空間は撮影OKでした。
木造トラス。白い自立壁が卓越する展示空間の緊張感も素晴らしい。竹原義二さんの設計です。
高谷時彦
建築/都市デザイン
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