まちキネで日野皓正さんの演奏を目の当たりにすることが出来ました。
まちキネのエントランスホールですから、ステージも含め平土間ということになります。わたしは奮発して一番前の中央席。日野さんは私の横の縦通路から一番に登場。みんなが出てくるのを待つ間、最初に発した言葉は私に対してのものでした。「テーブルに何もないじゃない。のみながらでいいんだよ」。わたしも緊張して「ありがとうございます」。何も飲み食いせずに集中して聴くつもりでした。
私は、日野さんがニューヨークに行く前1970年代前半のアルバム、ジャーニーインツーザマインドやインツーザヘブンなどが好きでアルバムを買ってよく聴いていました。その後は時々テレビで拝見していたくらいですが、念願かなっての初ライブです。最初の曲は弟の亡き元彦さんにささげた曲。インツーザマインドにもサンクストコ(トコは元彦さんの愛称)という曲がありました。私も子どもの頃(今もですが)友人からはトコ(方言でインイントネーションは違いますが)と呼ばれていたので、少々親近感があります。
このコンサートは鶴岡出身のいそみひろしさん(上写真のドラマーです)のトリオに日野さんがゲスト出演したものです。磯見さんのトリオももちろんすばらしいプレイを聞かせてくれました。いそみさんは東京でご活躍ですので一度聴きにいきたいものです。
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