富山では本当に親切にわかりやすくご案内していただきました。その好印象を胸に、JR北陸線で高岡へ向かいます(ちなみにこの好印象は最後まで続きました)。
高岡では、官・民・学が連携して歴史的な中心部再生に取り組む「高岡まちっこプロジェクト」を勉強することが目的です。
まちっこプロジェクトではすでに3階建ての空家(店舗併用住宅)を学生向きシェアハウスとカフェにリノベーションすることに成功しています。また、古い町家をゲストハウスに改装し、運営しています(私たちの研究室のYさんは今日の宿泊先としてその「本町の家」を選び、その選択がさらに多くの人々からお話を伺える契機となりました)。
また、まちっこプロジェクトの大きな特徴は地域金融機関である富山銀行の積極的な関与です。
そんなことを前提に、まずはキーパーソンへのヒアリングのため路面電車で、市役所に向かいます。
万葉線
お客さんも多いという印象
都市経営課の桶川さんは地域支援活動に力を入れる富山銀行の経営管理部から出向されています。その前は富山大学地域連携推進機構「地域づくり・文化振興部門」に派遣されていました。実はこの方が、若い人をまち(空家)に住まわせることで地域全体に波及する効果を生み出せないかと考えていた若手経営者(跡継ぎ)たちの思いと、地域連携を模索する大学や学生、行政などを結びつける媒体役あるいは触媒になった方です。
今、鶴岡中心部で3階建てのRCビルディングの再生を模索する私たちにとっては大変参考になるお話を伺うことができました。この詳細は研究室の社会人学生であるお二人(社会的企業家Kさん、銀行員Yさん)が分析も交えて報告してくれることになっています。
鶴岡エビスヤと同じ3階建店舗
閉鎖中の鶴岡ホテルを思い出します
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