一度見たいと思っていたザハの建築。この21世紀美術館は2010年にできたものです。
L字型の敷地に細長い何本かの(3本?)直方体がうねり絡み合っています。
「暴れたかたち」には違いありませんが、周辺とはダイナミックな調和を見せています。
中に入ってみると、外部からの印象通り、うねうねとした細長い空間が絡んでいるという体です。
ダイナミックで通路の移動に退屈するということはありません。
展示室もうねっていますが作品鑑賞の場としては全く問題ないように思えます。
共用スペースは基本的にはトップライトです。
家具はぐっと親しみやすいスケールのものでした。ちなみにここでもカルロスカルパと出会いました。日本との深いかかわりがわかる面白い展示でした。
高谷時彦記
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