絹の紡績工場を地域の人たちの映画館として再生させる松文まちなか映画館まちキネの起工式が行われました。
起工式に先立ち小屋組みがあらわになった工場の中をこのプロジェクトを推進してこられた方々と歩きました。2006年の年末に近い頃だったように記憶していますが、工場の中を見ながら、関係者の方々の熱い思いを聞かせてもらったことを思い出しました。
その期待を裏切らないためにも最後まで気を抜くことはできません。先人から受け継いだ、すばらしい木造空間を世界にひとつの映画館として、地域の誇りになるようなものに育てていくためにもうひとがんばりしようと思います。
下の写真は松文とは関係ありませんがやはり仙台の街中でがんばっている映画館です。映画の内容が優れていることが継続できる条件なのでしょう。上映中の「母なる証明」を見るとヌーベルバーグのフランス映画を思い出しました。映画らしい映画をどしどし見たいものです。
高谷時彦記 Tokihiko Takatani
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