diversion

my diary

ヤマモモの実が熟す時期

2022年06月17日 | 日記
 道傍の木から歩道などにヤマモモの実が落ちている季節を迎えた。ヤマモモは、中国大陸や朝鮮、ベトナム、台湾にある常緑樹で、日本では関東以南の山地や低地に自生しており、6月から7月の初め頃に果実をつけ、鮮やかな紅色から暗赤色に熟したころが食べごろで、甘酸っぱい独特の風味があるが、傷みやすいので、スーパー等であまり販売されていない。産地としては徳島県があげられ、県の木にも指定されている。藤原定家が詠んだとされている和歌に「玉ほこの道行く人にことつてて 楊梅おくれ白川の人 」というものがあるが、楊梅というのは中国語でヤマモモのことであるとのこと。道に落ちているヤマモモの実を見ると、子供の時に食べたことを思い出した。熟した実には独特の薫りもあるが、この所、鼻が詰まっていることが多いので匂いを感じることが出来なかった。


コメント