大相撲初場所
琴奨菊、優勝おめでとう。
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大相撲初場所、両国国技館で優勝を懸けた千秋楽に、大関・琴奨菊の相手は、
同じ大関の豪栄道を、突き落としで下して14勝1敗とし、初優勝を飾った。
今日までの10年は、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜など、モンゴル出身力士や
ブルガリア出身の琴欧洲ら外国勢が優勝を占めてきたが、角界を席巻する外国人
横綱勢に一矢を報い、ようやく日本人の夢でもあった優勝を、日本出身力士の
琴奨菊が優勝を果たした。
優勝のかかった千秋楽の最後勝負で、豪栄道との取り組みで負けるのではないかと
気が気でなかったが、横綱を総なめした琴奨菊の勢いは、心配する程でも
なかったようだ。
日本人力士の優勝は、日本国籍を取得したモンゴル出身の旭天鵬を除けば、日本
出身力士の賜杯は、2006年初場所の栃東(元玉ノ井親方)以来10年ぶりだ。
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琴奨菊は、11年に大関に昇進して以来、度重なるけがなどで精彩を欠いていた。
今場所は、がぶり寄りを身上とする本来の取り口が戻り、中でも、これまで全く
歯が立たなかった横綱白鵬を、力強い出足で押し出した相撲は見事だった。
初場所で初日から順調に白星を並べ、10日目に鶴竜、11日目に白鵬、12日目には
日馬富士と3横綱を倒した。
大関以下の力士が、3日連続の横綱戦勝利したのは、1991年初場所で優勝した
大関霧島以来、25年ぶり。3横綱すべてを破る、文句なしの優勝である。
10年ぶり琴奨菊の優勝は、来場所の成績次第では、1998年に昇進した3代目、若乃花
以来の、日本人横綱の誕生も、現実味を帯びてくるのではないか。
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2002年初場所の初土俵から14年をかけて念願の賜杯を手にした、3月の春場所で、
初の綱とりに、琴奨菊も「不退転」の気持ちで強く挑んでほしいものだ。
今場所での琴奨菊の優勝は、他の日本人力士にとっても、大きな刺激となるだろう。
大関稀勢の里ら、期待される力士たちの奮起も期待したい。
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日本相撲協会は一時、時津風部屋の力士暴行死事件や、野球賭博事件など、不祥事に
揺れ、一時客足は遠のいたが。
日本の国技でもある大相撲の、名誉挽回に賭けた協会役員と、昨年11月に亡くなった、
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故、北の湖前理事長が「土俵の充実」を訴えていたことが、徐々にではあるが成果を
上げ、最近になって、このところ、場所には活気が戻り、「満員御礼」が増えている。
激しい差し手争いや土俵際の逆転など、白熱した取組が増えていることが、大きな要因で、
日本人力士が優勝争いに絡み、外国人力士としのぎを削る相撲の面白さが、千秋楽まで
目が離せない場所が続くことで、大相撲の人気回復を確たるものにしたようだ。
日本人力士、大関:琴奨菊の優勝が、これほどのニュースになるのは、かつては
考えられなかったことだが、
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琴奨菊は「辛い時も、たくさんの方々に応援していただいて、いま自分がこうして
立っていることがうれしい」と喜びを語った。
琴奨菊に唯一、土をつけた豊ノ島が殊勲賞を、新入幕で2ケタの10勝を挙げた
正代が敢闘賞を受賞した。
技能者は該当者がいなかった。
琴奨菊の横綱昇進に、期待を持たせる春場所は、優勝を目指す琴奨菊には、何としても
プレッシャーをはねのけ、何が何でも取るんだという「不退転」の気持ちで場所に挑み、
「横綱の座」を掴み取ってほしいと、多くのファンのためにも頑張ってほしいものだ。
琴奨菊、優勝おめでとう。
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大相撲初場所、両国国技館で優勝を懸けた千秋楽に、大関・琴奨菊の相手は、
同じ大関の豪栄道を、突き落としで下して14勝1敗とし、初優勝を飾った。
今日までの10年は、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜など、モンゴル出身力士や
ブルガリア出身の琴欧洲ら外国勢が優勝を占めてきたが、角界を席巻する外国人
横綱勢に一矢を報い、ようやく日本人の夢でもあった優勝を、日本出身力士の
琴奨菊が優勝を果たした。
優勝のかかった千秋楽の最後勝負で、豪栄道との取り組みで負けるのではないかと
気が気でなかったが、横綱を総なめした琴奨菊の勢いは、心配する程でも
なかったようだ。
日本人力士の優勝は、日本国籍を取得したモンゴル出身の旭天鵬を除けば、日本
出身力士の賜杯は、2006年初場所の栃東(元玉ノ井親方)以来10年ぶりだ。
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琴奨菊は、11年に大関に昇進して以来、度重なるけがなどで精彩を欠いていた。
今場所は、がぶり寄りを身上とする本来の取り口が戻り、中でも、これまで全く
歯が立たなかった横綱白鵬を、力強い出足で押し出した相撲は見事だった。
初場所で初日から順調に白星を並べ、10日目に鶴竜、11日目に白鵬、12日目には
日馬富士と3横綱を倒した。
大関以下の力士が、3日連続の横綱戦勝利したのは、1991年初場所で優勝した
大関霧島以来、25年ぶり。3横綱すべてを破る、文句なしの優勝である。
10年ぶり琴奨菊の優勝は、来場所の成績次第では、1998年に昇進した3代目、若乃花
以来の、日本人横綱の誕生も、現実味を帯びてくるのではないか。
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2002年初場所の初土俵から14年をかけて念願の賜杯を手にした、3月の春場所で、
初の綱とりに、琴奨菊も「不退転」の気持ちで強く挑んでほしいものだ。
今場所での琴奨菊の優勝は、他の日本人力士にとっても、大きな刺激となるだろう。
大関稀勢の里ら、期待される力士たちの奮起も期待したい。
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日本相撲協会は一時、時津風部屋の力士暴行死事件や、野球賭博事件など、不祥事に
揺れ、一時客足は遠のいたが。
日本の国技でもある大相撲の、名誉挽回に賭けた協会役員と、昨年11月に亡くなった、
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故、北の湖前理事長が「土俵の充実」を訴えていたことが、徐々にではあるが成果を
上げ、最近になって、このところ、場所には活気が戻り、「満員御礼」が増えている。
激しい差し手争いや土俵際の逆転など、白熱した取組が増えていることが、大きな要因で、
日本人力士が優勝争いに絡み、外国人力士としのぎを削る相撲の面白さが、千秋楽まで
目が離せない場所が続くことで、大相撲の人気回復を確たるものにしたようだ。
日本人力士、大関:琴奨菊の優勝が、これほどのニュースになるのは、かつては
考えられなかったことだが、
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琴奨菊は「辛い時も、たくさんの方々に応援していただいて、いま自分がこうして
立っていることがうれしい」と喜びを語った。
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琴奨菊に唯一、土をつけた豊ノ島が殊勲賞を、新入幕で2ケタの10勝を挙げた
正代が敢闘賞を受賞した。
技能者は該当者がいなかった。
琴奨菊の横綱昇進に、期待を持たせる春場所は、優勝を目指す琴奨菊には、何としても
プレッシャーをはねのけ、何が何でも取るんだという「不退転」の気持ちで場所に挑み、
「横綱の座」を掴み取ってほしいと、多くのファンのためにも頑張ってほしいものだ。