Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

2015年:マスターズ(最終日)

2015-04-14 23:17:42 | 日記
  
オーガスタナショナルGC(7,435ヤード パー72)

決勝ラウンド
第4日目 最終日
タイガーの再来・記録ずくめ「史上最年少21歳8ヶ月」でメジャー初優勝。


ジョーダン・スピース
 
初日からコース記録に迫る「64」から独走を続けるスピースは、完全優勝での
メジャー初制覇に王手をかけ挑んだ最終日は、後続2位、J・ローズに4打差つけ、
強豪のひしめく中で重圧に耐えながら、決勝ラウンドに入った。
一進一退で堅実なゴルフを繰り返し、耐えながら首位の座を守り、21歳8か月の若者が、
72ホール終了時点で、通算270ストローク、18アンダーに伸ばし、単独首位を堅持し、
大会新記録で4日間を走る続け、タイガーウッズに次ぐ、最少ストローク記録に並んだ。
J.スピースは、バックナインの11,12,13番に「魔物の棲むと言われるホール」でも、
確実にスコアーを伸ばし、初優勝を飾った。
ジョーダン・スピースが綴った記録は、タイガーと同じ、最少スコア18アンダーに並び
初日からの4日間トップを守る完全優勝は、60年のパマー、72年のニクラウスらに続く
5人目、4日間での、バーディー数28は、ミケルソンがマークして25を更新、まして
20歳で参戦した昨年は2位、あの昨年からオーガスタのコースで、8ラウンド連続で、
イーブンパーで回ったのも前例はないという。さまざまな記録の快挙を成し遂げ、
両親の見守る中、最終グリーンに戻ってきた。
史上最少記録は、タイガーに次ぐ二人目の大記録で初の優勝を手にし、昨年の覇者
B・ワトソンから、栄光のグリーンジャケットを贈られ、袖を通し万全の笑顔を見せた。
優勝獲得賞金180万ドル(2億1600万)を獲得、メジャー初優勝、米ツアー3勝目。

何が起きるか判らないのもオーガスタだが、
今年女神は21歳の若き獅子、タイガーの再来、J・スピースに微笑んだ。


ジャスティン・ローズ


単独首位を走るスピースの16アンダーと単独2位12アンダーの4打差で、逆転を狙った
J.ローズの攻防は一進一退、二人は差を詰められないまま、最終18番をバーディ
を奪ったものの、4打差つめきれず逆転優勝は夢と消えたようだ。
後続のP.ミケルソンと並び、通算14アンダー2位タイでフィニッシュ。


フィル・ミケルソン


もしかしたら,ミケルソンなら逆転優勝もと思えたが、J・スピースは強かった。
首位スピース、16アンダー、ミケルソン10アンダー、差は僅か5アンダー、21歳の
若者と強豪ミケルソンとの戦いで、調子を取り戻したミケルソンが、何処まで詰め
られるか、何が起こるかわからない、オーガスタの期待させる雰囲気で挑んだ
ミケルソンではあったが、惜しくも首位のスピースには4打差届かず、ジャスティン・
ローズと共に14アンダー、2位Tで今年のマスターズを終えた。
何が起こるかわからないのがメジャーだ。とりわけオーガスタのサンデー・バックナイン
では、信じられないようなドラマが起こるとはいえ、11打の差はあまりにも大きい。
追い付く可能性、挽回できる可能性はゼロではないが、限りなく小さく、優勝には
初日の6打差が最終日まで尾を引いたようだ。



  
不調とはいえ苦しみながらも、粘り強いプレーを展開するマスターズの強豪、
3日目、首位とは10打差6アンダーで5位タイに並んだが、史上6人目の4大メジャー
制覇がかかるロリー・マキロイと、久々に参戦した、オーガスタを庭とする、タイガー・
ウッズ等は、勢いで独走する若きジョーダン・スピースを、脅かす事は出来なかった。
J.スピースは、ロリー・マキロイに6打差、タイガーには13打差の大差で、強豪たちも
涙を飲んだ大会だった
タイガーの参戦で、往年を思わせる、時折見せたプレーには、オーガスタのパトロンたちを
大いに喜ばせた大会でもあったが、途中9番でのアクシデントには驚かされた、木の根を
叩いたようで、棄権することなく20度目のマスターズは無事に終えたが、まだタイガーの
完全復調には時間が必要なようだ。、


松山英樹
 
マスターズ4度目の出場でも昨年は予選落ち、その不安の中で挑んだ、初日から
苦しみながら、初日71、 2日 70 、3日 70、と思うように伸ばせない3日間だったが。
最終ラウンドは、5アンダーで、スタートした英樹は、前半の1番から耐えながら
7番までのホールで、1パットパーを決めながら、パープレーを拾う我慢の展開。
8番(パー5)は、セカンドをグリーン手前から、ピン右をかすめ、2日連続かと思わせた
チップインイーグルのボールは、ピン1mにつけ最初のバーディを決めて6アンダーとし、
折り返す後半の、バックナインに入ると、10番では、ピンまで残り207ヤードの第2打を、
ピンそば60cmにベタピン、続くアーメンホールの難関11番でも、8mを沈めて
連続バーディを決め8アンダーとすると、12番でのバーディーパットは、カップを
かすめパー、圧巻は13番(パー5)で右サイドから、放ったアイアンでの2打目の
フェードボールは、英樹の思い描いた、軌道に乗せた一打、ピン左4mにピタリと付けて、
会心のイーグルパットを、難なくボールがカップに吸い込まれた瞬間、英樹は右手の
拳を力強く振り下ろした。一挙に4つ伸ばして10アンダーとし4位タイに浮上。
最終ホール18番では、打ち上げの2打目をピン奥3mにつけ、バーディパットを、
沈めると、あのオーガスタ独特の、パトロンの万雷の拍手が降り注いだ。
日本を飛び出した23歳の英樹が、世界トップクラスの選手として、オーガスタの
パトロンたちに認められた瞬間でもあった。

最終ラウンドを終え、スタート時、5アンダーの10位タイから出た松山英樹は、
1イーグル、4バーディ、ノーボギーは、ロリー・マキロイと並ぶ、この日のベスト
スコア「66」は、日本人で大会史上最少スコアーをマークした、通算11アンダーでの
単独5位フィニッシュ。
このマスターズでは、12位タイまでに入った選手に、付与される特典で来年のマスターズ
大会の出場権の獲得と、獲得賞金40万ドル(4800万円)120ポイントを獲得した。

2013年「全英オープン」の6位を上回るマスターズ5位は、自身のメジャー最高順位と
なり今年のマスターズを見る限り、日本人史上初のメジャー制覇、優勝も近い将来、
夢でもなさそうだ。

だが、松山英樹の言うように、PGAで優勝するには、今日のようなプレーが「2日3日目」
に出来なければ、ダメだという事を強く感じたようだ。それは「パット&メンタル」
メジャーという、マスターズの大舞台で、前半耐え忍んだ「1パットパー」の重みは
決して忘れる事の出来ない、貴重な経験として、これからの舞台で生きて来るだろう。

さぁ優勝も、手の届くところまで来たようだ。今後の英樹の試合、楽しくなってきた。


最終日 順位と成績(決勝ラウンド)
1位  18アンダー  64 66 70 70 270  J・スピース
2位  14アンダー  67 70 67 70 274  J・ローズ
2位  14アンダー  70 68 67 69 274  P・ミケルソン
4位  12アンダー  71 71 68 66 276  R・マキロイ   ランキング1位
5位  11アンダー  71 70 70 66 277  松山英樹
6位  9アンダー  70 67 73 69 279  D・ジョンソン
6位  9アンダー  69 68 74 68 279  P・ケーシー
6位  9アンダー  73 72 67 67 279  I・ポールター
9位  8アンダー   67 68 71 74 280  C・ホフマン
9位  8アンダー  72 72 68 68 280  Z・ジョンソン
9位  8アンダー  75 70 68 67 280  H・メイハン
12位  6アンダー  74 66 70 72 282  K・ナ
12位  6アンダー  70 70 70 72 282  K・ストリールマン
12位  6アンダー  69 71 72 00 282  B・ハース
12位  6アンダー  74 66 73 00 282  R・ムーア
12位  6アンダー  73 72 70 67 282  R・ファウラー
17位  5アンダー  73 69 68 73 283  T・ウッズ    5連覇を狙う
17位  5アンダー  68 74 71 70 283  S・ガルシア
19位  4アンダー  72 69 71 72 284  L・ウーストハウゼン
19位  4アンダー  73 73 70 68 284  H・ステンション
21位  3アンダー  68 74 72 71 285  R・ヘンリー

松山英樹の、次戦の予定は2週休んで、
4月29日(水)開幕の「WGC キャデラックマッチプレー」(カリフォルニア州
TPCハーディングパーク)で復帰する予定のようだ。

2015年:マスターズ(決勝3日目)

2015-04-13 03:36:55 | 日記

オーガスタナショナルGC(7,445ヤード パー72)

決勝ラウンド
第3日目

ジョーダン・スピース

ジョーダン・スピースが、初日から独走のまま3日目も70をマークし、54H最少
ストローク記録を塗り替えたJ.スピース。
最終日への期待も高まるばかりだ後続2位に、4打差つけて決勝ラウンドに
入った、21歳8か月の若者が、54ホール終了時点で、通算200ストロークで
16アンダーに伸ばし、単独首位を堅持し大会新記録でこのまま4日間を走るのか、
完全優勝でのメジャー初制覇に王手をかけだが残り1日の最終日に、どうなるのか
判らないのも,魔物の棲むのがオーガスタだ。
グリーンジャケットに袖を通せるのかJ.スピース、強豪ぞろいの最終日、
マスターズの決勝ラウンドに注目だ。

ジャスティン・ローズ

3日目、13番からの4連続バーディを含む、7バーディ、2ボギーの67で回って,5つ
伸ばした通算12アンダーの単独2位は、首位と4打差と逆転優勝へ望みをつないだ。

フィル・ミケルソン

首位と8打差6アンダーでスタートし、優勝は無理とも得たが、もしかと思える
スコアー、7バーディ、2ボギーと5つ伸ばした驚異の67は、11アンダーは首位に
5打差の単独3位、もしかして最終日に期待させる雰囲気で最終日を迎える。

チャーリー・ホフマン

単独4位10アンダーで3日目を終え、まだ6打差、首位も狙えるギリギリの位置で
明日どれほど無ばせるかて


首位とは10打差6アンダーで5位タイに並んだが、優勝には見放された強豪、
史上6人目の4大メジャー制覇がかかるロリー・マキロイと、久々に参戦した
タイガー・ウッズは、2番から3連続バーディなど前半4つ伸ばし、後半は
2バーディ、2ボギーの68、上位に浮上し、往年を思わせるタイガーのプレーは、
オーガスタのパトロンたちを喜ばせた。

不調とはいえ苦しみながらも、粘り強いプレーを展開するマスターズの常連、
首位J・スピースと2位とは4打差、4位までは6打差だが、何が起きるか
判らないのも、オーガスタでは、ないだろうか。
10位まででも11打の大差のまま、最終ラウンドに入る、最後の最後まで、
目が離せなくなってきた。

松山英樹

3アンダーの12位タイからスタートした松山英樹は、3番でバディーを奪ったが、
続かない4番をボギー、7番でもボギーとして、2アンダーに後退、いつもの、
ムービングサタデーでの失速かと思わせた8番で、復活のチップインイーグルで
前半1つ伸ばして4アンダーとして、正念場のバックナインへ、後半に入ると
12番、13番を前日に続き連続バーディ。
最終18番で惜しくもボギー、結果2つ伸ばし70とし通算5アンダーの、10位タイ
に浮上し最終日に英樹の実力を見せてほしい。
最終日首位と11打差優勝は今年厳しいだろうが、5位までには入れそうだ。
僅か5打差だ、頑張ってもらいたいねこの大きなメジャー大会で。


3日 順位と成績(決勝ラウンド)
1位  16アンダー  64 66 70 00 200  J・スピース
2位  12アンダー  67 70 67 00 204  J・ローズ
3位  11アンダー  70 68 67 00 205  P・ミケルソン
4位  10アンダー  67 68 71 00 206  C・ホフマン
5位  6アンダー  70 67 73 00 210  D・ジョンソン
5位  6アンダー  70 70 70 00 210  K・ストリールマン
5位  6アンダー  74 66 70 00 210  K・ナ
5位  6アンダー  71 71 68 00 210  R・マキロイ ランキング1位
5位  6アンダー  73 69 68 00 210  T・ウッズ  5連覇を狙う
10位  5アンダー  69 68 74 00 211  P・ケーシー
10位  5アンダー  71 70 70 00 211  松山英樹

12位  4アンダー  69 71 72 00 212  B・ハース
12位  4アンダー  67 74 71 00 212  J・デイ
12位  4アンダー  72 69 71 00 212  L・ウーストハウゼン
12位  4アンダー  72 70 70 00 212  J・ブリクスト
12位  4アンダー  72 72 68 00 212  Z・ジョンソン
12位  4アンダー  73 72 67 00 212  I・ポールター
18位  3アンダー  74 66 73 00 213  R・ムーア
18位  3アンダー  68 74 71 00 213  S・ガルシア
18位  3アンダー  75 70 68 00 213  H・メイハン
21位  2アンダー  67 72 75 00 214  E・エルス
21位  2アンダー  71 70 73 00 214  C・シュワルツェル
21位  2アンダー  72 69 73 00 214  A・カブレラ
21位  2アンダー  68 74 72 00 214  R・ヘンリー




マスターズ予選ラウンド2日目

2015-04-12 15:04:21 | 日記
2015年:マスターズ(予選ラウンド)
 
オーガスタナショナルGC(7,445ヤード パー72)

オーガスタのパトロン
 
第2日目
 J・スピース

ジョーダン・スピース(米国)が66をマークし、36ホール終了時点の大会新記録となる
通算130は、36ホール終了時点で、14アンダーに伸ばして単独首位を堅持し大会記録。
このまま4日間を走るのか、まだ2日を終わったばかりだ、決勝ラウンドに入って
どうなるのか判らないのもオーガスタだ。
だが予選ラウンドで、後続2位に5打差つけて決勝ラウンドに入ったのは4人目、
このうち3人は優勝している。このまま21歳8か月の若者が、グリーンジャケットに
袖を通せるのか、強豪ぞろいのマスターズの決勝ラウンドに注目だ。

 チャーリー・ホフマン
2位は9アンダーの5打差に付けた、チャーリー・ホフマン
3位Tには、7アンダーに、で3人が並んだ、P・ケーシー、D・ジョンソン、J・ローズ
6位単独の、6アンダーに付けたが、レフティー、P・ミケルソン
7位単独の、5アンダーに付けた、E・エルス

 バッバ・ワトソン  アダム・スコット   ロリー・マキロイ   タイガー・ウッズ
    
この上位と、不気味なのは首位と12打差で決勝ラウンドを迎える強豪たち。
連覇を狙うバッバ・ワトソンと、一昨年の覇者のアダム・スコット、史上6人目の
4大メジャー制覇がかかるロリー・マキロイ、不調とはいえ苦しみながらも粘り強い
プレーを展開するマスターズの常連、タイガー・ウッズ等は、2アンダーで虎視眈々、
首位J・スピースとは12打差だが、何が起きるか判らないのも、オーガスタでは
ないだろうか。
大差のまま、決勝ラウンドに入る残り2日間、目が離せなくなってきた。

  松山英樹

初日「71」でホールアウト、終盤17番、18番を連続ボギーと崩れながらも、初日を
1アンダーの18位からスタートした。
1番をパープレー、2番のロングで、2打目残り289ヤードを、2アイアンでピン左5m
に付け、マスターズに参戦して4度目に、初めてイーグルを奪取し、期待を持たせたのも
束の間、3番ボギー、7番では惜しい1mのパットを外して、ボギーとし前半は1アンダー、
に後退、後半の名物ホール、アーメンコ-ナー12番のショートパー3で、グリーン
外からのチップインバーディーで2アンダー、続く13番のロングで、1打目を右へ
曲げたが、レイアップした3打目をピン1mにつけ、連続バーディーを決て3アンダー、
15番ロングで残り235ヤードを4番アイアンで、グリーンには乗らなかったが、
奥のエッジにつけイーグル狙い、カップをかすめ、楽々とバーディー、4アンダー、
だが17番でボギーを叩き、18番で2mのパーパットを逃がせば。初日と同じ、最終2ホールの、
2日連続のボギーだけは回避し、初日より2つ伸ばして、1イーグル、3バーディ、
3ボギーの「70」で回り、通算3アンダーとして12位タイに順位を上げ、3年ぶり
決勝ラウンド進出。だが喜んでもいられない。
首位を独走している21歳の「ジョーダン・スピース」に11打差、同じ世代のライバルに
大きく水をあけられているが。
努力によっては逆転もある、まだ明日から2日間あるので、しっかり差を縮められるよう
いつも課題の、ムービングサタデーに、いくつ伸ばせるか、勝負の日に
怪物松山に頑張ってもらいたい。


2日 順位と成績
1位  14アンダー  64 66 00 00 000  J・スピース
2位   9アンダー   67 68 00 00 000  C・ホフマン
3位   7アンダー  69 68 00 00 000  P・ケーシー
3位   7アンダー  70 67 00 00 000  D・ジョンソン
3位   7アンダー  67 70 00 00 000  J・ローズ
6位   6アンダー  70 68 00 00 000  P・ミケルソン
7位   5アンダー  67 72 00 00 000  E・エルス
8位   4アンダー  69 71 00 00 000  B・ハース
8位   4アンダー  74 66 00 00 000  R・ムーア
8位   4アンダー  74 66 00 00 000  K・ナ
8位   4アンダー  70 70 00 00 000  K・ストリールマン
12位  3アンダー  72 69 00 00 000  A・カブレラ
12位  3アンダー  67 74 00 00 000  J・デイ
12位  3アンダー  71 70 00 00 000  松山英樹
12位  3アンダー  73 68 00 00 000  マーク・オメーラ
12位  3アンダー  72 69 00 00 000  L・ウーストハウゼン
12位  3アンダー  71 70 00 00 000  C・シュワルツェル
12位  3アンダー  72 69 00 00 000  A・スコット 1昨年の覇者
19位  2アンダー  72 70 00 00 000  J・ブリクスト
19位  2アンダー  68 74 00 00 000  S・ガルシア
19位  2アンダー  68 74 00 00 000  R・ヘンリー
19位  2アンダー  71 71 00 00 000  R・マキロイ ランキング1位
19位  2アンダー  70 72 00 00 000  P・リード
19位  2アンダー  71 71 00 00 000  B・ワトソン 前回の覇者
19位  2アンダー  71 71 00 00 000  ダニー・ウィレット
19位  2オーバー  73 96 00 00 000  T・ウッズ  5連覇を狙う


2015年:マスターズ(予選ラウンド)

2015-04-11 02:30:52 | 日記
 
オーガスタナショナルGC(7,445ヤード パー72)

予選ラウンド:
初日第1日目


今年の大会話題の多い大会だ、今年もマスターズを、盛り上げてくれるオーガスタ
独特のパトロンの声援だ。

昨年腰痛で欠場し復帰してきた、タイガー・ウッズのリベンジ参戦だ。

 
そして、メジャー4大大会を全て制する「生涯グランドスラム」のかかる、現在世界
ランキング1位のロリー・マキロイ、と昨年の覇者バッハ・ワトソンの熾烈な争そい。


そして今年を最後に見られなくなる、「ルール変更」で来年から禁止される
”アンカーリング“(パターのグリップを体に固定して振る)この大会を最後に、
”アンカーリング“で挑む選手は、アダム・スコット、シニアのフレッド・カプルス、
ベルンハルト・ランガー、だが、今まで、”アンカーリング“派だった、キーガン・
ブラットリー、ウェブ・シンプソン、アニー・エルス、等は、一般的なパターに
持ち替えて挑むようだが、難しい事で知られる、オーガスタの鏡のようなグリーンで、
強豪たちが撰んだパターでのプレーには注目される事だろう。


初出場の昨年、惜しくも最年少優勝を逃した21歳でオーガスタを沸かせてみせた。
世界ランキング4位のジョーダン・スピースが初日「64」をマークし、8アンダー
単独首位と絶好のスタート。2回の3連続を含む9バーディ、ボギーは1つに抑え、
初日から2位以下に3打差のリードで単独首位発進だ。

首位とは3打差の5アンダーの2位に、後半12番から爆発的な5連続バーディで
首位争いに加わった、ジェイソン・デイ(オーストラリア)ほか、チャーリー・
ホフマン、ジャスティン・ローズ、アーニー・エルスの4人。

さらに1打差6位に、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とラッセル・ヘンリーが続く。


2年連続で唯一の日本勢としてオーガスタに立つ松山英樹は、一時は3アンダーまで
伸ばしながらも17番、18番を連続ボギーフィニッシュとし、4バーディ、3ボギー
「71」でホールアウト。終盤に崩れながらも、1アンダーの18位にとどまる無難な
滑り出しは、明日に期待を持たせる、首位とは7打差まだ3日ある頑張ってくれるだろう。

連覇を狙うバッバ・ワトソン、史上6人目の4大メジャー制覇がかかるロリー・マキロイ
は、松山と並び1アンダー発進。

一昨年の覇者のアダム・スコット(オーストラリア)はイーブンパー31位。


2カ月ぶりのツアー復帰を2年ぶりのオーガスタで迎えたタイガー・ウッズは、ショット
に苦しみながらも粘り強いプレーを展開。3バーディ、4ボギーの1オーバー41位で
初日を終えた。得意のオーガスタだ、2日目からは記憶を呼び戻し、あの強い吠える
タイガーをパトロンは待っている。

初日 順位と成績

1位  8アンダー  64 00 00 00 000  J・スピース
2位  5アンダー  67 00 00 00 000  C・ホフマン
2位  5アンダー  67 00 00 00 000  J・ローズ
2位  5アンダー  67 00 00 00 000  E・エルス
2位  5アンダー  67 00 00 00 000  J・デイ
6位  4アンダー  68 00 00 00 000  R・ヘンリー
6位  4アンダー  68 00 00 00 000  S・ガルシア
8位  3アンダー  69 00 00 00 000  B・ハース
8位  3アンダー  69 00 00 00 000  P・ケーシー
8位  3アンダー  69 00 00 00 000  W・シンプソン
8位  3アンダー  69 00 00 00 000  R・パーマー

12位  2アンダー  70 00 00 00 000  K・ストリールマン
12位  2アンダー  70 00 00 00 000  P・リード
12位  2アンダー  70 00 00 00 000  D・ジョンソン
12位  2アンダー  70 00 00 00 000  P・ミケルソン
12位  2アンダー  70 00 00 00 000  ノ・スンヨル
12位  2アンダー  70 00 00 00 000  B・ホーシェル
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  D・ウィレット
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  T・ワトソン
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  G・ウッドランド
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  S・ギャラハー
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  K・ブラッドリー
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  A・ラヒリ
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  C・シュワルツェル
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  C・トリンゲール
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  G・マクドウェル
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  J・センデン
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  B・ワトソン 前回の覇者
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  R・マキロイ ランキング1位
18位  1アンダー  71 00 00 00 000  松山英樹

31位  0アンダー  72 00 00 00 000  A・スコット 1昨年の覇者
41位  1オーバー  73 00 00 00 000  T・ウッズ  5連覇を狙う




マスターズ:オーガスタの豆知識

2015-04-10 00:32:09 | ちょっと、つぶやく 300
マスターズの開催されるオーガスタナショナルクラブの概要
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、

アメリカのジョージア州オーガスタにあるゴルフ場は、毎年4月上旬に開かれる
マスターズ・トーナメントの開催コースとして名高い。
1934年、ボビー・ジョーンズとゴルフコース設計家アリスター・マッケンジー
との設計によってオープンした。

クラブの会員構成
オーガスタナショナルクラブのコースのメンバーは、世界中に約300名と言われ、
当然会員希望者は多く、コース会員になるためには、数十年程度待たなければ
ならないと言われているほど難しいプライベート・コースのため、コース会員の
同伴か、マスターズの運営ボランティア等でないと一般人はプレーできない。
一般人がプレーするのも大変に難しいコースで、開設以来、女性会員は認められて
いなかったが(会員同伴のプレーはできる)2012年8月20日、元アメリカ合衆国
国務長官のコンドリーザ・ライスと実業家のダーラ・ムーア(Darla Moore)の
2人を初めての女性会員として迎え入れた。

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの歴史
1934年の第1回マスターズでは、ホートン・スミス(1908年-1963年)が、
初代優勝者となった。それ以来、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは
「ゴルフの祭典」マスターズの開催地として知られている。
他の3つのゴルフメジャー大会が、毎年会場を変えて行われるのに対し、
マスターズだけは、毎年同じオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで行われるため、
他のメジャー大会とは異なる趣を持っている。
また、このコースに隣接して、すべてがパー3で構成される9ホールのショート
コースがあり、マスターズ、トーナメントの、開会前日に行われるアトラクション
「パー3コンテスト」という大会の舞台にもなっている

コースについて、
大会が歴史を重ねるにつれて何度かの大規模なコース改造も行われてきた。
長年ラフの存在しないコースだったが1998年にファーストカットが設けられた。
また2002年にはトム・ファジオの監修のもとで大々的なコース改造が行われ、
コース全長が約300ヤード伸ばされた。
その後さらに距離は伸ばされて、現在は全長7,445ヤード、パー72のコースに
なっている。
マスターズコミッティーは「これ以上大幅に長くする必要が生じた場合は『
マスターズボール』を導入する」と示唆している。


オーガスタのコース全18ホールに、個々の名前(和名など)が与えられている。


1番ホール:ティー・オリーブ(Tea Olive)、パー4、455ヤード
最多ストローク8打(2007)ジープミルカシン他3名
2番ホール:ピンク・ドッグウッド(Pink Dogwood - 桃色のハナミズキ)、
パー5、575ヤード 最多ストローク10打(2006)デビットデュバール他1名 
3番ホール:フラワーリング・ピーチ(Flowering Peach - 桃の花)、
パー4、350ヤード 最多ストローク8打(1980)ダグラスBクラーク
4番ホール:フラワーリング・クラブ・アップル(Flowering Crab Apple –
野生のリンゴの花)、パー3、240ヤード 最多ストローク7打(2000)
ダグフォード他3名
5番ホール:マグノリア(Magnolia)、パー4、455ヤード 
最多ストローク8打(1964)ジェリーバーバー他3名
6番ホール:ジュニパー(Juniper)、パー3、180ヤード 
最多ストローク7打(1997)アーノルドパーマー他1名
7番ホール:パンパス(Pampas)、パー4、450ヤード 
最多ストローク8打(1981)リチャードボンタッキー他1名
8番ホール:イエロー・ジャスミン(Yellow Jasmine)、パー5、570ヤード 
最多ストローク12打(1935)フランクウォルシュ
9番ホール:カロライナ・チェリー(Carolina Cherry)、パー4、460ヤード 
最多ストローク8打(2006)クレインオグデン他2名
アウト9ホールで3,735ヤード

10番ホール:カメリア(Camellia)、パー4、495ヤード 
最多ストローク9打(2009)ダニーリー
11番ホール:ホワイト・ドッグウッド(White Dogwood - 白いハナミズキ)、
パー4、505ヤード [11番から13番まで「アーメン・コーナー」と呼ばれる]
最多ストローク9打(2006)チャールズハウエル他3名
12番ホール:ゴールデン・ベル(Golden Bell)、パー3、155ヤード 
最多ストローク13打(1980)トムワイスコフ
13番ホール:アザレア(Azalea)、パー5、510ヤード 
最多ストローク13打(1978)中嶋常幸
14番ホール:チャイニーズ・ファー(Chinese Fir)、パー4、440ヤード 
最多ストローク8打(1993)ニックプライス
15番ホール:フィレットホーン(Firethorn)、パー5、530ヤード 
最多ストローク11打(1987)尾崎将司他2名
16番ホール:レッドバッド(Redbud)、パー3、170ヤード 
最多ストローク11打(1950)ハーマンバロン
17番ホール:ナンディナ(Nandina)、パー4、440ヤード 
最多ストローク7打(2004)丸山茂樹他16名
18番ホール:ホーリー(Holly)、パー4、465ヤード 
最多ストローク8打(2010)カミーロビジェガス他5名

イン10番から最終ホールまで3,710ヤード 全体で7,445ヤード

バックナイン、11番から13番のアーメンコーナーを、どう克服するか
「神のみが知る」難コースといわれている、
 
1978年に中島常幸が13番ロングホールで、13打も叩き日本でも有名になった。
この13打という数字は現在も最多記録であり、1980年に12番ホールで、
同じ13打を叩いた、トム・ワイスコフと、並び最多タイ記録である。

グリーンについて

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、とりわけグリーンの難度が高いことで
有名で、”ガラスのグリーン”、“オーガスタのグリーンには魔女が棲(す)む”と
よく言われる。グリーンは小さな傾斜と大きな傾斜が重なりあっており、しかも
速くてなかなか止まらないので、パッティングセンスが問われるものでもある。
雨が降ると湿り風が吹き、10番のカメリアでは湿り風に捕まると、ミスをすると
言われている。
また雨はグリーンを更に速くしてしまい、これもスコアを落とす原因ともなっている。


アーメン・コーナーと言われる、バックナインの3ホール
11番ホールから13番ホールは「アーメン・コーナー」と呼ばれ、神に祈らなければ
無事に通れないと言われるほど難しい。
1978年のマスターズでは中島常幸が13番ロングホールで13打も叩いてしまったことは
日本でも有名になった。
なお13打という数字は、13番ホールでは現在も最多記録であり、マスターズ全体でも
1980年に12番ホールで13打を叩いた、トム・ワイスコフ(1973年全英オープン優勝者)
と並び最多タイ記録である。

グリーンの芝について
1980年まではバミューダ芝だったが、1981年からベント芝に変更された。

コース内に植えられた花、“アザレア”

13番ホールには1600本ものアザレアが植栽されている。
「マスターズの時期に花が満開になるよう、植える前に種子を氷漬けしている」という
都市伝説があるが、実際に一度だけオーナーが氷漬けしたことがあるという。


この大会、タイガーウッズの出場「蘇るのか」がぜん面白くなってきた。
昨年予選落ちした、怪物松山英樹のリベンジに期待したい。