ひまわりさんより(3月4日)
今日は久しぶりに、夫と息子の意見が食い違っていました。普段我が家は、ほとんどのことは意見が一致しているのですが、珍しいことでした。実は昨日、夫は息子の通っている大学の卒業式に、保護者会の会長として出席しました。式そのものは、すごく感動的で良かったと言っていたのですが、式の後、卒業生たちが、着用していたガウンの帽子を高く投げ上げて祝っていたというのです。あとでその写真を見せられた夫は、「学校から借りている帽子であり、今後も使うものを投げ上げるのは、物を大切にしない心だし、このようなことは、米国の陸軍士官学校や、防衛大学で行われている風習で、人の心に寄り添う生き方をするべき看護学校や神学校で真似をすることではない」と言いました。息子は、「みんなが楽しんでいるんだし、そんなによごれるものでもない、そんな小さなことで目くじらをたてる必要はない」といつになく反対しました。しばらく議論していましたが、最後には夫の方が、「若い現役の人の意見を大事にしよう」ということで、決着がつきましたが、若い人の気持ちと、お年寄り(?)の意見と、一致させるのはなかなか難しいと思いました。
日曜休業令の切迫 28 偽りの教会合同が進んでいる
ローマ法王のイギリス訪問
この世界は経済破綻を経験しているわけです。ドルの価値がどんどん暴落しています。最後に申し上げたいのですが、なぜ世界経済はどんどん落ちていっているのでしょう?経済危機が起こらなければ、「獣の刻印を受けなければ売り買いができない」という状況が起きえないからです。
数か月前のことでした。ローマ法王がイギリスを訪問して、英国国教会のホールに立ちました。そして、とても象徴的な光景だったのですけれども、ウエストミンスターという、英国国教会の中心寺院で、カンタベリー大司教と抱き合ったのです。かつては、何百年と断絶状態にあったのです。そして、大勢の政治家、実業家、指導者たちが集まっている場所で、彼はスピーチをしました。そのスピーチの中で、彼は、現在の経済問題を解決するためには、ローマ教会の規則にのっとって、世界的な権威を打ち立てなければならない、と言ったのです。その時に、トーマス・モアという人をほめたたえました。トーマス・モアって誰ですか。彼は、ローマ・カトリック教会の中で、殉教者として有名な人です。彼は、ローマ法王は、いかなる国の王や、大統領や、皇帝、そういう人たちよりも卓越していると言ったのですね。その時に、当時のイギリス政府は、彼を死刑にしました。
数か月前、ローマ法王がトーマス・モアをほめたたえた時、異議を唱える人は一人もいませんでした。そのスピーチのあとで、ブラウン首相が、このように言いました。「我々は、425年にわたってプロテスタント諸国のリーダーとなってきたけれども、その時代は終わった」と宣言したのです。そして、英国国教会と、ローマ・カトリック教会は、同盟を結んだとニュースは報じました。