救いは取り消されることがあるのか 第30回
6、枝は切り取られることがある
ローマ人への手紙11章で、パウロは血縁によるイスラエルの子孫の中で、多くの者が神のみ子を拒んで失われていくことについて論じています。彼はオリブの木を用いてたとえました。17節から20節によると、元木の枝はイスラエルの子らを意味しますが、彼らの不従順のゆえに切り取られてしまいました。その後、野生のオリブの枝がつがれますが、それは、異邦人からキリスト教に改宗した人々を表します。では、次の勧告を注意してみましょう。「もし神が元木の枝を惜しまなかったとすれば、あなたを惜しむようなことはないであろう。神の慈愛と峻厳とを見よ。神の峻厳は倒れた者たちに向けられ、神の慈愛は、もしあなたがその慈愛にとどまっているなら、あなたに向けられる。そうでないと、あなたも切り取られるであろう」(ローマ11:21、22)。
これが真の福音です 第2回 ソン・ケムン
大変ショッキングな話ですね。皆様が切に愛するイエス様が、聖書が語るイエス様ではないというのですから・・・。しかし、イエス様がこの地上に、どんな姿で来られたか、それを正しく知ることの中に、私たちが、神様の戒めを守ることや、また罪に勝利するために、必ず理解しなければいけない、とても重要な、いくら強調してもしすぎることのない問題があるのです。皆さんは、この説教を聞いた後では、反キリストが、皆さんにどんなことをしたのか、はっきりと悟るようになります。また、皆さんが正しくイエス様を理解して、これを悟った後では、イエス様をもっと深く愛するようになるでしょう。イエス様の愛と、犠牲が切に感じられ、真のクリスチャン生活が何なのか、罪に惹かれる苦しい生活ではなく、喜びと感謝と活力あるクリスチャンの生活が、どういうものであるかを、皆さんが悟るようになると思います。み言葉の通りに、福音が、真理が、皆さんを自由にさせると、私は確信します。