神の火
デイビット・カン
現代の真理を語る人
私たちは、創造主であられる神様を、こうして礼拝しています。神様が創造主であられるということは、その神様が、皆様お一人おひとりに呼吸をさせて下さっておられるということです。今朝、神様が私の心臓に鼓動を与えて下さっています。ゆえに神様こそ、私たちの讃美を、ほめたたえることを、永遠にわたって受けるにふさわしいお方です。私たちが生きて、こうして呼吸し続けている限り、私たちは自分のすべてを神様に負っている者なんですね。
私たちが天国に行きました時に、そこで礼拝する様子、方法は、今とは全く異なったものとなっていることでしょう。私たちがこの世で捧げる礼拝というのは、いろんな人間的なものに実際は汚されています。人間でありますから、私たちは各自いろんな思い、異なった考えを持っています。しかし、天国で捧げられる礼拝というのは、全く純粋な、神聖な、完全なものとなります。その礼拝を目指して、私たちは安息日ごとにその練習をしているのです。
まず私たちがしなければならないのは、神様の火、神様からの火によって、すべての私たちの汚れ、罪を取り除いていただかなければならないことです。それを私たちは、まず必要としているわけですね。ここで、祈りのひと時を持ちたいと思います。
「天のお父様、こうして再びあなたのみ前に出て、礼拝を捧げるこの機会を感謝いたします。あなたのみ座にこうして近づく時に、聖なる神様であるあなたが、私たちを、また私たちの捧げる礼拝を受け入れてくださいますように。今、私たちの心を清めて下さるようにお願いいたします。幼子のような心を私たちに与えてください。あなたの霊とまことをもって、私たちを祝福して下さいますように。そして、この捧げる礼拝があなたに受け入れられるものとなりますように。イエス様のみ名を通してお祈りいたします。アーメン」。
長年、私、気が付いていることですけど、私の語る言葉の一つひとつに注意して、何か揚げ足を取る要素はないかと見ている、そういう人たちがいるのを知っています。何か、何でも、どんなことであっても、不完全な言葉が私の口から出た時には、それを基にして攻撃を仕かけてきます。私の真理に対する理解というのは、年を追うごとに、どんどん発展していって、深く、高くなってきています。
この、真理全体に対する私の理解というのは、もちろん一朝一夕で得られたものではありません。徐々に、神様の恵みによって、聖霊を通して育まれてきたわけです。そして、この三天使の使命の真の理解へと、神様ご自身が私を導いて下さっていると、私は確信を持っています。と同時に、私は長年にわたって、様々なものを、偽りの真理、また間違った福音の教えが、あちらこちらで語られているのを耳にしてきました。そういった中で、本当に真理の道をきちんと、その正しい道を歩むことが出来たのは、神様の恵みによる以外の何物でもありませんでした。神様からの力をいただいて、私たちの、「ライト フォー ライフ ミニストリー」の働きは、本当に国境を越えて国際的にどんどん発展してまいりました。そして、私たちの働きによって多くの人たち、韓国人のみならず中国人、アメリカの人たちですね、多くの国に住んでいる人たちの心を揺り動かしてまいりました。しかし、すべての功績は私たちではなく、イエス様に帰されるべきものです。
私たちには、十分な資金はありませんでした。当初はスタッフの人数も足りませんでしたし、必要な機材、道具などもありませんでした。最初は、私と妻、二人の子供たちが、小さなプレハブのような家に住んでいまして、その一部屋を、まず「ライト フォー ライフ」のために捧げたのを覚えております。最初は何をすべきか、またどこへ行くべきなのか、分かりませんでした。神様の恵みによって、一歩一歩正しい道へと導いてくださいました。そして現在、多くの人たちに、「現代の真理」を述べ伝えているところです。