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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

突然消えた操縦士  秘密携挙説とは 第3回

2016年11月02日 | 日記

携挙は物音ひとつ立てることなく静かに起こるのか?

 

1 静かな秘密携挙ではなく、最も騒然となる昇天

 

「わたしたちは主の言葉によって言うが、生きながらえて主の来臨の時まで残るわたしたちが、眠った人々より先になることは、決してないであろう。すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう」(Ⅰテサロニケ4:15-17)。

 

これは、携挙を主張する人たちが、携挙または聖徒を集める出来事を説明するときに使用する最も代表的な聖句です。ここで、生きている聖徒が眠った人々より、「先になることは決してない」のであり、死んだ聖徒が「最初によみがえり」という事実に注目してください。まず墓から出てくる死者が喜びを叫び、感謝の賛美を歌う情景がこの聖書の中に描かれているのではありませんか?これは秘密裡のとても静かな場面を表すというよりは、大音響が鳴り響くなど、騒然とした状況を描写していることが実によく分かります。

 

この聖書の言葉から、キリストの再臨が秘密裡に行われるという場面を発見できますか?キリスト再臨のときには「号令(Shout):新改訳」と「天使のかしらの声(Voice)」と「神のラッパ(Trumpet)」が全天下に鳴り響くのです。それは死者を起こすことができるほどの大きな音でなければなりません。聞こえない号令は号令ではなく、音の出ないラッパはラッパではありません。「ここで、あなたがたに奥義を告げよう。わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして変えられる。というのは、ラッパが響いて、死人は朽ちない者によみがえらされ、わたしたちは変えられるのである」(Ⅰコリント15:51,52)。

 

墓が開き眠っていた義人が復活し、生きている聖徒たちが変えられ昇天する、どうしてこのような素晴らしい出来事が秘密裡に起きると言うのでしょうか?これは物音ひとつ立てずに起きる秘密再臨ではなく、極度に騒然とした再臨であり、秘密携挙ではなくもっとも喜びに満ちた昇天になるのです。キリストが空中再臨され、聖徒たちが天へ昇るときこそ、歴史上最も騒がしい出来事になるという事実を明白に立証する聖書の言葉が他にもあります。

 

「われらの神は来て、もだされない。み前には焼きつくす火があり、そのまわりには、はげしい暴風がある。神はその民をさばくために、上なる天および地に呼ばわれる、いけにえをもってわたしと契約を結んだわが聖徒をわたしのもとに集めよと」(詩50:3-5)。「死は勝利にのまれてしまった。死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。死よ、おまえのとげは、どこにあるのか」(Ⅰコリント15:55)。「また、彼は大いなるラッパの音と共に御使たちをつかわして、天のはてからはてに至るまで、四方からその選民を呼び集めるであろう」(マタイ24:31)。