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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

突然消えた操縦士  秘密携挙説とは 第14回

2016年11月15日 | 日記

3 70週預言の計算法

 期間的預言を解釈する時は、神様の計算法に従わなければなりません。建築技師が設計図を書く時には1メートルを1センチとして計算するように、神様が与えられた期間的な預言を解釈する時は、神様が定められた計算法に従うのです。それは、エゼキエル書第4章6節と民数記第14章34節に記録されている“1日は1年”という法則です。

 

そこで、70週というのは70×7=490日になります。そして490日は預言の解釈法則によると490年に換算されます。しかし、490年の始まりはいつでしょうか?引き続き天使ガブリエルの説明を見てみましょう。「それゆえ、エルサレムを建て直せという命令が出てから、メシヤなるひとりの君が来るまで、七週と六十二週あることを知り、かつ悟りなさい。その間に、しかも不安な時代に、エルサレムは広場と街路とをもって、建て直されるでしょう」(25節)。

 

さぁ、これですべてが明らかになりました。70週、すなわち490年の始点は、エルサレムを建て直せという命令が出された時であり、それを起点に7週と62週(69×7=483年)が過ぎると、油注がれた者つまりメシヤが現れるという天使ガブリエルの説明です。天使が説明する預言の解釈を、誰がむやみに否定できるでしょうか?

 

しかし、70週の預言の始点である“エルサレムの再建命令”が下った年はいつでしょう?エルサレムを建て直せという最後の命令がいつ布告されたでしょうか?これは、エズラ書7章7節と13節に記されています。「アルタシャスタ王の七年に…わたしは命を下す」。再建命令が下ったアルタシャスタ王の七年は、歴史的に確立された年です。聖書の注解書などを見ても、命令が下された年はBC457年であることが分かります。

 

70週の預言の始点はBC457年でした。エルサレムの再建命令書が、その効力を発揮したBC457年の秋から始まり、483年後、歴史の年代表で最も栄光ある出来事が起きるのです。その年はまさにキリストがバプテスマを受けられたAD27年と一致します。