今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2024秋 放浪の旅(17日目・最終日)山形県・宮城県

2024年10月08日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月8日

道の駅「天童温泉」(山形県天童市鍬ノ町2丁目3-41)
雨予報ということもあり、昨夜、仙台港から苫小牧港行きのフェリーのチケットを予約した
昨夕は運転するのが嫌になるような雨が降っていたので仙台に近い道の駅を選んだ



お土産でも買おうかと道の駅に入ったが、早い時間から多くの買い物客がいたので止めた
山形県は果物が安い



ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所(宮城県仙台市青葉区ニッカ1番)
宮城県に来たら必ず立ち寄る宮城峡蒸留所



これまで何回も訪れ、購入することのできなかった「伊達」というウイスキーを購入することができた



ビジターセンターに行くと、2分後の蒸溜所見学が空いていますと言われた
予定にはなかったが、誘いに乗ってしまった









青葉神社(宮城県仙台市青葉区青葉町7-1)
名前から歴史のある神社と思い訪れた
100年の歴史と聞いて驚いた



手水鉢の花



建物の名称は分からないが、国の登録有形文化財に指定されているとのこと



拝殿内の様子






金剛寳山 輪王寺(宮城県仙台市青葉区北山1丁目14)
ここも日光の輪王寺のことが頭にあり寺の名前で訪れてみた






本殿内の様子



火災でお堂が焼失したが、唯一残っているのが仁王門だとの記載があった



仙台市文化財に指定されている



仁王像が安置されているが、金網の障害物で苦労した


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2024秋 放浪の旅(16日目)福島県・山形県

2024年10月07日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月7日

道の駅 「あいづ 湯川・会津坂下」(福島県河沼郡湯川村佐野目五丁ノ目78-1)
施設が新しく快適な道の駅だった



不安定な天気で午後から雨が降るという予報だった
この地域は昨年秋に訪れていたので、久し振りとなる場所を選んだ



上杉神社(山形県米沢市丸の内1丁目4-13)
祭神は、天正6年(1578年)3月、越後の春日山城にて49歳で急逝した戦国の名将上杉謙信



先日、訪れた武田信玄を祀る武田神社同様、参拝者が多い神社
日本人が好きな戦国武将の二人だ



上杉神社は元は米沢城跡で明治の時代まで、上杉謙信の遺骸が安置されていた






摂社 松岬神社(まつがさきじんじゃ)
ネットで検索すると、人気の神社になっているが、観光客の多くは通過していく



祭神は、上杉鷹山含め6柱






米沢藩9代藩主で、江戸時代屈指の名君で知られている
米国大統領 ジョン・F・ケネディが尊敬していた人物としても有名






天地人の二人、米沢藩2代上杉景勝と景勝の家老である直江兼続も祀られている



伝国の社



春日山 林泉寺(山形県米沢市林泉寺1丁目2-3)
新潟県にある林泉寺が、上杉家の転封にともない謙信の遺骸、上杉家関係の文書、重宝の大半が米沢に移された



堂内で歴史的背景等の説明があるが、他の寺にない切り口は実に面白い
以前、上杉謙信の旧名を質問されたが答えることができなかった
今回も質問に答えることができなかった(汗)



境内には、直江兼続夫妻の墓がある



戦国武将で夫婦が並んでいるのは珍しいと思う



こちらは、上杉家の廟所だが女性ばかりで藩主の名がない



今回、答えることができなかったのは、「仙洞院」は誰という質問だった
正解は「謙信の姉」であった



「お豊の方」は、上杉鷹山の側室


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2024秋 放浪の旅(15日目)福島県

2024年10月06日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月6日

道の駅「ばんだい」(福島県耶麻郡磐梯町磐梯十王堂38−番地)
茨城県の道の駅から200kmほど移動してこの道の駅についた
朝、隣のキャンピングカーの男性から挨拶された
兵庫県在住で、一人旅で美しい自然風景を求めて旅をしている方だった
同世代で同じ時代を生きてきているので、話も合い、楽しい時間を過ごさせていただいた



早い時間から、道の駅の駐車場には似たようなスポーツカーに乗ったドライバーが集まっていた
この手の集団は静かに集まり、静かにいなくなるマナーの良いグループだ



会津さざえ堂 <円通三匝堂>(福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下1404)
会津若松には何度か訪れているが、「さざえ堂」の存在を知ったのは車中泊で旅をしているYouTuberの映像を見てからだ
今回の旅では「清津峡渓谷トンネル」もそのYouTuberの映像から訪れた(過去にもある)






お堂横にあるベンチ付近で、朝、道の駅で話をした男性と再会した
彼は飯盛山の白虎隊の墓が目的で私はさざえ堂が目的、その二つは直ぐ近くにある
ここで、朝の話しの続きになり、またまた楽しい時間を過ごした



堂内はこのようならせん階段になっている
この建物は重要文化財に指定されている



白虎隊十九士の墓(福島県会津若松市一箕町八幡弁天下)
歴史小説が好きで、もちろんこの存在も知っていたが、悲しすぎて敢えて避けていたような気がする



日曜日ということもあり、多くの参拝者が手を合わせていた



松平容保公弔歌の碑
「幾人の涙は石にそそぐとも その名は世々に朽ちじとぞ思う」



会津藩殉難烈婦の碑
戊辰戦争で自刃または戦死した会津藩の婦女子230余名の霊を弔うため
元白虎隊士で東京帝国大学総長 山川健次郎らの篤志家により建立






駐車場に戻るとさざえ堂で再会した彼から、ドジャースとパドレスの途中経過を伝えられた
大谷のホームランで3対3の同点になったことはスマホで確認していたが、3対5で負けているという
旅の楽しさは観光地ではなく、人との出会いだといつも思っているが、今日は素晴らしい人に出会えた(感謝)

福満虚空蔵菩薩圓藏寺(福島県河沼郡柳津町柳津寺家町甲176)
ネットで訪問地を探していたときに、(多分下にある橋)下から撮った本堂の写真と



本堂から撮った橋の写真が印象に残り訪れることにした



「ここは公園ではありません」と寺側から注意書きがあるのだが、公園のように整備されていて美しい境内だ



「箒杉」と書かれていた



鐘楼



赤べこ伝説(後日)



本堂
側面から



彫刻が素晴らしい



仁王門(右)と本堂
下に降りて見上げてみる



500mほど歩いた所に「辨天堂」があるという



辨天堂(重要文化財)


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2024秋 放浪の旅(14日目)茨城県・栃木県

2024年10月05日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月5日

道の駅「かさま」(茨城県笠間市手越22番地1)
新しい道の駅のようで、周辺は渋滞が発生していた
昨日もそうだったが、今朝も雨の中、開店1時間以上前からこのような状態
昨夜からの雨が止まず、訪問先を選ぶのに苦労した
水戸市の薬王院は駐車場なし、一度訪れたことのある佐竹寺は(何があったのか)境内の撮影禁止
水戸光圀が晩年を過ごした西山荘の拝観料2,500円に驚きキャンセル
というわけで、今日は終日雨予報のため移動日とした



白久山 長泉寺(栃木県那須郡那珂川町白久777)
移動途中、赤い三重塔の案内を見かけハンドルを切った
調べて見ると、1491年創建の歴史ある曹洞宗寺院(境内が美しい)
花の寺としても有名のようだ



三重塔
昭和54年の建立の塔



三重塔と花とのコラボでインスタでの投稿を望んでいるようだ



鐘楼
自由に撞いてもいいようだ
昨日に続き、心静かに撞いた



梵鐘の文字を見ると「南無釈迦牟尼仏」
二度目を撞いた



本堂
本堂横にあった「禅」という冊子をいただいてきた



何故か心が穏やかになる


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2024秋 放浪の旅(13日目)栃木県・群馬県・茨城県

2024年10月04日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月4日

道の駅「どまんなか たぬま」(栃木県佐野市吉水町366-2)
昨夜からの雨で今日は何処に行こうかと朝から悩んでいた
調べて居るうちにこの地は、「田中正造終焉の地」だということがわかり、博物館に行く計画を立てていた
出発時刻になるころ、雨も止み計画が変わった



総本宮 雷電神社(群馬県邑楽郡板倉町板倉2334)
これまで多くの神社を回ってきたが、雷電神社という名は聞いたことがなかった



主に関東地方に点在する「雷電神社」「雷電社」の事実上の総本社ということである



社殿(群馬県指定文化財)
本殿彫刻の美しさには驚く



本殿の壁面彫刻は上から下の土台に至るまで、左甚五郎を祖と仰ぐ彫刻師・石原常八主信の手によるもの






椎尾山 薬王院(茨城県桜川市真壁町椎尾3178)
今回の旅の中では一番狭く曲がりくねった山道となった(約2kmの距離だが)
途中、雨が降っていたが、着いた頃には止んでいた

仁王門(桜川市指定文化財)
仁王像の拝観料は500円と記載があった



本堂



鐘楼
自由に撞いてもいいということで、軽く撞いてみた
二度目を打つ前に梵鐘の文字を見ると「女人厄除……」との記載があった
素晴らしい女性との出会いばかりなので、二度目は止めた(笑)



三重塔(群馬県指定文化財)
調べているうちに、この三重塔の存在を知ったので訪れた






群馬県指定天然記念物である「スダジイ(椎の木)の巨木」






笠間稲荷神社(茨城県笠間市笠間1番地)
創建は、社伝によれば第36代孝徳天皇の御代、白雉2年(651年)と伝えられている



予備知識もなく訪れたが、日本三大稲荷のひとつとのこと



拝殿
拝殿前の黒い箱が巨大な賽銭箱になる



一番華やかな場所が昔風のお御籤の場所



本殿は重要文化財に指定されているが、修復工事中でシートで覆われている



狐塚





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2024秋 放浪の旅(12日目)群馬県・栃木県

2024年10月03日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月3日

道の駅「よしおか温泉」(群馬県北群馬郡吉岡町漆原2004)
温泉が併設されている道の駅ということで選んだ
体が疲れてきているのかぐっすり眠ることができた



少林山 達磨寺( 群馬県高崎市鼻高町296)
達磨大師の教えを受け継ぐ「縁起だるま発祥の寺」ということで訪れた
久し振りに、鐘を撞いてからの参拝になる



本堂
達磨寺の名前通り、本堂周辺はダルマに囲まれているという感じだ






本堂前には巨大な奉納ダルマ



観音堂
当山最古の建物で、創建当時の姿を今に伝える茅葺きのお堂



十一面観世音菩薩を祀る



世良田東照宮(群馬県太田市世良田町3119-1)
到着してがっかり、拝殿・本殿(重要文化財)は修復工事中でシートで覆われていた



鉄燈籠(重要文化財)



世良田山 長楽寺(群馬県太田市世良田町3119-6)
世良田東照宮に隣接、境内は「新田荘遺跡」の一部として国の史跡に指定されている



勅使門(群馬県指定文化財)



三仏堂(群馬県指定文化財)



太鼓門(重要文化財)
その昔、時報や行事の合図のため、楼上に太鼓を置いていたことからこの名がある



宝塔(重要文化財)



本堂



ヤブ蚊に数カ所刺され、薬局にて薬を購入する

史跡足利学校(栃木県足利市昌平町2338)
天気予報では午後に雨が降る確率が高いということで、雨対策として選んだ場所である
室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府であった



学校門
日本で唯一「学校」の額が掲げられた門



孔子廟



孔子坐像



曝書(ばくしょ)実施中の案内



秋の天気の良い日に古書の虫干しをしている



他にも復元された施設があり、詳細は後日発信したい

征夷大将軍足利尊氏公像
この像を観るまで、足利市との結びつきを考えてもみなかった(汗)



金剛山 鑁阿寺(ばんなじ)(栃木県足利市家富町2220)
現地に着くまでこの寺の名は知らなかった(読めなかった)
足利市内に入ると「足利学校と鑁阿寺」の案内が繰り返し出てくる
足利尊氏邸宅跡のようだ



本堂(国宝)
驚いたことに、本堂は国宝、他の堂宇も文化財に指定されている



多宝塔(栃木県指定文化財)



経堂(重要文化財)



鐘楼(重要文化財)



ここも撮った写真を整理し、後日発信したい
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2024秋 放浪の旅(11日目)長野県・群馬県

2024年10月02日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月2日

道の駅「みまき」(長野県東御市布下35-4)
当初は最寄りの布引観音と小諸城跡に立ち寄る予定でいたが、30℃を超える予報だったので止めた
結果的には、山梨県から長野県の道の駅を経由して群馬県に向かうことになった



妙義神社(群馬県富岡市妙義町妙義6)
妙義神社は今回で2回目の訪問になる
神仏習合時代、妙義神社には別当として上野寛永寺の末寺である白雲山高顕院石塔寺があった



昨日の「久遠寺」と同じように長い階段が見えてくる



右には「女坂」があったが、今日は男らしく階段を選択した



随神門



随神像



唐門(重要文化財)



唐門天井画



拝殿(重要文化財)



拝殿内部と天井画



本殿(重要文化財)
修復作業中なのか足場が組まれていた
近くで映像会社の男性二人がドローンで修復の様子を撮影をしていた



一之宮貫前神社(群馬県富岡市一ノ宮1535)
1500年の歴史を持つ古社
ここも2度目の訪問になる



全国的に珍しい「くだり参道」の神社として知られている



楼門



拝殿(重要文化財)



拝殿内部



本殿(重要文化財)



五徳山 水澤寺<水澤観世音>(群馬県渋川市伊香保町水沢214)
ここは初めて訪れる寺院である



少し歩くと、線香の煙と匂いが漂ってくる



参拝者は線香の束に火をつけているので凄い煙になっている



六角堂(六角二重塔)
回転する地蔵尊を左に3回廻すといいことがあるらしい



本堂(観音堂)
本尊:十一面千手観世音菩薩



本堂外天井の龍の画



仁王門



仁王像


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2024秋 放浪の旅(10日目)山梨県

2024年10月01日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月1日

道の駅「なんぶ」(山梨県南巨摩郡南部町中野3034)
途中、いくつかの道の駅に立ち寄ったが、この道の駅が第一印象が抜群によかった
南部氏発祥の地ということで、南部三郎光行の像があった



朝から快晴の天気に恵まれて、車内の温度は30℃近い
旅も10日目で疲れも洗濯物もたまってきたので休養日+移動日にした



身延山 久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町身延3567)
道の駅の比較的近くに、日蓮宗の総本山「久遠寺」があり、久し振りに訪れることにした

三門






三門の先に急な287段の階段がある



上から見るとこのような感じだ
如何にも上ってきたという感じだが、実は車で上の駐車場まできた



さらに、駐車場からも文明の利器を活用
だらしのない体型になっていく訳だ



本堂
久遠寺の建物は一つ一つが大きい



五重塔



祖師堂



鐘楼



鯉も大きい



御真骨堂



仏殿



開基堂(身延町指定文化財)



庭園



斜行エレベーターで降りる



走行途中でコインランドリーでに寄り、10日分の洗濯
いつもは雨の日に行うのだが、今回の旅で雨は初日のみ(恵まれている)
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2024秋 放浪の旅(9日目)静岡県

2024年09月30日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月30日

道の駅 「伊豆のへそ」(静岡県伊豆の国市田京195-2)
伊豆半島の中央にある道の駅で「へそ」とは、ネーミングが面白い
深夜か明け方に雨が降ったのか、地面が濡れていた



台風の心配もあったが、いつの間にか予報も良い方に変わっていた
朝から訪問予定地選びに悩んだ
当初、あの天城峠を越え下田に向かう予定でいたのだが……



福地山 修禅寺(静岡県伊豆市修善寺964)
修善寺温泉は駐車場を探すのが難しい
昨夜は温泉街なのに、風呂はあるが駐車場がなく、グルグル回り1日500円の駐車場と700円の風呂をやっと見つけた
その駐車場の近くに目的の「修禅寺」があった



ガラスで護られている「仁王像」



NHK大河ドラマ「北条時宗」視聴後、この時代に興味を持ち、吾妻鏡も読んでみた
源頼朝の弟の源範頼と、頼朝の息子で鎌倉幕府2代将軍の源頼家が当寺に幽閉され、その後この地で殺害されたことでも知られている



本尊:木造大日如来坐像(重要文化財)






天守君山 願成就院(静岡県伊豆の国市寺家83-1)
文治5年(1189年)に北条政子の父親で鎌倉幕府初代執権であった北条時政が、
娘婿の源頼朝の奥州平泉討伐の戦勝祈願のため建立した



北条時政墓所



墓の横に石碑に彫られた文字



空海像



本堂内に、運慶作国宝仏像5体が安置されている



梓澤要の小説「荒仏師 運慶」に、ここの仏像が出てくるので内容を思い出しながら拝観した
仏像の説明は外国人僧侶?からだった



この後、頼朝と政子縁の三嶋大社を予定していたが変更した

ガイアフロー静岡蒸溜所(静岡県静岡市葵区落合555番地)
国道1号線の速い流れにのり、100kmほど先にある山中に向かった
静岡市から30kmの距離にある蒸溜所だ



予約も無く飛び込みで入ったが、1時間後の工場見学に参加することができた
見学料は1,100円で60分+有料試飲60分というコースである



ここのメーカーのウイスキーは私の地元ではあまり見たことがない



ウイスキーの製造工程はどこも、変わりがないのでどう説明するのかが楽しみの一つである
この大きな地元のスギでできた木桶の1階部分



2階部分は内を覗くことができる高さだが、巨大な木桶だ(10個ある)



昨日から仕込みが開始されたそうだ
これは、大麦麦芽を粉砕する機械



廃業した「軽井沢蒸溜所のポットスティル」



余市蒸溜所は石炭直火だが、ここは木材を使用している



貯蔵庫



天窓もあり明るい貯蔵庫



側にテイスティングする人がいたので、聞いてみると1日50~100樽行うそうだ



有料試飲会場のウイスキー



私は運転するため試飲はできないので、この2本を15mℓの小瓶に詰めてもらった
ボトルの値段を聞くと、2万円弱のウイスキーのようだ



ショップで購入したウイスキー
寺社巡りより費用がかさむのが痛いところだ


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2024秋 放浪の旅(8日目)山梨県・静岡県

2024年09月29日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月29日

道の駅「花かげの郷まきおか」(山梨県山梨市牧丘町室伏2120)
昨日、訪れることのできなかった「恵林寺」に近い道の駅でお世話になった
車中泊車も少なく静かな夜を過ごした



朝、車載冷蔵庫のバッテリー不足の警告音で目が覚めた
このサブバッテリーも私と同じく寿命が近いようだ
さて、この建物は「牧丘郷土文化館(旧室伏学校)」



乾徳山 恵林寺(山梨県甲州市塩山小屋敷2280)
もう一度訪れてみたい寺院の一つだった



戦国時代に恵林寺は武田晴信(信玄)により再興される
永禄7年(1564年)11月に美濃崇福寺から快川紹喜が招かれる



四脚門(重要文化財)
レンズが汚れていることを今知った(笑)



三門(山梨県指定文化財)
天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍の武田領侵攻(甲州征伐)により武田氏は滅亡
織田氏は恵林寺に逃げ込んだ佐々木次郎(六角義定)の引渡しを要請するが、寺側が拒否
津田元嘉・長谷川与次・関成重・赤座永兼らによって恵林寺は焼き討ちにあった



快川紹喜が燃え盛る三門の上で
「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」
と発して火定したといわれる






富士御殿場蒸溜所(静岡県御殿場市柴怒田970番地)
雨予報でもあり、屋内の施設を考えていたときに、頭に浮かんだのはこの蒸溜所だった
70kmほど車を走らせる



工場見学をしたいのだが旅人で予約をしていないと告げると「ちょうど、1名空きがある」と笑顔で応えてくれた
受付嬢が私の車のナンバーを見て、私も札幌出身だと話し、会話がすこし弾んだ



この待機場所から工場見学(有料:500円)が始まる



案内の女性スタッフ(清楚で美人)



工場見学はいくつか経験をしてきているが、よく考えられた内容になっている






この木樽はシングルモルト専用とのこと



この場所で瓶詰めが行われる



熟成過程






世界最高賞を受賞した「富士30年」 26万円(試飲15mℓ 5,000円)



蒸溜所限定のウイスキーを購入(4,000円弱)


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2024秋 放浪の旅(7日目)長野県・山梨県

2024年09月28日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月28日

道の駅「信州蔦木宿」(長野県諏訪郡富士見町落合1984番地)
長野県と山梨県の県境近くにある道の駅
朝起きて車の周囲を見ると、いつの間にか満車状態になっていた



この道の駅は温泉施設が併設されていて、車中泊を楽しむ者にとってとても便利である
ナンバーを見ると全国各地から集まってきている感じがする



サントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市白州町鳥原2913-1)
前日に白州蒸留所のホームページを見ていると1名だけ空きがあり申し込むことができた
工場見学は過去に経験もあるので、今回のショップと博物館だけで十分満足している



申し込みは11時30分からということもあり
ネットで大谷の活躍を観戦、母校バレー部の試合観戦、JRA馬券購入とゆっくり過ごすことができた



リニューアルしたショップや試飲会場も心ときめくという感じではなかった



こちらはウイスキー博物館



白州25年(希望小売価格: 360,000円)



これだけの種類の白州が出ているとは知らなかった



ミニボトルもこれだけの種類が集まれば圧巻



今回、ショップで購入したのは蒸溜所限定180mℓ ボトル(4,000円弱)



七賢<山梨銘醸株式会社>(山梨県北杜市白州町台ヶ原2283)
昨夜、大信州という日本酒を購入したことを発信したところ、北杜市に「七賢」があるので……



何故か、行かなければならないという感じになり、立ち寄ってみた
明治天皇もお立ち寄りになったという由緒ある酒蔵ということを初めて知った



七賢という名が、竹林で酒を酌み交わし、琴を弾きながら清談に明け暮れたといわれる7人の隠者(竹林の七賢人)からとったとは知らなかった



ショップの店員の説明を参考に左右の2酒を購入
中央は今晩お世話になる道の駅で購入



武田八幡宮(山梨県韮崎市神山町北宮地1185)
山梨県といえば武田信玄の名が浮かんでくる
この神社も武田信玄公が再建したものである



「二の石造鳥居」がかなり小さい



階段の上に見えるのは神楽殿か



本殿(重要文化財)



武田神社(山梨県甲府市古府中町2611)



この写真からは参拝者が少ない感じがするが、実際はかなり多く拝殿前に列ができるほどである






本殿には、祭神の武田信玄公が祀られている



甲斐善光寺(山梨県甲府市善光寺3丁目36-1)
甲斐善光寺は永禄元年(1558年)、甲斐国国主武田信玄によって創建された

山門(重要文化財)



仁王像
かなり苦労して仁王像を撮っていると、熟女3名に写真を撮って欲しいと声を掛けられた
短い時間だったが久し振りに会話をした






本堂(重要文化財)



雨予報もあったが無事一日を過ごすことができた


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2024秋 放浪の旅(6日目)長野県

2024年09月27日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月27日

道の駅「あおき」(長野県小県郡青木村村松25-1)
この道の駅も三度ほど利用させてもらっている
車中泊車も5台ほどで不安になるほど静かな夜を過ごした



朝6時過ぎ、洗顔に向かうと10名ほどの人がベンチに座っている
時間経過とともに列が長くなり、道の駅にあるショップの開店を待っていることを知る
お目当ての品は「マツタケ」にようで、9時の開店と同時に売り切れた感じであった



仁科神明宮(長野県大町市社宮本1159)
昨日、訪問候補地に入れていた神社である
途中、中央線をはみ出してきた大型車と接触するところだった愛車も入れた



ここには国宝の社殿がある
駐車場のナンバーを見ても遠くから訪れている人も多い感じがする



家族や友人知人の健康と旅の安全を祈願



本殿(国宝)
日本最古の神明造
神明造の建築物としては、わが国で唯一の国宝



主祭神: 天照皇大神






大王わさび農場(長野県安曇野市穂高3640)
ここも人気のスポットで、第1駐車場はすでに満車であった
日本最大のわさび生産地だが周辺の景色も美しい



この水車は映画のロケ地でも使われた
ゴムボートによる観光も楽しむことができる



この黒いシートの下に清流が流れ……



わさびが栽培されている



ショップに立ち寄ったが、容量が減り、価格が倍近くになっている



次に国宝の松本城に向かったが、駐車場を探すことができず断念

大信州酒造(長野県松本市島立2380)
最近、日本酒を購入する機会が増えた
口コミでショップの店員の対応がいいとのことだったので立ち寄った



「大信州酒造株式会社」



こちらがショップになる
ドアを開けた瞬間、口コミ通りだと確信した



お酒についての説明が上手で、つい手が伸びてしまう



今回、購入した3本
左右は3日前に販売されたもの、中央はお勧めの酒とのこと



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2024秋 放浪の旅(5日目)長野県

2024年09月26日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月26日

道の駅「オアシスおぶせ」(長野県上高井郡小布施町大島601)
着いて駐車場から道の駅の建物まで遠かったことを思い出した
昨日のことも思い出せないのに、7年前のことなど思い出せるはずもない



長野県に入って驚いたのはガソリン価格が高いということ
隣の新潟県で1ℓ 159円から175円だったのが、長野県では182円から187円になっていた



一乗山 大法寺(長野県小県郡青木村当郷2052)
旅の疲れも出てきているので、訪れたことのある場所を選択した
60kmほど走ったが、所々渋滞もあり、思ったより時間がかかった
この寺は3度目になる



観音堂内の厨子は重要文化財



石造りの観音様が美しい



三重塔(国宝)
久し振りのこの塔を見たいと思った
午後は逆光になるので午前中が綺麗に撮れると、以前、寺の方に教えてもらっていた



正慶2年(1333年)の建立



崇福山 安楽寺(長野県上田市別所温泉2361)
ここも3度目になるが、一度目は拝観時間に間に合わず頼んだが駄目であった
振り返ればいろいろ思い出があるものだ



境内は曹洞宗寺院らしく整備されていて気持ちがいい



経堂内部の天井画の方に目がいく



重要文化財の二体の像だが、天気が良すぎて日差しがガラスに反射して、私の姿の方が目立つ



私の幅のある体で日差しを遮り撮ってみた(頭と体は使う物だ<笑>)



八角三重塔(国宝)
もちろん、ここを訪れたのはこの国宝の塔を観るため
写真を見て分かるようにお墓の中に建っている



四重に見えるが、一番下は「裳階」になる
この塔の形は大変珍しい






生島足島神社(長野県上田市下之郷中池西701)
日差しが強すぎて、持っているカメラもかなり熱をもってきている
ファインダーを見ても被写体が見えないほどだ



御神橋



御本社(上宮)
生きとし生けるもの万物に生命力を与える「生島大神」と、
生きとし生けるもの万物に満足を与える「足島大神」の二神が祀られている



磐座



神池









諏訪神社(下宮)



信濃国分寺(長野県上田市大字国分1049)
奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、信濃国国分寺の後継寺院



三重塔(重要文化財)
高さ20.1m 源頼朝の発願と伝える



今日は塔巡りを考え行動した
もう一つ、予定していたが体力が続かなかった






本堂の彫刻



堂内の様子



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2024秋 放浪の旅(4日目)新潟県・長野県

2024年09月25日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月25日

道の駅「ながおか花火館」(新潟県長岡市喜多町707)
とても過ごしやすい道の駅で何度か利用させてもらっている
朝の7時で雲一つ無い青い空



訪問先に長岡市にある神社を考えていたが、あまりの天気の良さに考えが変わった
YouTubeで見た景色が頭に浮かびそこに向かう計画を立てた



一昨日からポータブルバッテリーのトラブルが続き、メーカーとの連絡もつき、現地から送ることになっていた
最後の悪あがきで、ボタンを押すと何とACの出力が復活した
「馬鹿野郎」と怒鳴ったのが届いたのかも(笑)



清津峡渓谷トンネル(新潟県十日町市小出)
いつもより早い、8時過ぎに道の駅を出た
一般道で80km弱の距離を快適に走る
一番近い駐車場に駐めることができた(運が向いてきている)



このトンネルは有料で「入坑料1000円」
長さは片道750mで緩い坂になっている



途中、このような景色を数カ所楽しむことができる



中央にあるのは「トイレ」
入ってみたが普通の綺麗なトイレだった



テーブルが数個置かれているのが面白い効果をだしている



最後はこの景色になる
湧き水の上を歩き中央でポーズ(この女性は長身でモデルのような人だった)



何組かに声を掛け写真を撮ってあげたが、ここはカップルだと楽しいと思う



同じ市内にある、現代美術館に向かう予定であったが、残念ながら休館日
予定を変更して長野県に向かうことにした

浄瑠璃山 浄光寺(長野県上高井郡小布施町雁田676)
この寺は今回が3度目になる
前回がいつだったかは記憶にない



仁王像シリーズを発信しているが、この像の記憶が全くない



左右の像が明らかに違っているのは素人目でも分かる
作者が違うようだ



階段の石は「自然石」で昔から変わっていないそうだ



薬師堂(重要文化財)
旧国宝で、2008年に建立満600年を迎えた



堂内の様子



自然の景色も美しいが、やはり寺社巡りは楽しい



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2024秋 放浪の旅(3日目)新潟県

2024年09月24日 | 旅日記
訪問日 令和5年9月24日

道の駅「たがみ」(新潟県南蒲原郡田上町大字原ヶ崎新田)
三連休最後の日ということもあり、遅くまで賑わっていた



竹でできた巨大なブランコは子供に大人気だった



こちらも夜遅くまでカップルの姿があり楽しそうだった
そんな中、私の車の中では大きなトラブルが発生していた
ポータブルバッテリーのAC出力のみが作動しなくなったのだ
昼からサポートセンターに連絡をとっているが、混み合っているとのことで、つながらない



雲高山 国上寺(新潟県燕市国上1407)
和銅2年(709年)泰澄によって開山された古刹である



堂内の様子



ところが、本堂の壁面に描かれた「イケメン官能絵巻」が話題を呼んだ
いわゆるSNSで炎上したのである






方丈講堂前には、風鈴と風車が



観音像の周りを3周すると幸運に巡りあえるとの記載があり
三人の女性が「まだ、遅くない」と笑顔で歩き出した



このことからも由緒ある寺だということが理解できる






良寛和尚もこの寺で修行した









金峯(きんぷ)神社(新潟県長岡市西蔵王2丁目6-19)
和銅2年(709年)元明天皇の勅願により北国鎮護のため大和国吉野山の蔵王権現を分霊して古志郡楡原の地に創建されたという
廃仏毀釈までの別当寺は安禅寺(金峰山静観院)



こちらも参道は風鈴と風車で飾られている
日中は30℃をこえる暑さで風鈴の音が涼やかに聞こえる









山本五十六記念館・生家(新潟県長岡市呉服町1丁目4-1)
この日の最後は「山本五十六記念館」となった
「河井継之助」に関する本で、山本五十六が影響を受けていることを知った



山本五十六がアメリカ軍の飛行機に撃墜された機体の一部が展示されてあった
展示物の中に
「私は河井継之助が小千谷談判に赴き、天下和平を談笑のうちに決しようとした、あの精神をもって使命に従う。
軍縮は世界平和、日本の安全のため、必ず成立させねばならぬ」との文言があった



山本五十六の生家



二畳の勉強部屋





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