今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

佐太神社(島根県松江市鹿島町佐陀宮内7)

2019年11月29日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月26日

佐太神社
参道では消防団の訓練、境内では地元の方による清掃活動が行われていたのでしばらく車内にて待機



初めて訪れる場所なので「境内絵図」は参考になる



「狛犬」









「随神門」









「手水社」



「直会殿」



「汐草」
「藻汐祓」
 家に悪穢があった時 青竹で汐筒を作り 海に行き汐を汲み ジンバ草を採り 身を清め当社にお詣りして 祓をするのが 古くからの習俗であります



「舞殿」



出雲國二ノ宮、また出雲国三大社の内の一つとして「佐陀大社」として称えられている
拝殿の奥に左から「南殿」「正中殿」「北殿」が並ぶ



「拝殿」



おみくじの種類の多さに驚いた。






左手に回ってみる

本殿三社(重要文化財)
本殿三社に十二柱の神々が祀られている

南殿:素盞嗚尊及び秘説四柱の計五柱
正中殿:天照大神及び瓊々杵尊の二柱



「南末社」



「社日社」






右手に回ってみる









北殿:佐太御子大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、速玉男命、事解男命の五柱



北末社



石造りのベンチにて休憩(粋な計らいだ)



ここには、出雲國二ノ宮、本殿が重要文化財ということで訪れた



この立派な社殿は周囲の風景と溶け込んでいて美しい



「清川太兵衛紀功碑」






撮影 令和元年5月26日
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美保関灯台(島根県松江市美保関町美保関)

2019年11月28日 | 名所・旧跡
訪問日 令和元年5月25日

美保関灯台
美保神社から車で10分ほど走ったところにある
時間も早いので寺社ばかりではなく、少し観光の幅を広げてみようと思って行動した
人気スポットなのか、大きな駐車場には乗用車のほか二輪車も多く駐まっていた



これまで訪れた灯台とは少し雰囲気が違っている



「山陰最古の石造灯台」 予備知識もなく訪れたが由緒ある灯台ということが分かった



美保関灯台(登録有形文化財)



「近代化産業遺産」にも認定されている



「世界灯台100選」および「日本の灯台50選」に選ばれている






「美保関灯台ビュッフェ(レストラン)」 元は灯台横の官舎(旧吏員退息所)の建物



展望台から日本海を眺める



隠岐の島から境港行きのフェリーが通り過ぎて行く



若い人から熟年までカップルが多かった
孤独な老人は私一人で、早々に帰ることにした






連日の真夏日ですっかり気力・体力が衰弱
予定はまだあったのだが、最寄りの道の駅でしばし休憩のつもりが、翌朝まで過ごすことになってしまった

撮影 令和元年5月25日
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龍海山 佛谷寺(島根県松江市美保関町美保関)

2019年11月27日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月25日

龍海山 佛谷寺
以前、美保関を訪れ自宅に戻った時にこの寺院の存在を知った
地図を見ると美保神社に隣接している感じなのだが……視界に入ってこない



地元の方に、美保神社の鳥居から狭い「青石畳の通り」を進むと見えてくると教えられた
方向音痴のため途中で二人の人に聞くことに



初めての寺院なので周囲を歩いてみる



「吉三地蔵尊」
浄瑠璃など芝居の題材として度々取り上げられる「八百屋お七」の恋人、小姓吉三の墓
八百屋お七の冥福を祈って巡礼に出た吉三が、この寺で死んだと伝えられている






「宝物殿」
重文の仏像が安置されていることをこの場で知った



私のカメラを見て「撮影禁止です」とか「撮影はご遠慮ください」と言われるのが常だが、係の女性から「写真を撮ってもいいですよ」と言われたときには驚いた
左から「聖観世音菩薩」「虚空蔵菩薩」「薬師如来」「日光菩薩」「月光菩薩」、全て重要文化財に指定されている



重文の仏像を撮る機会など、ほとんどないので興奮する



薬師如来座像(重要文化財)






聖観世音菩薩立像(重要文化財)







虚空蔵菩薩立像(重要文化財)










日光菩薩立像(重要文化財)







月光菩薩立像(重要文化財)












普段は観ることができない角度からも



平安時代初期の出雲様式の仏像で、この地方独特の腹部の二重円弧や全体に簡略化された衣、下半身に重心を置いた体躯などに見られる






「本堂」
この地は、「三明院」と呼ばれ後鳥羽上皇や後醍醐天皇が隠岐に配流される折の行在所としても知られている






堂内の様子









「青石畳の通り」の商店街



撮影 令和元年5月25日
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美保神社(島根県松江市美保関町美保関)

2019年11月26日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月25日

美保神社
5年前に一度訪れたことがある
鳥取県境港市と島根県松江市を結ぶ奇橋「江島大橋」を渡り眺めのいい海岸線を走る



快晴の天気に週末ということもあり駐車場は満車状態であった



「鳥居」 8世紀に編纂された『出雲国風土記』の神社台帳に記載される古社である
前回訪れた時には結婚式参列者で鳥居前が賑わっていた



「手水舎」



参拝者の多少にかかわらず日本の神社はいつもきちんとしている






「祓所」



「社務所」



「神門」 拝殿と同じく檜材、屋根は杉板の柿葺きで、昭和3年の造営



縁結びで全国的に有名な出雲大社
それだけでなく、出雲大社とセットで参拝する(両参り)と縁結びの御利益がさらにアップするというのが美保神社



大鼕(重要有形民俗文化財)






回廊






「拝殿」
昭和3年、建築学者伊東忠太の設計監督により造営された
檜造りで、屋根は杉板を敷きつめた柿葺き



参拝者がいないように見えるが実は十数分待ってやっと撮ったものである



拝殿の奥には重文の本殿が見える



時計回りで撮っていく



船庫を模した独特な造りで壁がなく、梁がむき出しの上、天井がないのが特徴
この後、この場所で結婚式が行われる



「絵馬」 絵馬には、糸と竹竿が付いている
釣り竿をイメージし絵馬に夢を書けば、その人の“夢を釣り上げる”ともいわれている



本殿(重要文化財)
大社造の二殿の間を「装束の間」でつないだ特殊な形式で、「美保造または比翼大社造」とよばれている



建築用材の大半は美保関周辺に自生していた松を使用し、屋根は檜皮で葺いている



向かって左側に「左殿(大御前)」に三穂津姫命、右側に「右殿(二御前)」に事代主神をお祀りしている(真裏から撮影)



左殿に大国主神の后の三穂津姫(みほつひめ)命を祀る。美保という地名はこの神の御名に縁があると伝えられている



「宮御前神社、宮荒神社他」









いよいよ結婚式が始まる



見学者も集まってきた



花嫁の顔を見るために私も…



神門



「狛犬」









撮影 令和元年5月25日
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水木しげるロード(鳥取県境港市大正町)

2019年11月25日 | 名所・旧跡
訪問日 令和元年5月25日

水木しげるロード<境港市にある商店街の名称>
1993(平成5)年7月に誕生した水木しげるロード
誕生から25周年となる2018(平成30)年7月、大規模なリニューアルが完成



JR境港駅から続く約800mの通りに177体の妖怪ブロンズ像が立ち並ぶ
そのうち約三分の一の作品を紹介する








































































妖怪を撮っている私の姿が映っている



「水木しげる記念館」 このあたりが折り返し地点となる



この日も真夏日で、妖怪の中に入っている人間も大変だろうと思う






反対側の歩道を戻る
像のほとんどが小さな子供の目線の場所に置かれていて、撮るには膝をついたり、しゃがんだりしなければならない






































































































撮影 令和元年5月25日
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名和神社(鳥取県西伯郡大山町名和)

2019年11月24日 | 神社・仏閣
訪問日 

名和神社
駐車場には正午過ぎに着く。昼時とあって車内で食事をしている人や、仮眠をとっている人がいた
私も車内にあった「菓子パンとコーラ」で昼食を済ませた



初めて訪れるので案内板にて情報を得る
「名和長年」を主祭神とし、名和一族以下42名を合祀している



名和長年は隠岐島に流されていた「後醍醐天皇」の脱出を助け、鎌倉幕府を破った



承応・明暦の頃(1652年 - 1658年)、名和長年の威徳を慕う地元の人々によって、名和邸跡とされる場所に小祠が建立されたのに始まる



後醍醐天皇は天皇親政を復活(建武の新政)、名和長年は新政権で重用された



現在の社殿は昭和10年に完成、明治神宮を造営した「角南 隆」が手がけた



社叢に囲まれた参道は強い日差しを遮ってくれる
連日の猛暑で体はばて気味、木陰にて暫し休憩する



「手水舎」






「神門」



「拝殿」



他に参拝者がいなかったので、拝殿内を撮ってみた



本殿から日本海を望むと一直線上に「後醍醐天皇隠岐行在所」がある



このあたりが日本の建築物の凄いところだと感心する



建武中興(建武の新政)に尽力した南朝側の皇族・武将などを主祭神とする15の神社の一社である









撮影 令和元年5月24日
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金龍山 退休寺(鳥取県西伯郡大山町退休寺)

2019年11月23日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月24日

金龍山 退休寺
春の旅では本来の形とは違うが、一人の女性により記憶に残る参拝となった



「勅使門・土塀(大山町指定保護文化財)」



承徳2年(1653)に再建された。切妻、銅板葺き、一間一戸、正面千鳥破風、四脚門






「後小松天皇御宸筆の勅額(大山町指定保護文化財)」
門扉や棟には「菊の御紋」が掲げられている



さて、ここから記憶に残る事柄が起こる
門の撮影をしていると、若い女性が山門から入ろうとしていた
突然、何処から来たのだろう、気配を全く感じなかっただけに驚いた



人里離れた場所にある寺院だけに流行りの「歴女」かなと思ったが、手には何も持っていないし数分で門から出てきたので違う
目の前を通った時に顔をみたが写真を撮りたくなるような美形だった



若い女性が手には何も持っていないのも不思議だ
服装からも地元の女性とは思えない
歩いていく道は細い一本道で来る途中では誰も見かけなかった



不思議な感覚で門から中に入る
額の字が日本人なのに読めない



「手水鉢」



「開山座禅石」



勅使門の先に仁王像が見える



「仁王像」 いつもは障害物があり苦労して撮っているのだが…



自由に撮ることができるというのも、なかなか難しいものだ



「山門」 切妻、桟瓦葺き、一間一戸、四脚楼門






仁王像の背中を見ることはまれである。奥に見えるのは勅使門



「本堂」 退休寺の創建は延文2年(1357)、当時の岩井垣城の城主箆津敦忠が源翁(玄翁)和尚を招いて開いたのが始まり



至徳3年(1386)、後小松天皇から熊能照禅師の勅賜号と金龍山の勅額が下賜されたことで後小松天皇の勅願所となり勅使門を建立するなど寺観を整えた
宗派は曹洞宗。本尊は釈迦牟尼



源翁和尚はその後、朝廷に悪事を働いた「白面金毛九尾の狐」の化身が「殺生石」(栃木県那須町)となり悪さを繰り返していたところ、その殺生石を法力によって打ち砕いたと伝えられている



「九尾の狐」は美しい女性に化けて権力者をたぶらかし悪行を重ね、最後には退治された狐だという



あの美形の女性、当時、狐につままれたような感じがしていたので、もしかして……と考えてしまった



慶長13年(1608)と昭和16年(1941)の火災で多くの堂宇が焼失したがその都度再建された









曹洞宗の寺院は清掃が行き届いていて気持ちがいい



「鐘楼」






勅使門近くに安置されている石仏3体



「普賢菩薩」










「釈迦牟尼仏」



この石仏の表情がとても良い



大きな木の下にも…



小さな仏様が安置されている



一人の女性の登場で記憶に残る寺院となった
その後、周囲を注視しながら一本道を戻ったが女性の姿はなかった



撮影 令和元年5月24日
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青山剛昌ふるさと館(鳥取県東伯郡北栄町由良宿)

2019年11月22日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和元年5月24日

青山剛昌ふるさと館
山陰の幹線道路である国道9号線を走っていると「青山剛昌ふるさと館」の案内板が数か所出てくる
気になっていたのだが、いつもは通り過ぎていた



トイレ休憩で、道の駅「大栄」に立ち寄ると、その隣に「青山剛昌ふるさと館」があった
『名探偵コナン』の原作者の資料館で、正式には「北栄町大栄歴史文化学習館」という



私の子供が小さいころ、何度かTVで視たことがある
『名探偵コナン』は各キャラクターのネーミングが面白い作品だと記憶している



正直言ってアニメにはあまり興味がないので、駐車場に展示していた車を撮っていた



アニメといったら子供たちが多いと思っていたが、どうも様子が違う
若い女性が多いのだ。数人が入館したので引き込まれるように入ってしまった



入って左側に資料館を訪れた著名人の色紙が展示されていた



漫画家が多いようだ



主題曲を歌っている歌手の色紙もあった



私の知っているのは…
落語家で長寿番組「笑点」の司会者「春風亭昇太」(絵は上手い) 



漫画家「倉田よしみ」(「味いちもんめ」は全巻購入済)



漫画家「ビック錠」(「包丁人味平」も全巻購入)



お笑いタレント「横澤夏子」(表情が豊かで面白い)



戦場カメラマン「渡部陽一」(ゆっくりとは書けない字)



アニメツーリズム協会の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」の一つに選定されている



撮影 令和元年5月24日
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白兎神社(鳥取県鳥取市白兎603番地)

2019年11月20日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月24日

白兎神社
日本神話に登場する「因幡の白兎」の白兎海岸と島である



近くに道の駅があり何度も利用しているが、このように晴れているのは二度目だ
釣り人が竿を置き海を眺めている。昔、毎日のように釣りをしていたことを思い出す



「鳥居」
道の駅駐車場の横に鳥居がある。好天に恵まれたこともあり、参拝することにした
拝殿まではずっと石段を上ることになる



「SUGO! 郵便POST」 鳥居の横に置かれている






「北里闌(たけし)歌碑」 昭和5年の宮中歌会始の勅題「海辺の巌」に、気多の前の情景を詠んだ和歌が入賞



「鰐の背に似たる岩見ゆ蒲ならぬ波の花散る気多の岬に」



「日本最古のラブストーリー」



日本初のラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定された
参拝者の多くは「爺婆」で最古の場所に似合っている(苦笑)






参道を進む。左右には国の天然記念物の樹叢



近代的な燈籠の上には「うさぎ」が置かれている



「手水舎」



多分これも「うさぎ」だと思うが、この徹底ぶりが面白い



「御身洗(みたらし)池」



御身洗池は旱天・豪雨のときでも水位の増減がない「不増不滅の池」ともいわれている



透明感のない濁っている水に青空が映える



「拝殿」
鎮座地は身干山と呼ばれる丘で、因幡の白兎が身を乾かした山と伝えられる
境内には、白兎が体を洗った御身洗池がある



「狛犬」






白兔神を主祭神とし、保食神を配祀する
白兔神は『古事記』掲載の日本神話に登場する因幡の白兎のこと
その説話の内容から、皮膚病に霊験のある神として信仰されている



この注連縄、何処かで見たことがある。出雲大社のものに似ている



「おみくじ」の飾り方も面白い



恋人の聖地だけに「ハート💛」形になっている



絵馬も「ハート💛」



神社の苦労も理解できるような気がする



「本殿」
奥から拝殿・幣殿・本殿と続く



白兎神社の本殿は明治29年に建立され、平成24年に改修を終えた



「菊座石」



本殿の土台には28弁の菊の紋章が彫刻された「菊座石」が使われている



当社の創建に皇室の何らかの関わりがあるのではと云われている



時計回りで再び拝殿へ






道の駅「神話の里 白うさぎ」へ戻った。「命(みこと)」と命名された「白うさぎ」が名誉駅長を務めている



スタバコーヒーではなく、「すなば珈琲」で一服する。店内には鳥居もある



撮影 令和元年5月24日
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補陀落山 慈眼寺 観音院(鳥取県鳥取市上町)

2019年11月19日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月23日

補陀落山 慈眼寺 観音院
この日は、砂の美術館から始まり、摩尼寺・仁風閣・県立博物館と続き、最後がここ観音院



旅行中は朝、コーヒーを飲みながらその日の訪問先の候補をいくつか考えナビに入れるようにしている
今回は候補地の距離が近いということもあり5カ所も回ってしまった



「山門」
緑に囲まれた趣のある参道の奥に山門がある
「天台宗 観音院」と石柱に刻まれている



扁額には山号の「補陀洛山」



「手水鉢」



「普蛇山南海観音」



周囲の風景に溶け込んでいて美しい






このお堂の名前が分からない



「本堂」
青空と白い雲がとても綺麗だった



1630年代前半、僧宣伝により雲京山観音院の号で栗谷に開創、寛永16年(1639年)頃に現在地に移り現在の号に改めたとされる



旧鳥取藩主池田家の祈願所八ケ寺(1709年指定)の一つとして栄えた。本尊は聖観世音菩薩



境内にあるこの木、幹は空洞になっているが枝を伸ばし緑の葉を付けている



京都風蓬莱様式の池泉鑑賞式日本庭園が国の「名勝」に指定されている
「キリシタン灯篭」とともに見ることができなかった






撮影 令和元年5月23日
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鳥取県立博物館(鳥取県鳥取市東町2丁目)

2019年11月18日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和元年5月23日

鳥取県立博物館
先に投稿した「仁風閣」と同じ鳥取城跡内にある



県民の教育及び文化の発展に寄与するための施設として、昭和47年に開館した
文化に対する鳥取県の姿勢なのか、入館料も150円(JAF割引利用)と驚く



「ナウマンゾウ切歯(鳥取県指定天然記念物)」






旅行中、博物館には雨対策として訪れることが多いが、この日は暑さ対策として立ち寄った



興味のある展示物のみ撮っていく









三角縁二神二獣鏡(重要文化財)



「大山寺縁起絵巻(複製)」



「梵鐘(鳥取県保護文化財)」
左は「廃阿代寺梵鐘」正平15年(1360)鋳造
右は「国英神社梵鐘」正安3年(1301)長谷寺(倉吉市)の鐘として造られた



子持勾玉(重要文化財)
大型の勾玉の周囲に、小さな勾玉形の「子」がつけられたもの。
子孫繁栄や豊穣を祈るための器物と考えられる。



三仏寺参拝時に拝観したような気がする



好きな仏像の説明文を撮っていないのが気になる……



























撮影 令和元年5月23日
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仁風閣(鳥取県鳥取市東町2丁目)

2019年11月17日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和元年5月23日

仁風閣(重要文化財)
旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸という名目だったが、最初から皇族の宿泊を意図して設計・建築されたといわれる






仁風閣がこの位置に建てられたのは、明治40年(1907)5月
フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺2階建て



当時、鳥取市の年間予算が5万円だったとき、この建物の建築費が4万4千円だったという



仁風閣の周辺は久松公園として整備されている。鳥取城の石垣が見える



観覧料は無料だった。爺にもメリットがあって嬉しい



室内の一部の資料は撮影禁止になっている



完成同年に行われた皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の御宿所として利用された



随行したのは元帥海軍大将東郷平八郎
「天気晴朗なれども波高し」バルチック艦隊との日本海海戦に際し、大本営に打電した一文である



家系図を見ると由緒ある血筋ということがわかる



さて、各室の様子を撮っていく



「螺旋階段」 一番驚いたのはこの螺旋階段だ



この階段には支柱がない



日本の高い建築技術は芸術の域まで達していると思った



この階段を上がって2階に進む。貴族にでもなったような気分にさせてくれる



更に、先に進む



館名は、これに随行した東郷平八郎が命名したもので、同人の筆による額



「御寝室」



「御座所」 この建物の中で最も豪華なこしらえの部屋






「御厠」



「謁見所」



「御食堂」



寝椅子などもある



再び「螺旋階段」を上から見る



使用は禁止されている



廊下の幅もかなり広い。柱も洋風






階段を下りて一階に戻る



やはり気になるのはこの「螺旋階段」 一見の価値あり



撮影 令和元年5月23日
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喜見山 摩尼寺(鳥取県鳥取市覚寺)

2019年11月16日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月23日

喜見山 摩尼寺(鳥取県鳥取市覚寺)
初めて訪れる寺院である。ナビでは「門脇茶屋0857-24-6630」と入力する事を後で知った
駐車場から歩くと両側に茶屋がある
寄ってらっしゃいの愛想のよい声に気持ちが揺らぐが先に進む



初めてなので境内案内図は重要だ



この時は知らなかったが、303段の石段を上る事になる



途中にある石仏を撮しながら呼吸を整える



仁王門(鳥取県指定文化財)
途中に仁王門がある。文禄3年(1594年 桃山時代)に島根県隠岐島の焼火権現より移築と伝えられる
階下に金剛力士、階上に釈迦如来と十六羅漢が安置されている



「金剛力士像」 格子の隙間にレンズを突っ込み、いつものように適当にシャッターを押す



考えて撮るよりも迫力ある写真になることが多い点が気に入っている



昨年(H30)秋の台風により参道の一部が崩落していた



山門が見えているのに足が前に進まない
「ばんえい競馬」でいうと、最後の障害前で力をためている馬のようだ



山門(登録有形文化財)
額には山号の「喜見山」



初めて訪れる寺院の楽しみは山門の先にある景色である。第一印象はかなりいい



本堂(登録有形文化財)
摩尼山の山頂付近に開創された古刹である。本尊は帝釈天



承和年間(834年頃)、円仁(慈覚大師)が再興したのが摩尼寺の起こりであるという



鐘楼(登録有形文化財)



「秀衡杉」 奥州の藤原秀衡が重病の折り、摩尼寺で病気平癒の祈願が成就したお礼に杉苗を植えた
苗は大木に育ったが、江戸時代の落雷で倒木
大幹はここに祀られ、倒木は不動明王を刻して本堂に祀られている



「閻魔堂」



閻魔堂内部



「三祖堂」



伝教大師・弘法大師・慈覚大師を祀る



「善光寺如来堂」 明治後期に建立、S18の鳥取大震災で損傷、S50年代に再建した



本尊は虚空蔵菩薩









境内に点在している仏様



















再び本堂に戻り参拝する



扁額の文字は読めないが、「千徳殿」と呼ばれている本堂なので、その可能性大



堂内外の彫刻も素晴らしい









本尊の「帝釈天、千手観音」を中心に



左右には「四天王」が安置されている






長い階段を下りる。違った景色が視界に入ってくる






上がった時には気づかなかったが狛犬なのか。周囲に溶け込んでいてわからなかった



汗だくで疲労困憊。茶屋のお姉さんの声に誘われアイスクリームを購入してしまった



撮影 令和元年5月23日
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2019秋 放浪の旅 7日目

2019年11月08日 | 旅日記
2019秋放浪の旅 7日目(福島県)
道の駅「はなわ」(福島県東白川郡塙町)
今日も快晴の朝を迎える。天気に恵まれるのは日頃の行いによるものか
この道の駅はコンビニが併設されていてとても便利である
朝食後の計画も順調で9時前に出発することができた



ところが、最初に選んだ「和田大仏」は農道で場所もわからず探すこともできず断念
次に予定していた寺院も駐車できずに断念
連続して駄目な時は「体を清めるしかない」と入浴施設(250円)に向かう

安達太良神社(福島県本宮市本宮舘ノ越)
街中にはあるが不安になるほど細い道を走り、駐車場らしき場所にたどり着いた



明日は事前に計画している場所に向かうため、この石像は縁起がいい



約150段の階段を上がると「拝殿」が視界に入ってくる



「本殿」



「狛犬」 



この後計画していた神社も車が駐められず断念
このような日は珍しいが無理はするなのサインだとコンビニで昼食
スマホで検索してみると、近くに観光地があった

霞ケ城址(福島県二本松市郭内)
国の史跡「二本松城跡」で霞ヶ城公園になっている



「二本松少年隊像」



城に入るときは敵側の一人として、どこから攻められるのか考えて入ると面白さがある



「箕輪門」



城内では「菊まつり」が開催されていた。入場料は900円、花に興味がないので引き返した。(ここは無料)






智恵子の生家と記念館
道の駅に向かう途中でこの地域に「愛と芸術に生きた」智恵子の生家と記念館があることを知った



以前、高村光太郎を扱ったテレビ番組で視聴し感動した事を思い出し、立ち寄ろうと思ったのだ



実家が「造り酒屋」だったということを今日知った






裕福な家庭に育っていたようだ



記念館では和紙による「紙絵」なるものを観た
関連したものが近くのお店にあるということで寄ってみた。入店すると暖かいお茶を出してくれた
椅子に座りお店の方と話をする。とても親切で美味しい庄内柿までご馳走になった



日本酒「花霞」を購入。誰の口に入るのだろうか。数十メートル離れた場所までお見送りして頂いた
いい人に出会った。感謝
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2019秋 放浪の旅 6日目

2019年11月07日 | 旅日記
2019秋 放浪の旅 6日目(栃木県・福島県)
道の駅「やいた」(栃木県矢板市矢板)
道の駅の開店準備のために来ている車の音で目が覚めた。今日も朝から天気が良い
朝食後(パンとコーヒー)に、本日の訪問予定地を考えた



寺山観音寺(栃木県矢板市長井)
道の駅から10キロメートル程度離れた場所にある
道路幅が段々狭くなり離合不可の場所も多く対向車が来ないことを祈った



駐車場は本堂近くにあるため、石段を下り山門から撮り始めた
自然に囲まれた雰囲気の良い寺で来て良かったと思った



「本堂」 歴史を感じる堂宇である



境内には石仏が点在している。この場所から猫が近寄ってきて離れようとしない
千手観音の化身かと思い大切に扱った



「大日如来坐像(栃木県指定文化財)」



乃木神社(栃木県那須塩原市)
明治天皇の崩御の際に殉死した乃木希典を祀った神社である
参道のような道路が500m程続く


   
天気も良く「七五三」のお宮参りの家族が多く順番を待っている



「宝物館」 宝物館は入って後悔することが多いが、知っている内容の資料もあったので参考になった









「乃木希典那須野旧宅(栃木県指定史跡)」



「静沼」



「拝殿」



白河の関跡(福島県白河市旗宿)
奥州三関の一つに数えられる関所で一度訪れて見たかった場所だったが、それらしき建物などは何もない



階段を上がるとあったのは「白河神社」のみ。箱根の関所はいろいろあったので拍子抜けしてしまった



「古関跡の碑」



「旗立ての桜」 源義経が平家追討のため平泉を発し、この神社に立ち寄り必勝祈願した
源氏の旗をこの桜の木に立てたという



「芭蕉と曽良」



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