今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

本願寺国府別院(新潟県上越市国府1丁目7番1号)

2023年04月30日 | 神社・仏閣
訪問日 令和10月13日

本願寺国府別院
浄土真宗本願寺派の直属寺院

親鸞聖人国府配所



この地域には4・5回訪れていたがこの寺の存在は知らなかった
偶々この寺の前を通った時に「親鸞聖人」の文字が目に入った

親鸞聖人が「竹之内草庵」に1年間しか住んでいなかった事を初めて知った



信仰心は希薄だが浄土真宗の家系に育ったため、親鸞聖人の本を読んだり、縁の寺などを回ってきた



本堂<文化2年(1805年)建立>
<歴史を少し>
承元元年(1207年)専修念仏停止の法難(承元の法難)により、親鸞聖人は35歳の時、越後国府に流罪になった
居多ヶ浜に上陸後 約1年間は、現在の国分寺境内「竹之内草庵」に
そこから「竹ヶ前草庵(たけがはなそうあん)」に移った
越後国府での配所御草庵の地が、現在の国府別院の地となる
建暦元年(1211年)に流罪赦免になったが、42歳まで越後に滞在し、念仏のみ教えを広めた






堂内に入る
額には「恩徳発信場」



中央に阿弥陀如来と親鸞をあわせて安置している



親鸞像を拡大



天井画






恵信尼像
恵信尼は親鸞聖人の妻で、国府の草庵において結婚生活をいとなんだ
誕生は寿永元年(1182年)、文永5年(1268年)87歳の頃往生したと推測されている
結婚した親鸞聖人は、出家僧侶としての戒律をすて、在家仏教の真意を明らかにした






親鸞聖人が流罪に処せられた際に、小野浦(木浦)から舟で上陸した浜と伝えられている



「片葉の葦」:親鸞聖人越後七不思議の一つ
茎の片側にのみ葉の生えた葦



堂内の様子



浄土真宗寺院らしく外観の地味な感じとは異なり堂内は極彩色



欄間の彫刻


















親鸞聖人像






物語を感じさせる像だ









瑞泉寺(右:1681年)勝蓮寺(左:1685年)寄付の石灯籠



「親鸞聖人御舊跡」と刻まれている



親鸞聖人が袈裟を掛けたという松がこの場所にあった



鐘楼









撮影 令和10月13日
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安国山 華蔵院 国分寺<五智国分寺>(新潟県上越市五智3丁目20−21)

2023年04月29日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月13日

安国山 華蔵院 国分寺<五智国分寺>
天台宗の寺院
奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された越後の国分寺

山門(上越市指定文化財)



承元元年(1207年)に親鸞が越後国に流罪になった際、境内に草庵(竹之内草庵)を結んで住んだ



仁王像
この寺の仁王像は写真写りがいい






三重塔(新潟県指定文化財)
この塔もこの寺の魅力の一つだ






本堂
永禄5年(1562年)春日山城主上杉謙信によって、現在の場所へ
現在の本堂は昭和63年焼失後の平成9年に再建されたもの



本尊:五智如来(阿弥陀如来、薬師如来、大日如来、宝生如来、釈迦如来)



中央に大日如来












親鸞閼伽 石碑



親鸞聖人 御真筆とある



親鸞像



竹之内草庵
承元元年(1207年)専修念仏禁止の弾圧により、親鸞聖人は越後の国に流罪となった
国分寺住職は、聖人とは比叡山で同学の友で、国司に申し出て境内の五仏のそばに草庵を結んだ
草庵は、竹林に囲まれていたので竹之内草庵と呼ばれた



親鸞聖人坐像(上越市指定文化財)が安置されている



親鸞聖人 腰掛石



再び三重塔






白山神社神輿殿



経蔵(上越市指定文化財)
元禄6年(1693年)2月22日に上棟
上越市内最古の建物



境内の石仏









芭蕉句碑









撮影 令和4年10月13日
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道の駅「マリンドリーム能生」(新潟県糸魚川市能生小泊3596-2<国道8号線沿い>) 

2023年04月28日 | 道の駅
訪問日 令和4年10月12・13日

道の駅「マリンドリーム能生(のう)」
「海の見える駐車場」で休んでいると急に外が騒がしくなった
何だろうと外に出てみると目の前の海に夕陽が沈んでいくではないか
慌ててカメラを持ち走った



日本海に面して広場があるが、そこにオブジェが点在していた



沈んだ夕陽をバックに撮ってみた









昨夜は気付かなかったが、駐車していた近くにもあった






散歩をしながら探してみることにした












芸術家の発想にはいつも驚かされる





















このような作品を見ると何故かほっとする


















遠くから見ると分からないが……



近づくとこのようになっている










旧能生水産高校(現海洋高校)実習船「悦山丸」









最後は愛車との一枚



撮影 令和4年10月12・13日
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みなとオアシス海王丸パーク(富山県射水市海王町8番地)

2023年04月27日 | 名所・旧跡
訪問日 令和4年10月12日

みなとオアシス海王丸パーク
寺社巡りが中心の旅であるが悪天候が続いているので気分転換に船でも見に行こうと車を走らせた
この周辺は何度も走っているが訪れたのは初めてである
遠くに見える「新湊大橋」がとても美しい



帆船海王丸
海王丸は、商船学校の練習船として、誕生した帆船
昭和5年(1930年)1月27日に進水した第1船は「日本丸」
同年2月14日に進水した第2船は「海王丸」と名付けられた



海上保安庁の巡視船PL04「やひこ」
平成25年4年より「伏木海上保安部」に配属されて富山新港・海王丸パークに係留されている



私は巡視船の方に興味があったが、立入禁止で遠くから眺めていた
「やひこ」には海上保安官約30人が乗り込み、潜水士は5人が配属されている
ヘリの発着のため揺れを抑える機能や航空燃料が給油できる装備も備えている



全長97.05m x 全幅12.95m
道理が通らない周辺国に囲まれているため報道されていない苦労も多いと思われる



帆船海王丸
大型練習帆船「海王丸」は、「日本の海の王者たれ」という日本の海運に寄せる期待を込めて、姉妹船「日本丸」とともに建造された
「海の貴婦人」と称される美しい姿で、見る人の心を掴み愛され親しまれてきた



帆船なので帆を張った船をイメージしていたが違った



「総帆展帆(そうはんてんぱん)」というイベントで、海王丸の29枚の帆をすべて開き、「海の貴婦人」と呼ばれた美しい姿を披露するらしい



海王丸では、4月~11月まで、年間約10回の総帆展帆を行っている
帆を開く作業は、海王丸ボランティア及び乗組員の手作業によって行われるようだ



<歴史について>
昭和4年(1929年)4月 25日 神戸・川崎造船所で建造開始
昭和5年(1930年)2月14日 神戸・川崎造船所で進水
10月から12月にかけてミクロネシアのトラック島[へ第1回遠洋航海を行っている
その後、太平洋を中心に訓練航海に従事した



昭和18年<第2次世界大戦>帆装撤去、船体をネズミ色に塗り替え緊急物資(石炭)輸送に従事
昭和21年<第2次世界大戦終了>海外在留邦人の復員船として27,000人の引揚者を輸送した



昭和26年(1951年)帰還輸送及び特殊輸送業務解除
昭和30年(1955年)浦賀造船所において帆装復帰工事完了( 船体も白く塗り替え、元の姿に復旧)
昭和31年(1956年)戦後初の遠洋航海を開始



平成元年(1989年)用途廃止(現役引退)
59年におよぶ総航程は106万海里(地球約50周)育てた海の若人は11,190名






貴婦人だけに後ろ姿も美しい



大きさは隣に係留されている 巡視船「やひこ」とほぼ同じ






普段は乗船することができるのだがこの日は定休日(毎週水曜日)だった
乗船料:400円



日本海交流センター
世界の国々が誇る帆船の模型などさまざまな展示品が見られるようだが、こちらも定休日



建物前の展示物






海王丸とやひこのツーショット



恋人の聖地
海王丸パークは「帆船海王丸」が2月14 日に進水した ことから、バレンタインデーにちなみ、「恋人の聖地」に選定されている






撮影 令和4年10月12日
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チューリップ四季彩館(富山県砺波市中村100-1)

2023年04月26日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日令和4年10月12日

チューリップ四季彩館
朝からの雨で何処へ行こうか迷っていたところ、「散居とチューリップのまち」の看板が目に入った
この道の駅は4~5回利用させてもらっているが「チューリップ」が有名だとはまったく知らなかった



調べて見ると屋内施設で、一年中花が咲いているようだ
花には興味がないので、駐車場で雨が止むのを待ったが、諦めて入館することにした
入館料:310円<シニア料金250円>



名前は分からないが、アフロヘアーのような形が面白い



平成8年(1996年)4月20日にオープン
チューリップを主体とした植物園・博物館






チューリップパレス
1年中チューリップが鑑賞できることを象徴的に表した、高さ3.7mのタワー型オブジェ



約500本のチューリップの切花を1年中展示している



地面に咲くチューリップしか知らない私だが、このような見せ方もあるのかと驚いた



小さな筒状の空間だが狭さをまったく感じさせない



これが普段目にしているチューリップの花だが……
訪れたのは季節外れの10月中旬
一年中いつでも花を咲かせることができる技術を有しているという






パレットガーデン
写真を撮っている本人が写っているということは、鏡を使って万華鏡のように四方へ広がる不思議な空間を演出している



咲き誇るチューリップの花を常時約5,000本展示



花を近くから撮ることはほとんどないが……



撮っている内に夢中になる






館内では、チューリップの原生地から、砺波での栽培が盛んになるまでをイラストや資料で紹介している

原産地であるトルコ伝統の「イズニックタイル」


















チューリップをモチーフにした陶器類も









女優 キャッシー中島さんの作品
彼女は「キルト作家」としても有名



日本画家 絵本作家 イラストレーター 中島潔氏の作品



雨が止んだようなので屋根のない場所にも移動






花を撮る時、瑞々しさを表現するため霧吹きを使う方法もあるようだが
雨でその必要もなさそうだ



1時間ほど滞在したが入館者は私一人



雨のお蔭で違った世界に足を踏み入れた
これもまた楽しい






撮影 令和4年10月12日
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高岡大仏<大佛寺>( 富山県高岡市大手町11−22)

2023年04月25日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月11日

高岡大仏(鳳徳山 大佛寺)
浄土宗の寺院
創建年や開基については不詳(1221年か1609年頃?)



仁王像












時鐘(高岡市指定文化財)
もともとは江戸時代に町民に時間を知らせるために金屋町の鋳物職人によって造られたもの






銅造阿弥陀如来坐像(高岡市指定文化財)
奈良大仏、鎌倉大仏に並ぶ日本三大仏を称する



昭和8年(1933年)歌人の与謝野晶子が高岡を訪れた際
高岡大仏を「鎌倉大仏より一段と美男」と評したとも伝わり、端正な顔立ちの大仏と言われる



写真を撮っていると「そのカメラはデジタルカメラかい」と地元の高齢の男性に声をかけられた
コマーシャルフォトグラファーで名機「ハッセルブラッド Hasselblad 」を使用していたという



地元のことについて語っていただいた
加賀藩政時代を起源とする高岡銅器の伝統産業が高岡大仏に結びついたこと
世界のファスナー王 のYKKの話し。私もファンだった風吹ジュンの話し等々
今は80代で、酒を飲むことしか楽しみが無くなったという男性(既にほろ酔い)
とても貴重で楽しい時間だった



台座の内部には回廊がある
入口の正面に安置されている仏像






仏画なども展示されている















中央の部屋には明治33年(1900年)に焼失した木造大仏の頭部が鎮座している



火に強い大仏の再建を望む声が高まり、松木宗左衛門が発願し、高岡銅器の職人の協力のもと、現在の大仏が建立された









法然上人



石仏







高岡大仏背面



撮影 令和4年10月11日
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高岡山 瑞龍寺(富山県高岡市関本町35)

2023年04月24日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月11日

高岡山 瑞龍寺
曹洞宗の寺院
開基は前田藩前田家3代目当主前田利常、開山は広山恕陽

総門(重要文化財)
瑞龍寺は、前田家2代目当主、前田利長を弔うために、3代目当主前田利常が建立した



前田利長は実子ではなく、異母弟の前田利常に家督を譲った
この二人の関係が好きで北陸に来たら必ずこの寺に立ち寄ることにしている






以前訪れた時、住職から全ての建物が見えると案内された場所である
前北海道知事の高橋はるみ氏は高岡市出身で実家は寺の近くだとも知らされた



整備された参道は美しい



山門(国宝)
現在の門は文政3年(1820年)に竣工したもの



仁王像






回廊(重要文化財)
大伽藍を囲む周囲約300mの回廊で、北回廊、南東回廊、南西回廊からなる
回廊の左右の壁は、規則正しく並んだ柱と、白壁、格子枠の障子戸が特徴である



高さ約140cmの高岡銅器製の烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像のレプリカ



木造烏蒭沙摩明王(富山県指定文化財)は法堂に安置されている(撮影禁止)



南東回廊(重要文化財)



禅寺などで、時刻の合図のためにたたく「魚板」



禅堂(重要文化財)



選仏場とは、修行僧の坐禅道場のこと






禅堂内の様子



南東回廊から各堂宇を眺める
仏殿(国宝)






大庫裏(重要文化財)



法堂(国宝)



仏殿側から
禅堂(重要文化財)



仏殿内部(国宝)



本尊:釈迦如来 脇侍:文殊菩薩・普賢菩薩



達磨大和尚



元老和尚 大禅師



傳大士



大権修理菩薩



法堂内部(国宝)
二代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置する



扁額には寺号の「瑞龍寺」



映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」のロケ場所












天井画






欄間の彫刻



大茶堂内部(重要文化財)









賓頭盧尊者



鐘楼(重要文化財)



北回廊(重要文化財)*鐘楼・大庫裏附属



延命地蔵菩薩



大庫裡内部(重要文化財)

韋駄天立像






北回廊からの眺め
法堂(国宝)



禅堂(重要文化財)



トイレの守護神
跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)



史跡 前田利長墓所



瑞龍寺から真っすぐ東方向に、長さ八丁(約870m)の参道「八丁道(はっちょうみち)」の端に位置している






前田利長の三十三回忌にあたる正保3年(1646年)3代藩主前田利常により、新たに墓所が造営された






撮影 令和4年10月11日
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国分山 医王寺(石川県加賀市山中温泉薬師町リ-1)

2023年04月23日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月9日

国分山 医王寺
高野山真言宗の寺院
創建は奈良時代の天平年間(729~748年)
行基菩薩がこの地を訪れた際、山中温泉を発見し、薬師如来像を彫像し一宇を設けて安置したのが始まり



温泉街を見下す高台にある



大きな観光ホテルが遠くに見える



車旅を始めた頃に一度訪れたことがある



山門



ネット等でも情報が少なく、この「お寺の沿革」が参考になった



手水舎



包丁塚



詩碑



滝不動
北陸滝霊場第27番「滝不動」






緑に囲まれた参道



観音像






多宝塔
平安時代の承平年間(931~938年)に兵乱の兵火により堂宇が焼失し温泉も荒廃した
建久年間(1190~1192年)に鎌倉幕府の御家人長谷部信連が地頭としてこの地に赴任
薬師如来の化身の御告げにより山中温泉を再興、医王寺も再建した



本尊:薬師如来
現存する多宝塔などの建物は昭和初年の大火で焼失後、昭和33年(1958年)の再建



扁額には山号の「国分山」



堂内の様子









賓頭盧尊者



境内の魅力ある石仏
今回この寺を訪れた理由でもある大小の石仏



如意輪観音






壁面の仏像

































再び境内の石仏















石柱に刻まれた仏様












駐車場に戻る
訪れた1ヶ月後にはこの緑が真っ赤に染まる



虚子 「まだ紅葉せぬ木ながらに頼母しき」



撮影 令和4年10月9日
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越前竹人形の里(福井県坂井市丸岡町上久米田63-1)

2023年04月22日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和4年10月9日

越前竹人形の里
1986年(昭和61年)に越前竹人形協同組合が運営する形で開業
水上勉の小説「越前竹人形」と同名の施設に興味を持ち、最初に訪れてから14・5年は経つ



小説『越前竹人形』が芝居や映画になって以降、小説に登場する「玉枝」の竹人形が出回るようになったという
尾崎欽一が作品を次々と発表して「越前竹人形」はさらに知名度を上げ、ホテルや土産物店に並ぶようになった



1階店舗に入る






購入できそうな価格帯もあるが……



高価な物もある



同じデザインでも大きく価格が異なる



その理由を店員に尋ねてみた



説明文にもあるように「煤竹製」が高価になっているとのこと






1階店舗では最も高価な作品(95万円)



越前竹人形工房「篝」
入館料:300円(入館料は職人育成を目的)



竹は節の形や色がすべて違い、素材を活かしたデザインを考えるのも職人の腕の見せ所



煤けた色の竹が「煤竹(すすたけ)」



「人面竹」~人面に見えませんか~



竹を割いて繊細な髪の毛などを表現
手先の器用さと根気が必要とされる作業









工房内に展示されている作品






工房に置かれていた貴重な「煤竹」



創作竹人形館「黎明」
工房には、越前竹人形のギャラリーが併設されている



館内の様子



作品の一部を紹介したい















0.3mmの竹で植えられた髪の毛



























丸岡城



撮影 令和4年10月9日
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白山神社<白山平泉寺・平泉寺白山神社>(福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-63)

2023年04月21日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月8日

白山神社<白山平泉寺・平泉寺白山神社>
大瀧神社を訪れた時にボランティアガイドの女性から白山神社も素晴らしいので是非訪れてほしいと言われたことがある
数年後になったがその時がやってきた



一の鳥居
白山は、古くから信仰の対象だった
その白山信仰の越前での拠点として、養老元年(717年)に泰澄によって開かれたと言われているのが「白山平泉寺」
最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市となり繁栄した
天正2年(1574年)に越前一向一揆勢に攻められ、全山が焼失



芭蕉句碑
「うらやましうき世の北の山桜」



白山平泉寺散策マップ



白山神社由緒
明治維新の神仏分離令により、神仏習合の姿を脱し「白山神社」になった



社務所



手水舎



先の見えない参道を歩くがとても気持ちがいい



木々に加え苔の緑に囲まれ、おとぎの国に迷い込んだ感じだ



八幡神社



御手洗池(みたらしいけ)
養老元年(717年)泰澄が白山への道中に発見した泉
現れた女神に、白山へと登ってくるようにお告げを受けたという



ただの池であるが歴史的背景を知ると違って見えるから不思議だ
この泉が「平泉寺」という名前の由来になった



参道を進むと鳥居が見えてくる



二の鳥居
この鳥居の形は珍しく、しばらく眺めていた
滋賀県の日吉大社を訪れた時も同じ思いをしていた



この「神額」の文字、白山の下が読めない






貴船神社



今宮神社
古来、平泉寺48社の一つだったが天正2年の兵火で焼失
天正11年再興、明治40年に現在地に移転



狛犬






白山平泉寺旧境内
「苔宮」とも呼ばれる白山平泉寺
境内は一面に緑のじゅうたんが敷かれたように美しい
司馬遼太郎は『街道をゆく 越前の諸道』で、白山神社の苔の規模・質に比べれば、京都の苔寺は「笑止なほど」と讃えている



白山国立公園に含まれ、参道は「日本の道100選」にも選ばれている



拝殿



天正2年(1574年)の兵火で焼失する前は、正面45間という我が国最大の拝殿であった



現在の拝殿は江戸時代の安政6年(1859年)の造営






額の「中宮平泉寺」は一品天真親王の筆



本社



祭神:伊弉冉尊



現社殿は、寛政7年(1795年)の造営









狛犬






彫刻



額には「白山妙理大権現」



木目が美しい本社正面の扉(匠の技)



昇り竜と降り竜の彫刻









越南知社(おおなむちしゃ)



別山社



大楠公墓塔・三之宮



鳥居






納経所









納経所内部



参道両側には崩れた石仏が置かれていた



更に参道が続く






社殿が見えてからが長い






三之宮
明治22年(1889年)の改築



安産の守護神ということもあり、乳児を抱えた夫婦のお礼参りや若い女性の姿を見かけた






楠木正成公墓塔
延元年間(今から約650年前)の建立



楠木正成の甥恵秀律師が延元元年(1336年)三之宮に参籠していると夢に楠木正成公が現れた
その後、湊川で戦死したことを知り、五重石塔を立てて菩提を弔った



「楠正成墓」と刻まれている






参拝を終え駐車場へ戻る



本社



緑の絨毯の奥に忠魂碑が見える



二の鳥居



長い距離を往復したが疲れはなく、リフレッシュできた



撮影 令和4年10月8日
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福井県立恐竜博物館(福井県勝山市村岡町寺尾51-11)

2023年04月20日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和4年10月8日

福井県立恐竜博物館
連日の雨対策として屋内施設でも十分楽しむことのできる恐竜博物館を選択した
2013年に一度訪れたことがあるが、コロナの影響で予約による入場ということに変わっていた



平日の午前中にもかかわらず駐車場は満車状態で県外ナンバーの車が多い
様子を見ていると、予約時間に関係なく入場している
常設展観覧料:730円(一般)



10年ぶりの入館になる












入館して驚いたのが人の多さ、一方通行で流れにのって歩くという感じである
ゆっくり写真を撮っていると流れが滞って迷惑をかける



この恐竜は動いて面白い

















































































目の前に本物の恐竜がいるような感じがする



これには高さを含め圧倒される



大人でも十分楽しめる展示内容だ


















撮影 令和4年10月8日
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喜見山 摩尼寺(鳥取県鳥取市覚寺624)

2023年04月19日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月6日

喜見山(きけんさん) 摩尼寺(まにじ)
天台宗 安楽律法流の寺院
開山:承和年間(834年頃) 円仁(慈覚大師)

麓から仁王門を経て本堂まで303段の石段が続く



疲れると周囲の石仏を撮り呼吸を整えるようにしている






仁王門(鳥取県指定文化財)
文禄3年(1594年 桃山時代)に島根県隠岐島の焼火(たくひ) 権現より移築と伝えられる
階下に金剛力士、階上に釈迦如来と十六羅漢を安置



金剛力士像















階段が続く



個性的な石仏が多い感じがする



仁王門を見下ろすほどの急な石段



鐘楼が見えてくると間もなく山門が近づいてくる



山門(登録有形文化財)



山門の正面に本堂があるが、団体の巡礼者が堂内にて説明を受けていたので他のお堂を回ることにした



鐘楼(登録有形文化財)






閻魔堂



扁額の文字も個性的だが……



閻魔像も周囲の像もユニーク



鐘楼と閻魔堂



三祖堂 (左の堂宇)



伝教大師(最澄)・弘法大師(空海)・慈覚大師(円仁)を祀る



伝教大師(最澄)
唐に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山延暦寺を建てて日本における天台宗を開いた
慈覚大師(円仁)は弟子



観音像



善光寺如来堂



額には「摂取殿」



堂内に入る



厨子の左右に置かれている仏像










如来堂奥にある石仏の一つ



如来堂からの眺め



本堂に移動する
本堂(登録有形文化財)
豊臣秀吉の焼き討ちに遭い荒廃していた寺を、江戸時代初期に池田光仲・光政によって、鳥取城の鬼門にあたる現在の山裾に再建された



本堂の彫刻



残念ながら額の字が読めない



堂内に入る



四天王
堂内の四天王の素晴らしさには驚いた
撮影禁止の札が無かったので撮ってみた

持国天(左)と広目天



持国天



広目天



多聞天(左)と増長天



多聞天



増長天



厨子の左右に置かれている像






同じく左右に不動明王像









千手観音像



堂内には多くの仏像があり楽しい時間を過ごした



本尊:千手観世音菩薩 帝釈天



厨子左右の彫刻






バスによる巡礼者数組の方々に本堂を背景にしての記念写真を頼まれた



急な階段を下り駐車場に戻る



本堂で声を掛けられた淡路島からの巡礼者(明るく楽しかった)



撮影 令和4年10月6日
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砂の美術館・エジプト編 その4(鳥取県鳥取市福部町湯山2083番17号)

2023年04月18日 | 博物館・美術館・記念館
砂の美術館・エジプト編 その4


























































































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砂の美術館・エジプト編 その3(鳥取県鳥取市福部町湯山2083番17号)

2023年04月18日 | 博物館・美術館・記念館
砂の美術館・エジプト編 その3

15 ハトシェプスト女王葬祭殿






16 古代エジプトの神々






17 クレオパトラ













18 イスラムの時代












19 ナポレオンのエジプト遠征とロゼッタストーン












20 バステト












<屋外>
21 ミイラと来世信仰












22 ツタンカーメン









次回に続く
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砂の美術館 エジプト編 その2(鳥取県鳥取市福部町湯山2083番17号)

2023年04月17日 | 博物館・美術館・記念館
砂の美術館 エジプト編 その2
砂像は「砂と水」だけで圧縮した砂のかたまりを彫刻して造形している
展示室内に展示してある作品は、のり等の凝固剤は使用されていない

7 カディシュの戦い





















8 ギザのピラミッドと大スフィンクス


















9 アブ・シンベル大神殿


















10 アブ・シンベル小神殿









11 ツタンカーメン王の発掘












12 アレクサンドリアの風景












13 聖なる動物













14 古代エジプトの宗教 死者の書









次回に続く
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