今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

盛岡競馬場(岩手県盛岡市新庄)

2016年11月26日 | 競馬場・競輪場・競艇場
盛岡競馬場(愛称はOROパーク)
馬券を購入し始めてから、既に30年以上の年月が経過している。今も毎週末、馬券購入を続けている
そのようなこともあり、退職したら全国の競馬場巡りをしようと心に決めていた
 


この競馬場は地方競馬ではあるが芝コースもあり、建物も立派である
東京都知事選に立候補した元岩手県知事が在職していたときに建てたもので、その金額も話題になっていた



この競馬場に入り最初に視界に入るのがこの馬の像
背後にそびえるスタンドをペガサスの翼に見立てているという(最初の写真)



最近、渡邊ちょんとさんの水墨画を観たばかりなので、影響されて白黒にしてみた
フランス人彫刻家のアントワーヌ・ブールデルの作品



初めて訪れた競馬場のため、パドックやコースの場所を確認する



想像していた以上の競馬場でその豪華さに驚く。駐車場も3000台、考えられない規模だ



1Rの馬券購入のためにパドックへ向かう。この日は競馬新聞もオッズも見ないでパドックと返し馬だけで購入した



1Rは女性騎手がいたのでそこから流した。馬でなく騎手を参考に。パドックで何を見ていたんだということになる
馬券は的中したがトリガミ(当たってもマイナスの状態)



盛岡競馬場の凄いところは大自然に囲まれていることだ。そこにいるだけで癒されていく不思議な魅力がある
家族連れやカップルが多い理由もよくわかる



昼食の時間になり屋台村に入る。目的は「元祖ジャンボ焼き鳥」、旅打ちの番組で紹介されていた



注文して30分、甘だれ味の焼き鳥が目の前に。確かに「でかくて美味そう」だ。さっそく、かぶりつく
味は最高でもう1本注文したくなったほどだ
私の愛機と上杉謙信の毘沙門天の「毘」の帽子



大きさを知ってもらうために私の肉太の手と比べてみる
上部を食いちぎっているので少し小さくなってはいるがそれでも大きい



8R中半分の4Rの馬券が的中した。普段なら大勝ちだがオッズを見ず購入しているため多くはトリガミ
予定金額(フェリー代)に達したために、場内を散策し帰ることにした。旅の終わりの息抜きとなった



馬券購入には夢があり、競馬場は私にとっては遊園地。実に楽しい

撮影 平成28年5月28日
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法門山 福泉寺(岩手県遠野市松崎町駒木)

2016年11月23日 | 神社・仏閣

法門山 福泉寺
道の駅で入手した資料によると、日本最大の大観音像があるという

山門
大駐車場に車を駐める。案内にしたがって歩くとほどなく山門が視界に入ってくる



「竜宮造り」の山門で長崎の崇福寺楼門を最初に見たときには「違和感」に驚いたが、その後何度か目にしてすっかり慣れた



この時、突然の雨に見舞われ、この日の拝観を中止する

仁王門
翌日には雨も止み、再び訪れることに。受付所の近くにも駐車場がありそこへ駐めた
山門から見た仁王門。寺を護る仁王像が、ガラスでがっちり護られている



少し隙間があったのでコンパクトカメラを取りだし隙間からレンズを入れる。仁王像の撮影はいつも苦労する



東北地方の仁王像は筋骨隆々とした体育会系ではなく、細身でアンバランスな感じがする






仁王門近くにある稲荷大明神



受付所で拝観料を納める。車でも行くことができるらしいが私は徒歩を選んだ
「男厄除坂」 25歳・42歳・61歳、いろいろな出来事をふり返りながら上る



参道から右方向に五重塔の姿が見える



境内の総面積は20万平方メートル
足腰に自信のない人は境内にある駐車場を利用することを勧める



この石段の先にあるのが大観音堂。その姿が見えてきた



大観音堂
福泉寺の創建は1912年(大正元年)、佐々木宥尊(初代住職)によって開かれた



堂内に総丈五丈6尺(17m)の大観音が安置されている



お堂を飾る彫刻もすばらしい



蟇股は上部の荷重を支えるためにあるのだが、この装飾は実に面白い。見入ってしまった



大観音は確かに大きい
しかし、驚いたのは樹齢1200年の大木を住職自らが1週間の断食を100回決行し、20年の歳月を要して彫ったということだ 



多宝塔
1982年建立、五代尊明王と四天王像を安置



北方領土返還成就を宿願としている






多宝塔から大観音堂を見る



大観音堂の右横にある池



遠野にある寺だと感じさせてくれる



石仏も自然と調和している



「白衣観音」は遠野の街を見守っている



再び大観音堂へ。奥にある白い建物に大観音が安置されている

 

北方領土返還の願いが込められている多宝塔
昔、四島に一番近い根室市に住んでいたのでその思いが重なる



五重塔
福泉寺の歴史は浅いが伽藍の充実ぶりには驚く。ずっと気にはなっていた五重塔にやってきた



いつものように塔の周辺を歩き、撮影ポイントを探すが…






毘沙門堂






子授けも縁結びも、もう必要ないかな。あったら大変だけど!


 
最後の一枚は断食100回、20年の歳月をかけ大観音を完成させた住職に敬意を表して大観音堂



この他に本堂・鐘楼堂・愛宕堂があることがわかった。次回訪れるきっかけができた。

撮影 平成28年5月26・27日
コメント (2)
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蓮峰山 常堅寺(岩手県遠野市土淵町)

2016年11月17日 | 神社・仏閣
蓮峰山 常堅寺
遠野の人気スポットであるカッパ淵に隣接していて、境内にとどまることなく一般客はそちらへ向かう



山門
以前訪れた時は私もそうだったが、この日はゆっくり拝観した



早地峰神社(旧妙泉寺)より明治初期に移された仁王像(遠野市指定文化財)






伝慈覚大師(円仁)作の仁王像(総丈3.5m)






八脚門の山門には見事な彫刻が









狛犬
最近狛犬も良く撮るようになってきた






仏足石



鐘楼



十王堂
堂の前にある一対のカッパ狛犬が有名



そのことを翌日に語り部から聞き、その物語を語ってもらった



カッパ淵のカッパが、ある災難の折りに、常堅寺に難の避け、そのお礼に狛犬になったという話しだ



本堂
延徳二年(1490)4月、多聞秀守禅師によって、開山された



安倍家の菩提所といわれている



オビンズルサマ木像が安置されているそうだが、観ることはできない


 
撮影 平成28年5月26日
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即興ライブアート 水墨画×和楽器<日本体育大学>(東京都世田谷区深沢)

2016年11月13日 | 伝統芸能他

コラボレーション即興ライブアート 水墨画×和楽器

日本体育大学同窓会主催のイベントに参加する機会に恵まれた
「はせみきた」さんの和太鼓で開演。上手袖には水墨画家「渡邊ちょんと」さんが控えている



和太鼓に「山田路子」さんの笛が加わる



渡邊ちょんとさんが舞台に登場。最初の一筆は作者にとっても観客にとっても緊張の瞬間
もちろん、何を描くのか観客には知らされていない



情感のこもった笛の音が会場に響く



会場となっている日本体育大学のシンボルでもある獅子の姿が現れてくる



奏者は写真を見て曲のこの部分だとわかるらしいが、そのような写真になっているだろうか



獅子の奥には富士山。獅子に近づく渡邊さんが呑み込まれるような感じがする



和太鼓を叩き続けている、はせさんの体にも汗が光輝いてきた



更に筆が進んでいく。彩色画より水墨画に魅力を感じていただけに、制作過程まで見ることができ嬉しい



和楽器の演奏を聴くのも初めてで心揺さぶられる力があるように感じた



右側の部分に筆が入る






感動的な演奏に心から拍手



白黒の世界に桜吹雪が…なんて素晴らしい。桜は日本体育大学の校章



花びらを丁寧に貼り付けている



左下にchontoさんの名前が記され完成



はせみきたさんと山田路子さん。笑顔がとても印象的でした



オリンピアンから記念品が贈られました



渡邊ちょんとさんから作品についての説明がありました
作品制作にあたり、日本体育大学の歴史などを調べたとお話しされていました
獅子、富士、桜をモチーフにしたこの作品は日体魂の核心をついています。ありがとうございました
 


はせみきたさんは美人オリンピアンから記念品が渡され、握手されたことが嬉しかったのか終始笑顔でした
男ですね。その気持ちよくわかります
 


山田路子さんはこちらが笑顔になるような魅力に溢れた奏者



撮影 平成28年11月4日
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