今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

モエレ沼公園 その2(北海道東区モエレ沼公園)

2014年07月02日 | 北海道
この日は比較的天気も良く散歩をするには最適だ
本人は散歩のつもりでも「徘徊」と間違えられる年代に近づいてきたのか、良く声をかけられる

「プレイマウンテン(遊び山)」
斜面はギザのピラミッドなど古代の遺跡を連想させ、公園の重要なフォルムの一つとなっている。



瀬戸内海に浮かぶ犬島から運んできたという庵治石を積み上げた石段は99段
上りたくなる気持ちにさせ、衝動的に上ってしまった



途中息切れが起こると休みながら写真を撮る。高さ30mの遊び山ということで5分程度で頂上に着く



頂上からの風景。この時はわからなかったが「海の噴水」が木に囲まれている



場所なのか私の魅力なのか、ここでは多くの人との短い会話があった
小さく写っている親子は「ヤッホー」を連呼していたが、山びことして聞こえてくるのは子どもの声だけ
喜んでいる姿が印象に残る
 


人間ばかりではなく犬との交流もあった
互いに「ハアハア」息を切らしていた同志、響くものがあったのか「ベロベロ」舐められた
人に舐められると腹が立つが、犬だと何故か嬉しい。



「モエレ山」も見えるが行くかどうか迷っている。



「テトラマウンド」
銀色に輝く空と大地をつなぐモニュメント
高さ13m×幅65m×奥行き56.2m



直径2mのステンレスの円柱の表面は特殊な磨き方をしており、それが光の具合で多彩に変化する



「ミュージックシェル」
プレイマウンテンを「音楽の場」に変える舞台



プレイマウンテンの正面に位置し、観客は石段に腰を掛けて舞台を楽しむ



悩みながら芝生を歩いていると遠くにガラスのピラミッドが木々の間から見える


 

「モエレ山」
悩みというのは「モエレ山」に上るかどうかという小さな問題
階段の数もさほど苦にならないと自分に言い聞かせ上ることにした
入口の自転車はレンタサイクルで1時間200円、私は利用しなかったが効率よく廻るにはとても便利だ



公園全体を鳥の目で見渡せる展望山。不燃ゴミと公共残土を積み上げ造成された人工の山


頂上から見える風景。無料の大型駐車場と水郷東大橋。

最近「俯瞰」という言葉がTVなどでよく使われているが、確かにこの感覚は大切かも知れない


ガラスのピラミッド


海の噴水


プレイマウンテン

高さは52mだが、将来的には自重で沈み、50mになるそうだ
山頂中心部には三角点(二等基準点)が設置されている。



三角関係は良く理解できるが「三角点」は考えたこともなかった
この地が重要な場所であることをこの地に立って理解できた。



さて、モエレ山の階段であるが、22段毎に区切られていて、それが11ある。往復すると484段になる
運動不足もあり440段附近で右膝の後ろに違和感が
ヒヤルロンサン・コンドロイチンが頭をよぎる

遠くから、このガラスのピラミッドを見るたびに、NHK朝ドラ「花子とアン」のオープニングを想像してしまう



「海の噴水」
帰り際に立ち寄ったのだが周囲の人に聞くと5分後に噴水から水が出るという
実にラッキーだがここからカメラに異変が
画像に髪の毛のような線が入りほとんどの写真が駄目になってしまった


 
撮影 平成26年6月30日
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モエレ沼公園 その1(北海道東区モエレ沼公園)

2014年07月01日 | 北海道
高校野球観戦の後に訪れたため到着したのは午後2時を過ぎていた
モエレ沼公園には過去にモデル撮影会で訪れたことがあるが、周辺を歩いたのは初めてである

モエレ沼公園
札幌市の「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として計画された総合公園
基本設計は彫刻家イサム・ノグチ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセフプトのもとに造成された。


駐車場から歩道を歩くと左側に「モエレ山」、右側に「ガラスのピラミッド」(写真下)が視界に入ってくる



「ガラスのピラミッド」HIDAMARI
公園の文化活動の拠点となる施設で、公園を象徴するモニュメント。



一辺が51.2mの三角面と四角錐、立方体が組み合わされた複雑な形態



内部はこのような構造になっている。 館内の冷房システムに「雪冷房」を導入



この場所でモデル撮影会が行われた時に2度ほど参加した。冬も温室のように暖かかったことを記憶している



館内にはイサム・ノグチの作品が展示されている。


「オンファロス」という作品

外に出て歩いてみるが公園の広さに驚く
駐車場で2時間200円のレンタサイクルがある理由がここへきてわかったがもう手遅れだ



人工物とは思えないほど自然である。



噴水の近くには若い母親と女の子が裸足で遊んでいる。幸福を感じる瞬間でもある



噴水から流れ出た水をうまく利用している



少し歩くと目の前に広大な風景があらわれる。





撮影 平成26年6月30日
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