今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2024秋 放浪の旅(17日目・最終日)山形県・宮城県

2024年10月08日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月8日

道の駅「天童温泉」(山形県天童市鍬ノ町2丁目3-41)
雨予報ということもあり、昨夜、仙台港から苫小牧港行きのフェリーのチケットを予約した
昨夕は運転するのが嫌になるような雨が降っていたので仙台に近い道の駅を選んだ



お土産でも買おうかと道の駅に入ったが、早い時間から多くの買い物客がいたので止めた
山形県は果物が安い



ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所(宮城県仙台市青葉区ニッカ1番)
宮城県に来たら必ず立ち寄る宮城峡蒸留所



これまで何回も訪れ、購入することのできなかった「伊達」というウイスキーを購入することができた



ビジターセンターに行くと、2分後の蒸溜所見学が空いていますと言われた
予定にはなかったが、誘いに乗ってしまった









青葉神社(宮城県仙台市青葉区青葉町7-1)
名前から歴史のある神社と思い訪れた
100年の歴史と聞いて驚いた



手水鉢の花



建物の名称は分からないが、国の登録有形文化財に指定されているとのこと



拝殿内の様子






金剛寳山 輪王寺(宮城県仙台市青葉区北山1丁目14)
ここも日光の輪王寺のことが頭にあり寺の名前で訪れてみた






本殿内の様子



火災でお堂が焼失したが、唯一残っているのが仁王門だとの記載があった



仙台市文化財に指定されている



仁王像が安置されているが、金網の障害物で苦労した


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2024秋 放浪の旅(16日目)福島県・山形県

2024年10月07日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月7日

道の駅 「あいづ 湯川・会津坂下」(福島県河沼郡湯川村佐野目五丁ノ目78-1)
施設が新しく快適な道の駅だった



不安定な天気で午後から雨が降るという予報だった
この地域は昨年秋に訪れていたので、久し振りとなる場所を選んだ



上杉神社(山形県米沢市丸の内1丁目4-13)
祭神は、天正6年(1578年)3月、越後の春日山城にて49歳で急逝した戦国の名将上杉謙信



先日、訪れた武田信玄を祀る武田神社同様、参拝者が多い神社
日本人が好きな戦国武将の二人だ



上杉神社は元は米沢城跡で明治の時代まで、上杉謙信の遺骸が安置されていた






摂社 松岬神社(まつがさきじんじゃ)
ネットで検索すると、人気の神社になっているが、観光客の多くは通過していく



祭神は、上杉鷹山含め6柱






米沢藩9代藩主で、江戸時代屈指の名君で知られている
米国大統領 ジョン・F・ケネディが尊敬していた人物としても有名






天地人の二人、米沢藩2代上杉景勝と景勝の家老である直江兼続も祀られている



伝国の社



春日山 林泉寺(山形県米沢市林泉寺1丁目2-3)
新潟県にある林泉寺が、上杉家の転封にともない謙信の遺骸、上杉家関係の文書、重宝の大半が米沢に移された



堂内で歴史的背景等の説明があるが、他の寺にない切り口は実に面白い
以前、上杉謙信の旧名を質問されたが答えることができなかった
今回も質問に答えることができなかった(汗)



境内には、直江兼続夫妻の墓がある



戦国武将で夫婦が並んでいるのは珍しいと思う



こちらは、上杉家の廟所だが女性ばかりで藩主の名がない



今回、答えることができなかったのは、「仙洞院」は誰という質問だった
正解は「謙信の姉」であった



「お豊の方」は、上杉鷹山の側室


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2024秋 放浪の旅(15日目)福島県

2024年10月06日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月6日

道の駅「ばんだい」(福島県耶麻郡磐梯町磐梯十王堂38−番地)
茨城県の道の駅から200kmほど移動してこの道の駅についた
朝、隣のキャンピングカーの男性から挨拶された
兵庫県在住で、一人旅で美しい自然風景を求めて旅をしている方だった
同世代で同じ時代を生きてきているので、話も合い、楽しい時間を過ごさせていただいた



早い時間から、道の駅の駐車場には似たようなスポーツカーに乗ったドライバーが集まっていた
この手の集団は静かに集まり、静かにいなくなるマナーの良いグループだ



会津さざえ堂 <円通三匝堂>(福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下1404)
会津若松には何度か訪れているが、「さざえ堂」の存在を知ったのは車中泊で旅をしているYouTuberの映像を見てからだ
今回の旅では「清津峡渓谷トンネル」もそのYouTuberの映像から訪れた(過去にもある)






お堂横にあるベンチ付近で、朝、道の駅で話をした男性と再会した
彼は飯盛山の白虎隊の墓が目的で私はさざえ堂が目的、その二つは直ぐ近くにある
ここで、朝の話しの続きになり、またまた楽しい時間を過ごした



堂内はこのようならせん階段になっている
この建物は重要文化財に指定されている



白虎隊十九士の墓(福島県会津若松市一箕町八幡弁天下)
歴史小説が好きで、もちろんこの存在も知っていたが、悲しすぎて敢えて避けていたような気がする



日曜日ということもあり、多くの参拝者が手を合わせていた



松平容保公弔歌の碑
「幾人の涙は石にそそぐとも その名は世々に朽ちじとぞ思う」



会津藩殉難烈婦の碑
戊辰戦争で自刃または戦死した会津藩の婦女子230余名の霊を弔うため
元白虎隊士で東京帝国大学総長 山川健次郎らの篤志家により建立






駐車場に戻るとさざえ堂で再会した彼から、ドジャースとパドレスの途中経過を伝えられた
大谷のホームランで3対3の同点になったことはスマホで確認していたが、3対5で負けているという
旅の楽しさは観光地ではなく、人との出会いだといつも思っているが、今日は素晴らしい人に出会えた(感謝)

福満虚空蔵菩薩圓藏寺(福島県河沼郡柳津町柳津寺家町甲176)
ネットで訪問地を探していたときに、(多分下にある橋)下から撮った本堂の写真と



本堂から撮った橋の写真が印象に残り訪れることにした



「ここは公園ではありません」と寺側から注意書きがあるのだが、公園のように整備されていて美しい境内だ



「箒杉」と書かれていた



鐘楼



赤べこ伝説(後日)



本堂
側面から



彫刻が素晴らしい



仁王門(右)と本堂
下に降りて見上げてみる



500mほど歩いた所に「辨天堂」があるという



辨天堂(重要文化財)


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2024秋 放浪の旅(14日目)茨城県・栃木県

2024年10月05日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月5日

道の駅「かさま」(茨城県笠間市手越22番地1)
新しい道の駅のようで、周辺は渋滞が発生していた
昨日もそうだったが、今朝も雨の中、開店1時間以上前からこのような状態
昨夜からの雨が止まず、訪問先を選ぶのに苦労した
水戸市の薬王院は駐車場なし、一度訪れたことのある佐竹寺は(何があったのか)境内の撮影禁止
水戸光圀が晩年を過ごした西山荘の拝観料2,500円に驚きキャンセル
というわけで、今日は終日雨予報のため移動日とした



白久山 長泉寺(栃木県那須郡那珂川町白久777)
移動途中、赤い三重塔の案内を見かけハンドルを切った
調べて見ると、1491年創建の歴史ある曹洞宗寺院(境内が美しい)
花の寺としても有名のようだ



三重塔
昭和54年の建立の塔



三重塔と花とのコラボでインスタでの投稿を望んでいるようだ



鐘楼
自由に撞いてもいいようだ
昨日に続き、心静かに撞いた



梵鐘の文字を見ると「南無釈迦牟尼仏」
二度目を撞いた



本堂
本堂横にあった「禅」という冊子をいただいてきた



何故か心が穏やかになる


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2024秋 放浪の旅(13日目)栃木県・群馬県・茨城県

2024年10月04日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月4日

道の駅「どまんなか たぬま」(栃木県佐野市吉水町366-2)
昨夜からの雨で今日は何処に行こうかと朝から悩んでいた
調べて居るうちにこの地は、「田中正造終焉の地」だということがわかり、博物館に行く計画を立てていた
出発時刻になるころ、雨も止み計画が変わった



総本宮 雷電神社(群馬県邑楽郡板倉町板倉2334)
これまで多くの神社を回ってきたが、雷電神社という名は聞いたことがなかった



主に関東地方に点在する「雷電神社」「雷電社」の事実上の総本社ということである



社殿(群馬県指定文化財)
本殿彫刻の美しさには驚く



本殿の壁面彫刻は上から下の土台に至るまで、左甚五郎を祖と仰ぐ彫刻師・石原常八主信の手によるもの






椎尾山 薬王院(茨城県桜川市真壁町椎尾3178)
今回の旅の中では一番狭く曲がりくねった山道となった(約2kmの距離だが)
途中、雨が降っていたが、着いた頃には止んでいた

仁王門(桜川市指定文化財)
仁王像の拝観料は500円と記載があった



本堂



鐘楼
自由に撞いてもいいということで、軽く撞いてみた
二度目を打つ前に梵鐘の文字を見ると「女人厄除……」との記載があった
素晴らしい女性との出会いばかりなので、二度目は止めた(笑)



三重塔(群馬県指定文化財)
調べているうちに、この三重塔の存在を知ったので訪れた






群馬県指定天然記念物である「スダジイ(椎の木)の巨木」






笠間稲荷神社(茨城県笠間市笠間1番地)
創建は、社伝によれば第36代孝徳天皇の御代、白雉2年(651年)と伝えられている



予備知識もなく訪れたが、日本三大稲荷のひとつとのこと



拝殿
拝殿前の黒い箱が巨大な賽銭箱になる



一番華やかな場所が昔風のお御籤の場所



本殿は重要文化財に指定されているが、修復工事中でシートで覆われている



狐塚





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2024秋 放浪の旅(12日目)群馬県・栃木県

2024年10月03日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月3日

道の駅「よしおか温泉」(群馬県北群馬郡吉岡町漆原2004)
温泉が併設されている道の駅ということで選んだ
体が疲れてきているのかぐっすり眠ることができた



少林山 達磨寺( 群馬県高崎市鼻高町296)
達磨大師の教えを受け継ぐ「縁起だるま発祥の寺」ということで訪れた
久し振りに、鐘を撞いてからの参拝になる



本堂
達磨寺の名前通り、本堂周辺はダルマに囲まれているという感じだ






本堂前には巨大な奉納ダルマ



観音堂
当山最古の建物で、創建当時の姿を今に伝える茅葺きのお堂



十一面観世音菩薩を祀る



世良田東照宮(群馬県太田市世良田町3119-1)
到着してがっかり、拝殿・本殿(重要文化財)は修復工事中でシートで覆われていた



鉄燈籠(重要文化財)



世良田山 長楽寺(群馬県太田市世良田町3119-6)
世良田東照宮に隣接、境内は「新田荘遺跡」の一部として国の史跡に指定されている



勅使門(群馬県指定文化財)



三仏堂(群馬県指定文化財)



太鼓門(重要文化財)
その昔、時報や行事の合図のため、楼上に太鼓を置いていたことからこの名がある



宝塔(重要文化財)



本堂



ヤブ蚊に数カ所刺され、薬局にて薬を購入する

史跡足利学校(栃木県足利市昌平町2338)
天気予報では午後に雨が降る確率が高いということで、雨対策として選んだ場所である
室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府であった



学校門
日本で唯一「学校」の額が掲げられた門



孔子廟



孔子坐像



曝書(ばくしょ)実施中の案内



秋の天気の良い日に古書の虫干しをしている



他にも復元された施設があり、詳細は後日発信したい

征夷大将軍足利尊氏公像
この像を観るまで、足利市との結びつきを考えてもみなかった(汗)



金剛山 鑁阿寺(ばんなじ)(栃木県足利市家富町2220)
現地に着くまでこの寺の名は知らなかった(読めなかった)
足利市内に入ると「足利学校と鑁阿寺」の案内が繰り返し出てくる
足利尊氏邸宅跡のようだ



本堂(国宝)
驚いたことに、本堂は国宝、他の堂宇も文化財に指定されている



多宝塔(栃木県指定文化財)



経堂(重要文化財)



鐘楼(重要文化財)



ここも撮った写真を整理し、後日発信したい
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2024秋 放浪の旅(11日目)長野県・群馬県

2024年10月02日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月2日

道の駅「みまき」(長野県東御市布下35-4)
当初は最寄りの布引観音と小諸城跡に立ち寄る予定でいたが、30℃を超える予報だったので止めた
結果的には、山梨県から長野県の道の駅を経由して群馬県に向かうことになった



妙義神社(群馬県富岡市妙義町妙義6)
妙義神社は今回で2回目の訪問になる
神仏習合時代、妙義神社には別当として上野寛永寺の末寺である白雲山高顕院石塔寺があった



昨日の「久遠寺」と同じように長い階段が見えてくる



右には「女坂」があったが、今日は男らしく階段を選択した



随神門



随神像



唐門(重要文化財)



唐門天井画



拝殿(重要文化財)



拝殿内部と天井画



本殿(重要文化財)
修復作業中なのか足場が組まれていた
近くで映像会社の男性二人がドローンで修復の様子を撮影をしていた



一之宮貫前神社(群馬県富岡市一ノ宮1535)
1500年の歴史を持つ古社
ここも2度目の訪問になる



全国的に珍しい「くだり参道」の神社として知られている



楼門



拝殿(重要文化財)



拝殿内部



本殿(重要文化財)



五徳山 水澤寺<水澤観世音>(群馬県渋川市伊香保町水沢214)
ここは初めて訪れる寺院である



少し歩くと、線香の煙と匂いが漂ってくる



参拝者は線香の束に火をつけているので凄い煙になっている



六角堂(六角二重塔)
回転する地蔵尊を左に3回廻すといいことがあるらしい



本堂(観音堂)
本尊:十一面千手観世音菩薩



本堂外天井の龍の画



仁王門



仁王像


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2024秋 放浪の旅(10日目)山梨県

2024年10月01日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月1日

道の駅「なんぶ」(山梨県南巨摩郡南部町中野3034)
途中、いくつかの道の駅に立ち寄ったが、この道の駅が第一印象が抜群によかった
南部氏発祥の地ということで、南部三郎光行の像があった



朝から快晴の天気に恵まれて、車内の温度は30℃近い
旅も10日目で疲れも洗濯物もたまってきたので休養日+移動日にした



身延山 久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町身延3567)
道の駅の比較的近くに、日蓮宗の総本山「久遠寺」があり、久し振りに訪れることにした

三門






三門の先に急な287段の階段がある



上から見るとこのような感じだ
如何にも上ってきたという感じだが、実は車で上の駐車場まできた



さらに、駐車場からも文明の利器を活用
だらしのない体型になっていく訳だ



本堂
久遠寺の建物は一つ一つが大きい



五重塔



祖師堂



鐘楼



鯉も大きい



御真骨堂



仏殿



開基堂(身延町指定文化財)



庭園



斜行エレベーターで降りる



走行途中でコインランドリーでに寄り、10日分の洗濯
いつもは雨の日に行うのだが、今回の旅で雨は初日のみ(恵まれている)
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