今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2017 第68回 さっぽろ雪まつり その3(北海道札幌市中央区すすきの会場)

2017年02月13日 | 北海道

2017 第68回 さっぽろ雪まつり(すすきの会場)
大通会場から10分程歩くとすすきの会場に着く



「氷を楽しむ」をテーマに氷彫刻が展示されている















協賛企業のマスコットやキャラクターが作品となっている









これらの氷像は、札幌駅からすすきのに続く普段は交通量の多い道路上に設置されている






「竹と鶴」 昨年、朝ドラ「マッサン」で話題になった企業の協賛



「氷の女王」との撮影会もある。一緒に撮るというのがメイン、さすがススキノである






毎年のように展示されているこの氷彫刻、実に「旨く」つくられている












時々遊戯するパチンコ海物語のマリンちゃん



ここからは、「氷彫刻コンクール作品」となる
いつも感じることだが、すすきの会場は照明が少なく薄暗いため、作品の良さが引き出されていない

優秀賞









最優秀賞 ホテルモントレ札幌のシェフの作品。新聞によると2年連続の快挙とのこと



準優秀賞



準優秀賞



優秀賞









一番電飾が華やかな場所で観光客やカップルが記念撮影できるようになっている



この馬車のかごに乗り撮影できるようになっている。頼まれて数人撮ってあげたがシンデレラのような女性もいた
この後はシンデレラを探しにお店に飛び込む。店を出ると深夜0時を過ぎていた



撮影 平成29年2月9日
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2017 第68回 さっぽろ雪まつり その2(北海道札幌市中央区大通公園)

2017年02月12日 | 北海道
2017 第68回 さっぽろ雪まつり
午前中に大通会場の雪像を撮り、一時帰宅。夜まで時間があったので飲み代を稼ぐため、いつものパチンコ店へ
結果は行かない方が良かったと深く反省することに
午後7時行動開始。午前と同じ道を進む。夜は昼間には明るすぎて、見えなかったものが見えてくる



特に氷像はライトが当たると一段と輝いて見える



一つの氷像に数種類の色のライトで照らされる



この競走馬も夜見ると走っているような感じがする



平日の夜だが観光客の数が凄すぎる。自由に歩き回ることはもちろんできない
遠くには決戦!雪のファイナルファンタジーのプロジェクション・マッピングが始まっている



決戦!雪のファイナルファンタジー
数分後に大雪像の前列にたどり着いた



夜は昼間以上に雪の白さが美しく写る



台湾-台北賓館
昼間の美しさから夜も楽しみにしていたが、アイドルのコンサート会場になっていた
年齢的に無理があるので立ち去ることに



ロシアのマトリョーシカが売店に並べられている



凱旋門
今年の大雪像のなかで、私が一番気に入っている作品






フランスの三色旗を意識した照明だと思うが、真っ赤な競走馬もいい
馬産地北海道から凱旋門賞馬を、ファンの願いでもある



奈良・興福寺、中金堂
真っ白な中金堂がプロジェクション・マッピングで変化していく



薄紫色に変化



これには驚き、見事に再現されている



突然、国宝の阿修羅像が浮かんできた






今年の顔である「ピコ太郎」、来年は誰になるのか…



市民雪像の修復作業の様子



スター・ウォーズ



国際広場



昼間は目立っていなかったが、ライトが当たって作品の良さを感じた



昼間も気になっていた作品、夜の方が断然いい



ラトビアの「木の夢」 



国際広場の作品は日本人の発想では考えられない作品が多く楽しみにしている






雪ミク(初音ミク)
同じ作品が毎年変化していく姿が楽しい






可愛い雪ミクの後に、今年のもう一つの顔「トランプ大統領」









台湾-台北賓館に戻ってきたが、まだアイドルのコンサートが続いていた



あきらめて「すすきの会場」へ向かう。このイルミネーションの先がススキノ



某デパートのライオン像。私の母校である大学にも同じ像がある。気を引き締めていざススキノへ



撮影 平成29年2月9日
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2017 第68回 さっぽろ雪まつり その1(北海道札幌市中央区大通公園)

2017年02月11日 | 北海道
2017 第68回 さっぽろ雪まつり
昨年は過去最高の260万人を超える来場者数で賑わった雪まつり
天候と相談しながら青空の日を待って会場に足を運んだ。テレビ塔のある大通会場1丁目から12丁目に向かって歩く

大氷像「ホエール・ホーム」
「あったらいいな、こんな家」をテーマに、北海道内の小学生から自分の思い描く「夢の家」を募集
最優秀賞として選出されたのが、「ホエール・ホーム」



競馬好きな私にとっては嬉しい氷像






大雪像「決戦!雪のファイナルファンタジー」
約20年前に発売され、これまでに全世界で売上本数1,100万本を超える大ヒットを記録しているゲームソフト「FINAL FANTASY VII(ファイナルファンタジーセブン)」



ゲームの内容を理解していないので雪像の良さがわからない






大雪像「台湾-台北賓館」
台北賓館は台湾の国家招待所(迎賓館)



現在、政府主催の祝宴、国賓の歓迎レセプション、国際条約の調印式および文化活動の重要な場となっている
1998年に台湾の内政部(省)から国定古蹟に指定された



「トット商店街」
札幌国際芸術祭2017の公式プログラムとして制作



「ようこそ札幌へ! 2017冬季アジア札幌大会」
同大会のマスコットキャラクター「エゾモン」



大雪像「凱旋門」
パリのシャルル・ド・ゴール広場にそびえる凱旋門
ナポレオン1世がアウステルリッツの戦いに勝利したことを記念して1806年に建造を命じ、完成には30年の月日を要した



ステージの右側にはサラブレッドと騎手の雪像
馬産地・北海道から世界最高峰のレース、凱旋門賞を制するサラブレッド誕生を願う想いが込められている



雪像前でイベントが行われていたので横に廻ってみた






大雪像「奈良・興福寺 中金堂」
2018年(平成30)秋の完成を目指し復元工事中の中金堂






 











ピコ太郎
外国人にも大人気の雪像



地元のTVにも紹介されていた。それにしてもよくできている



 


大雪像「スター・ウォーズ」
2017年、映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから40周年



2015年のさっぽろ雪まつりで出現した「スター・ウォーズ」大雪像が、“アニバーサリーイヤー”を祝して、『白いスター・ウォーズ』大雪像として再び上陸






国際広場「国際雪像コンクール」
雪まつりの雪像で楽しみにしているのが外国人が制作したもの



各国の文化に少し触れることができる。この雪像はタイのムエタイ






この作品に一番興味を覚えた。日中は背景に色々なものが入り込み撮影は難しい






「雪ミク(初音ミク)」 
「雪ミク」は、北海道を応援するキャラクター



2010年の『さっぽろ雪まつり』で"真っ白い「初音ミク」の雪像"を作ったことをきっかけに誕生



12丁目の折り返し地点。いつものように背後から一枚



ドナルド・トランプ
話題の人物だけに多くの人が集まってくる。独特のジェスチャーを真似て記念撮影をしている外国人を見かけた



「Anipop Club」
海外で大人気のゲームキャラクターたちらしい…



友好国台湾の氷像を最後に帰宅する



撮影 平成29年2月9日
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成田山 新勝寺 その3(千葉県成田市成田)

2017年02月07日 | 神社・仏閣
鐘楼
元禄14年(1701年)照範上人によって建立された。梵鐘は大本堂建立を記念して鋳造された






一切経堂
享保7年(1722年)照範上人によって建立された



方三間、宝形造。一切経が収められた転輪輪蔵



大本堂
昭和43(1968)年建立。大本堂は最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場
堂内の御本尊不動明王は、向かって右に矜伽羅童子、左に制咤迦童子を従えている



本堂から見る三重塔も美しい






大本堂背後には数多くの石仏が置かれている。役行者もその一つ






小さな石仏が環境に溶け込んでいる



聖徳太子堂
平成4(1992)年に建立、平成19(2007)年に修復された



「和を以って貴しとなす」
日本の仏教興隆の祖である聖徳太子の理念にもとづき、世界平和を願って建てられた



最後に三度目となるが三重塔に戻る。夕陽に照らされより一層美しくなっている



塔を背景に記念写真を撮っている参拝者も少なくなったので、塔に近づいてみる



極彩色は苦手な方だが、この塔は何故か美しく感じる
新勝寺で撮った写真の半分をこの塔が占めていることからもわかる



気軽な気持ちで立ち寄ったのだが、気がつけば5時間も滞在していた






撮影 平成28年11月7日
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成田山 新勝寺 その2(千葉県成田市成田)

2017年02月06日 | 神社・仏閣
ボランティアガイドにお願いした関係で「平和の大塔」から「大本堂」へと続く、一般的な参拝順路とは逆になるが紹介したい

奥之院
成田山新勝寺の本尊である「不動明王」の本地仏「大日如来」が安置されている



新勝寺板石塔婆(千葉県指定文化財)
板石塔婆(板碑)は板状の石を用い、卒塔婆の一種として鎌倉から室町時代にわたり建立された供養塔
明徳5年(1394年)の板石塔婆。阿弥陀如来の種子(仏を表す梵字キリーク)が刻まれている



延元元年(1336年)の板石塔婆



清瀧権現堂・妙見宮
清瀧権現と地主妙見を合祀した鎮守 









光明堂(重要文化財)
奥之院から下ると右手に光明堂が見えてくる



元禄14(1701)年の建立。新勝寺では旧本堂が残されているが、光明堂もかつての本堂である



入母屋造の仏堂で愛染明王・不動明王・大日如来が祀られている









外国人観光客に写真を頼まれた後、こちらも記念に。右手奥の塔は平和の大塔



額堂(重要文化財)
光明堂を背にして右手にあるのが額堂。信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物
歌舞伎の七代目市川團十郎の寄進により最初の額堂が建てられた



文久元年(1861年)に建てられた入母屋造、全面吹き放しの堂



初代市川團十郎が世継ぎが生まれず、新勝寺で子授け祈願をしたところ、二代目團十郎が誕生
各代團十郎も成田山を信仰、その絆は現代まで続いている
堂内中央には七代目市川團十郎の石像






三社
左から白山明神、金比羅大明神、今宮神社の三社を祀る



開山堂
開山上人寛朝大僧正のお姿を安置している






天満宮
祭神は菅原道真公



釈迦堂(重要文化財)
1858(安政5)年に建立された、かつての本堂



大本堂の建立にあたって昭和39(1964)年に現在の場所に移された



堂内の様子。釈迦如来や、普賢、文殊、弥勒、千手観音の四菩薩が安置されている



周囲には、五百羅漢や二十四孝の彫刻がほどこされている






かなり頑丈に護られている。文化財の破壊工作が国内でも発生しているので必要な措置か



 


三重塔周辺に戻ってきた。夕陽に照らされて日中より美しく感じる

  

撮影 平成28年11月7日
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成田山 新勝寺 その1(千葉県成田市成田)

2017年02月04日 | 神社・仏閣
年間1000万人以上の参詣者が訪れる「成田のお不動様」である
今年の節分会では新横綱「稀勢の里」効果もあり、68,000人の参拝者で賑わったという

成田山 新勝寺
天慶2年(939年)年関東の武将・平将門が新皇と名乗り朝廷と敵対、平将門の乱が勃発
寛朝大僧正は、弘法大師空海自らが敬刻開眼した不動明王を成田の地に奉安し、戦乱が鎮まるようにと祈願した
祈願最後の日、平将門が敗北して関東の地に再び平和が訪れた
寛朝大僧正が都へ帰ろうとしたところ、御尊像が磐石のごとく動かず、この地に留まるよう告げる

総門
京成成田駅から10分程歩くと左手の大きな門が見えてくる



開基1070年の記念事業により、平成19年(2008)に建立。高さ15mの総欅造り






御水舎



仁王門(重要文化財)
入母屋造の八脚門で、天保2年(1831年)の建立。参道から大本堂へ至る急な階段の途中に建つ



壁には旅の安全を祈願する「わらじ」
金網の奥には仁王像らしきものが見える



仁王門の像の撮影にはいつも苦労するが、今回はかなりハードルが高い
この写真はスマホで、金網の下に一箇所だけある隙間から



門の左右に密迹金剛、那羅延金剛の二尊
最近では仁王門専用になっている補助カメラで撮ることにした

「密迹金剛(みっしゃくこんごう)」



「那羅延金剛(ならえんこんごう)」



裏には広目天と多聞天の二尊

「広目天」



「多聞天」



800Kgあるという大提灯には「魚がし」の文字



こわれ不動
大本堂へ続く石段の左手にある



左右に池があり参拝者が写真を撮っていたので私も一枚



「香閣(こうかく)」の煙を具合の悪い部分にあてるそうだ…。全身煙臭くなるので止めた
奥に見えるのが大本堂。本来は真っ直ぐ進むのだが、右手にとんでもないものを発見してしまった



三重塔(重要文化財)
新勝寺参拝は初めてで予備知識もなく三重塔があるのも知らなかった
しかも重要文化財に指定されている



これまで随分三重塔を観てきたが、これほど美しい塔は見たことがない



近寄ってみると東照宮の色彩と似ている



外国人観光客から記念写真を頼まれたり、こちらから声をかけ撮ってあげたりして楽しい時間を過ごしていた



石摺(いしずり)不動尊
体に不調がある人は、石に刻まれたお不動さまの同じ場所を撫でるといいそうだ



肉眼では見え難い部分を強調するとこのようになっている



ベンチに腰をおろし美しい塔をぼっと眺めていると「ボランティアガイド」があるということが耳に入ってきた
初めての寺なのでさっそく申し込むことにした
大本堂→釈迦堂→額堂→光明堂を経由して平和大塔まで案内していただいた
途中、ガイドの話に集中したいと思い写真は撮らなかった

平和の大塔
1984(昭和59)年に建立された平和の大塔は、真言密教の教えを象徴する総高は58mの塔



根来寺の大塔の大きさに驚いたことがあったが、さらに20mも高い






撮影 平成28年11月7日
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南部利康霊屋(青森県三戸郡南部町)

2017年02月03日 | 神社・仏閣
南部利康霊屋(重要文化財)
重要文化財に指定されているということで訪れたが、どうも普通の建物のような感じがする



案内板の説明によると建物の内部に霊屋があるらしい



受付を済ませ中に入ると豪華絢爛な霊屋が目の前に現れてくる
南部利康は四男であったが、世継ぎの重直よりも父利直の期待が大きかったようである



受付の女性から説明しますのでお待ち下さいと言われ、近くの「聖寿寺館跡(史跡)」で発掘調査をしていた史跡対策室の担当者を呼びに行ってくれた



「八木橋藤十郎の墓」 忠死とはいえ26歳の若さ。その後の藩主の計らいもすばらしい






「南部実光の墓」 奥州南部氏の祖である南部光行の次男の実光の墓



三光寺境内にあるが立入は禁止されている



私のようなカメラを持った観光客が敷地内に入り迷惑行為を行ったため、三光寺は現在立入禁止になっている
 


東北6県の旅の報告もこれにて終了
29年度は年間60日以上の車中泊を目標にと頭の中では考えている

撮影 平成28年5月30日
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白華山 法光寺(青森県三戸郡南部町)

2017年02月01日 | 神社・仏閣
白華山 法光寺
東北6県の旅も最終日となった。道の駅で入手した資料でこの寺を訪れた
石柱に「法光寺」「曹洞宗」と刻まれている



六道能下地蔵尊
案内が可愛く、つい足が向いてしまう









「遠州流庭園」



遠くに山門らしきものが見える



山門
石段を上りながら、変わった形の山門と思っていたが…どうも修復中のようだ






受付所でしばらく待ったが、人がくる気配がなかったので拝観料を置いて入ることにした



今から700余年前(鎌倉時代)北条時頼が、奥州行脚の旅で名久井岳の山容に魅せられて名久井岳山麓に法光寺を開基した






仁王門に置かれることが一般的だと思うが、屋外ではやはり迫力が違う









建物は明治11年に焼失し、後年再建されたものだが、柱などの彫刻も見事だ



扉の隙間から堂内の様子を撮ってみる





 
本堂から見た境内の様子






鐘楼






本堂横に廻ると鳥居が見える



鳥居の先に何があるのか興味を持って歩いていく



左手に小さなお堂が視界に入ってくる



水子地蔵堂



稲荷堂









仏舎利塔






観音堂





 
龍神堂






三重塔(承陽塔)



この寺を訪れるきっかけがこの三重塔。「承陽」の扁額






現存では日本一の規模だそうで塔全体を撮せる場所はこのポイントだけ



少し動くとこのように木に遮られてしまう



塔が好きなので、いつもなら数十枚撮るのだが完全にお手上げ状態



遠州流庭園か



出発地点に戻ってきた



最初に読むべきものを発見したのが最後



本堂横の写真であるが何枚も撮っている。当時の記憶は定かではないが重要なものだったのか



法光寺で一番印象に残ったのがこの鐘楼



少し離れた場所に変わった形の建物。「人間必至の場」と書いてある。入ってみるとトイレであった



撮影 平成28年5月30日
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