今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

櫛引八幡宮(青森県八戸市八幡字八幡丁3-2)

2024年03月06日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年10月3日

櫛引八幡宮
本殿など5棟の社殿が重要文化財に指定されているということで訪れた

一の鳥居



社号標



社務所



二の鳥居



手水舎
コロナ対策と思われるが柄杓(ひしゃく)がない



参拝前に手や口を清める場所であるが美しい花で心も清らかになる



由緒
由緒等が大きな石に刻まれている



八幡馬(やわたうま)
「御神馬」と刻まれた台座の上に、注連縄をまとった花崗岩の八幡馬が置かれている
八幡馬は、八戸市を中心とする南部地方で古くから作られている、子供や家族の幸せを願う愛情溢れる木彫り馬の郷土玩具・民芸品
これまで多くの「御神馬」を観てきているが、この形は初めてである



太鼓橋



正門<南門>(重要文化財)
慶安元年(1648年)盛岡藩2代藩主(南部氏28代)南部重直の命で造営された
平屋の門のなかで最も格式の高い形式の切妻造銅板葺の四脚門



狛犬





彫刻



扉部分に「乳金具と六葉文様」があるのはこの地域では珍しい






拝殿
昭和59年11月に竣功した桁行15間梁間8間入母屋造平入銅板葺の建物






扁額には社号の「櫛引八幡宮」






拝殿に置かれている像






拝殿内部






末社 神明宮(重要文化財)
元文4年(1739年)に勧請、創祀された
本社拝殿の右方に鎮座し、本殿は一間社流造、銅板葺



祭神:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)






合祀殿
大国主神をはじめ、十五柱の神々を祀る



十五柱の神々



撫で大黒さん



絵馬社






幣殿



本殿(重要文化財)
慶安元年(1648年)建立 盛岡藩2代藩主(南部氏28代)南部重直の命で造営
三間社流造、銅板葺



細部に施された彫刻や極彩色の文様等の華やかな意匠に桃山時代の遺風が認められる



木鼻 獅子



御室の栗形(七不思議の一つ)



御神木 三杉



末社 春日社(重要文化財)
神明宮と同じく元文4年に勧請、創祀された



祭神:天津児屋根神(あまつこやねのかみ)



本殿に向かって左側、先の神明宮と対称の位置に奉られている
小規模ながらも正規の一間社春日造の形式である



松福稲荷神社



悶破(もんぱ)稲荷神社






長所<旧拝殿>(重要文化財)
慶安元年(1648年)建立
桁行七間・向拝一間・入母屋造・銅板葺



かつての拝殿で、現拝殿の新築に伴って現在の場所に移築された






国宝館
国宝 赤糸 威 鎧兜大袖付 附唐櫃ほか重要文化財・県重宝・市文化財など計25点の文化財を収蔵・展示
入館料:大人300円



明治記念館<旧八戸小学校講堂>(青森県指定文化財)
明治14年(1881年)8月に八戸小学校の講堂として堀端町に建てられた
同月24日には明治天皇の奥羽巡幸に際しての行在所とされた



靑森県内に現存する洋風建築では最古のもの



明治大帝御聖像



撮影 令和5年10月3日

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