11月1日(火)
この日、いよいよ
お酒造りのメンバーが顔をそろえました。
と言っても、彼等は「呑百笑の会」のメンバー。
夏場はお米作りや
田圃の圃場調査・酒米検査などで
顔を合わせていますので、
久し振り。という感はありませんが
それでも、
力仕事のお酒造りでは、
若い方達のパワーは、心強いです。
メンバーが顔を合わせた、
この日も、朝からお米を蒸しました。
~朝陽と近江鉄道~
蔵の間から、朝陽が差し込みます
蒸し米は、100度近い温度です。
息を合わせて
簡易放冷機で蒸米の温度を
決められた温度まで、素手で下げていきます。
(その方が、温度が判り易いので)
昔のお酒造りでは、
作業の各工程で「酒造り唄」が唄われていました。
七七七五調の都々逸(どどいつ)風の唄で
地域によって歌詞の内容は
違うそうですが、
時計の無かった時代、
唄を歌う事で時間を計っていたのです。
当蔵でも、唄を歌われていたと、
義母から教えていただきました。
聴いてみたいなぁ…。
そして、今みたいに長靴も無い時代ですよね。
確か、草履だったと思うのですが…
(先代に、確認してみます)
唄も
「もろみ」にクラシックを
聴かせるとかもありませんが、
作業は黙々と進められていきます
杜氏を真ん中に
20代・30代・40代の
酒造りメンバー
世代も違いますが
若い方の知恵も素晴らしい。
外仕事や、道具を手作りする時なんか、
試行錯誤して作ってくれます。
気持ちをひとつに。
どうぞ宜しくお願い申し上げます m(__)m