畑酒造有限会社 酒蔵日記

清酒 『大治郎』 『喜量能』 醸造元
滋賀県東近江市(旧八日市)
全量地元の契約栽培米を使用
全量純米蔵です

杉玉作り・完成しました

2016年11月23日 08時48分13秒 | お酒造り

先日、軽トラいっぱいに

取りに行った杉の葉で、

杉玉作りをしました

2日間で完成!!

 

その様子です

♪ 枝を切り落とし

丁度よい長さに

剪定していきます

 

仕込みも始まっていますので、

杉玉作りは、午後から

 

♪ 剪定した葉を、束ねていきます

 

♪ どんどん束ねていきます

 

 

  

 

 昔と作り方は変わりましたが、

今は、このやり方です。

束ねた杉の葉は、結束バンドでしっかり締め

これを,沢山作っていきます

 

 

その間、蔵人アキラさんは、

杉玉の中心となる「芯」作り

 

 

昨年の杉玉が、とんでもなく

大きすぎたので…💦

 

 

今年は、少し控えめに

毎年、芯も作り変えます

 

 

 ♪ この芯に、

束ねた葉を差し込んでいきます

 

 

 

どんどん差し込みます 

 

 

 まだまだ  

 

 

今度は、リフトで吊り上げて

 

まだまだ差し込みます

 

これでもか!! いうくらい、

詰めていきます

 

 

こうしておかないと、

時間が経って、杉の葉の水分が抜けた時、

ちょっとでも、隙間があると

杉の葉が抜けてしまいます

 

 

あらかじめ、芯には吊り金具を付けています。

リフトに吊った後は

 

♪ まぁるく、刈り揃えていきます

 

 

切っている人は、真近からだと、

全体が見にくいので、

少し離れて見ては、刈り上げ

 

 

もう1人、手がある時は、

離れた所から見てもらい、

「左をもう少し」「右が丸くない」

などなど言いながら

 

 

吊っている杉玉を、くるくる回しながら、

丸く丸く

形を整えていきます

 

 

途中、

リフトが機嫌を損ね…。

 

 

ご近所の車屋さんに修理をしてもらい

その間も、刈っていきます 

 

 

新酒が出来た時に

吊り変える杉玉

 

その頃は、

瓶詰めや、ラベル貼り作業のラッシュ

合間の時間も無くなるので、

今のうちに作っておくのです

 

 

 

 

ご近所の竹細工工房をされている方に、

作って頂いたという、先代の頃の

杉玉の「芯」が残してありました。

 

余った杉の葉で作ってみました!

 

 

じゃ~ん!!

(笑) ちょっと葉が少なかったです

でも、可愛らしいんのが出来ました

 

 

完成した、杉玉は汚れないように、

日光に当たらないように、

ビニールを巻き

新酒が出来るまで、冷蔵庫で保存しています

 

 

軒先に飾る

造り酒屋の看板でもある「杉玉」

 

緑に吊り替わると

新酒が出来ました。という合図です

 

 

コメント
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