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喜多方の産業遺産見学・一番目のお客様名は?

2007-12-02 21:07:02 | Weblog
産業遺産が、経産省より発表になりました。先日私が書いた喜多方市の産業遺産が11月30日に、認定になりました。建造物の近代化に貢献した赤煉瓦生産などの歩みを物語る近代化産業遺産群です。認定の三日前に見学に訪れた方は、?秋田県由利本荘市・西目総合支所(地域行政連絡員協議会)の皆さんです。私が見学者の第一号と認定します。喜多方市では煉瓦関連の産業遺産が九件認定されました。当日はその内の五件の建造物を見学または車窓から観てもらいました。時間の制約がありますのでこれで精一杯だったと思います。福島県では、八茎鉱山関連。と常磐炭鉱関連遺産です。喜多方市の九件は、樋口家の登り窯・・大和川酒造煉瓦煙突・
・喜多の華酒造煉瓦煙突・・吉の川酒造煉瓦煙突・・甲斐本家煉瓦煙突・・若菜家煉瓦座敷・・若喜商店煉瓦座敷(国登録有形文化財)・・煉瓦米蔵・・金田洋品店の煉瓦蔵(店蔵)などです。何れも一見の価値あり蔵の街喜多方市の大切な財産だと思います。蔵(土蔵・白漆喰の蔵)と共にレンガ蔵や煉瓦関連として大切に守りたいものです。土蔵の蔵と同じく煉瓦の蔵にも・店蔵・座敷蔵・家財蔵・米蔵・味噌蔵・農作業蔵・厠蔵・商品蔵・等があり何れも今も活用されています。市内には煉瓦蔵が100棟以上あるといわれます、初期に建造されたのが明治37~8年なので築100年とゆうことです。当時の煉瓦職人・田中又一氏と弟子達の努力、研鑽により、他の地域に例を見ない喜多方式の煉瓦蔵、北方式木骨煉瓦造が生まれ、今に残されています。見学は、常時公開と非公開・連絡許可などがありますので。是非、喜多方市観光課へお尋ね下さい。皆様のお出でをお待ちしてます。℡は
0241-24-5200です。