蔵のまち、喜多方から
日曜日の街なかは大勢のお客様が散策していますが、寒い寒い一日です、
曇り空から午後には弱い雨が降り出して今も降り続いています。
山の方や峠ではみぞれから雪にかわっているそうです。
三津谷のレンガ蔵群を周り登り窯へ行ってきました。2~3日前にやっと雪が消えましたと言って
雪囲いの解体作業をしているところでした。秋の雪囲いの作業も大変な作業ですが山間部では
これから作業に入るところです。
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岩月町三津谷にある登り窯へ行ってきました。レンガ造りの十連式の構造になってます、
間口4,5m奥行18mで一度に約9000個のレンガを焼くことができますが、今回は五つの窯を使用して
約5000個のレンガを焼成しました、昨日から窯だし作業中でしたが、本日は作業衣を着て参加させて頂きました
はじめて窯の中に入れてもらい、レンガの窯出しを手伝わせて頂きました、外は寒いのですが窯の中は
まだ余熱が残っていて寒さを感じません。窯の中の構造はご覧の様な造りになってます、レンガを楕円形に積み上げて
一つの窯になっています、それぞれの登り窯で大きさは違うようですが、大人が起ち上がることはできません。
下部に見える左側の火床から炎が入り窯を周って右手の下部から次の窯へ炎が入ります。
左右に薪を投入する小さな窓が見えます、内部の燃焼具合を見ながら薪を投入しますが経験を積まないと
炉内に平均に炎が周らないそうです。
窯の中に三か所温度計を入れて測りながら、1200℃の高温まで上げて行くそうです
冬期間は気温が低くて窯も冷えやすく焼成温度を上げるのに苦労したそうです。当然使う薪の量も多くなります
焼く前には長さが220mmあったレンガが焼成後は210mmになりますそれぞれ幅も厚さも違ってきます。
登り窯はレンガと共に屋根瓦を焼成するのに使われました。陶器や陶芸にも使われました。
本日は貴重な体験をしてきました。