蔵のまち、喜多方から
本日も晴天でした。我が家から北側に向かって続く田んぼではまだまだ稲刈りが続いています。
大型の機械で稲を刈りとり、バケットを積んだ軽トラが山盛りの籾を積んで運んでいます。
まだ数日は掛かりそうです。昨日行われました 美蔵紀行「近代化産業遺産 喜多方の煉瓦蔵群」をあるく、その3です。
登り窯を訪れました。岩月町中田付集落の彼岸花を見ながら行きました。集落入り口の道路法面の彼岸花がきれいに咲いています。
お寺境内の彼岸花もご覧の様に咲いています、
三津谷・登り窯は直ぐこの先になります。昨日2013・9/29(日)美蔵紀行が行われ20数名のお客様が訪れています。
昨日の催に合わせて窯出しも行ったそうで、本日訪れた時は窯出しの終了後できれいに片付いていました。
今回焼成したレンガが積み上げてありましたが品質的に良いレンガに仕上がっているそうです。窯の中をご覧ください、
高さが1m余りしかないので屈んで入ります。昨年は私も体験の為に中に入って煉瓦の窯出しをおこなってきました。
内部の煉瓦の色が違うのに気が付いたと思いますが、白い明るい色の方はまだ窯が新しいからです、使い込むことによって
色が濃くなってきます。下側の画像は以前の画像ですが入り口の、搬出入口を塞いだ煉瓦と粘土を焼成後に取り外すと
中に焼き上がったレンガがこの様に積み上げてあります。
登り窯・とはご覧の様にトンネルの様な形の窯を山の斜面に並行して段状に並べて、下の窯から順番に火をいれてゆき
中に詰めた素地を焼き上げる我が国でも古くからある焼物の窯です。薪の投入口はこのトンネルじょうの焼成室の間・間に有ります。
焼成室の左下側から炎が入り一周して次の窯へ向かいます。側面にある点検口から炎の色を確認しながら薪を投入します。
炎の色が赤色から、温度が上がり、白っぽい色に変わるのを先日見せていただきました。この窯は十連のレンガ積の窯です。
喜多方市内には近代化産業遺産の煉瓦蔵をはじめ多くの煉瓦蔵が在り、100棟を超えるといわれています。それぞれ全く同じ
形の蔵はありません、そして、屋根の庇部のれんが蛇腹が同じ造りの屋根も無いそうです。
興味のある方は是非煉瓦蔵巡りをしてみてはいががでしょうか・・次回は煉瓦蛇腹を紹介します、ご期待ください。