得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・宇内薬師の大わらじ。

2008-09-30 17:34:05 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日は晴天に恵まれて会津の平はどこを向いても稲刈りです。午後から街を出て会津坂下町へ向いました。昨日の長床を過ぎ阿賀川に架かる真木の橋を渡ります。まほろば街道を南下です。・・いや、下ではありませんでした。普通は北上・南下・と言いますが、阿賀川を渡ると上手、と下手が変わり、しばらく行くと下宇内集落です。街道にはまほろば街道の旗が立っていました。そして上宇内です。そこに本日の画像の大わらじがあり、宇内薬師です。約4mもある大物です。

上宇内薬師堂・仁王門に、わらじがぶら下がり、阿形・吽形の金剛力士像が対で睨みつけ本堂・伽藍をお守りしています。仁王門があっても像があるところは少ないです。この像も立派な像で歴史由緒があると思います。ご本尊は薬師如来坐像です。会津5薬師の一つで、平安後期の作といわれ国重要文化財です。座高183cm・一木造り堂々とした体躯と柔和な表情と書いてあります。私はまだ拝顔していませんが、機会をみて拝顔してみます。予約が必要ですし先様の都合もあります。

直ぐ先に立木観音(国重要文化財)恵隆寺があり、向かい側に心清水八幡神社があります。こうして見ると会津まほろば街道は・仏都会津街道でもあることが良く分かります。明日は恵隆寺を書きます。




喜多方発・飯豊山、初冠雪。

2008-09-29 17:14:55 | Weblog
蔵の街・喜多方から、福島県・新潟県・山形の三県にまたがる飯豊山(2105m)で28日、初冠雪が確認されたそうです。昨年より24日も早いのです。昨日私は市内に出ていましたが本当にストーブを焚いている店が在りました。ビックリしました。それだけ寒かったのです。その飯豊山、私の家からすこし北の方からのカメラロケーションが一番良いとされてます。朝からカメラを向けてますが、低い雲に覆われて一度も姿を見せません、冠雪は後日にまわします。

本日も会津まほろば街道です。昨日の伝 佐原十郎義連の墓から前方の道を南下します。熊野神社いにしえの道なそうです。上三宮町の平沢地区へ出て、右手の山沿いに熊野神社本宮があります。本日の画像がその鳥居です前方に見えるのが社です。熱塩地区に熊野神社那智宮があります。さらに平沢の本宮から慶徳町へ向かい新宮熊野神社へでるわけです。三社が合祀されて今の新宮熊野神社です。その前殿、拝殿が「長床」(国重要文化財)となるわけです。ここまで来る途中どこからも会津盆地が一望できます。遠く盆地東側の雄大な雄国の山の上に会津磐梯山が頂上だけ見えます。市街地に入ると磐梯山は見えなくなります。新宮からさらに南下すると右手に山崎の横穴古墳がありさらに先へ行くと阿賀川です。川を渡れば会津坂下町ですが、明日お天気が良ければもう少し先まで行って見ます。蔵の街・喜多方から出てみましょう、この道は佛都会津の道でもあります。ではご期待を。

喜多方発・会津まほろば街道-2

2008-09-28 17:26:04 | Weblog
蔵の街・喜多方から、まほろば街道-2です。本日は曇り空です、でも雨が降らなかったので周りの田んぼでは稲刈りが盛んに行われています。

会津まほろば街道は、会津盆地の西山沿いに熱塩加納から会津芦名家の祖といわれる佐原十郎義連(じゅうろうよしつら)の墓前を通り熊野神社本宮・新宮長床・坂下町へ入り宇内薬師・立木観音・中田観音・法用寺、美里町から昭和村へ向います。千数百年の歴史と文化が残るまほろばの里です。まほろば=真秀ま・ほ・ら・場所をさす、すぐれたよい所、国、なそうですが、今日では一般的にいにしえからのひとびとが住み着いて現在に至っている郷をまほろばと呼んでいるようです。昔から人が住んでいた郷です。里山が近くに在り、前方に川か沼が在り、そして前には耕地が開けている場所です。喜多方の西山沿いを南下すると会津の平野が一望できます。そして川が流れ阿賀川へ、川は昔から道でもあったので川のお陰で文化が入って来たのかも知れません。まほろば街道を少し歩いて見ましょう。本日の画像は熱塩加納に在る、伝佐原十郎義連の墓です。三浦一族で源頼朝より会津の地を与えられ領主になったといわれています。

喜多方発・会津まほろば街道。

2008-09-27 16:49:06 | Weblog
蔵の街・喜多方から、会津まほろば 里人の会。まほろば文化を守り伝える有志でつくられています。・・とあります。毎月恒例のふるさと歴史勉強会へ行ってきました。場所は市内・あづま旅館です。本日のテーマは「会津と喜多方に期待するもの」講師は県・喜多方市建設事務所、所長 沼田典雄氏です。氏は県内各地に勤務されこの春当市建設事務所、所長に赴任されました。専門である職務は勿論のこと各地で町おこし村おこしに係わり多くの事例を元に、パワーポイントを活用しての講義でしたので大変分かりやすく観ても楽しいお話でした。土曜日で休日のところ若い職員の方二名にもお手伝いいただき有難うございました。スクリーンを観ていたので本日は手元に資料はありません。また沼田氏は氏自らもいろんな交流会・ボランティアの会・に参加され活動しております。ぜひ次の機会にもゆっくりと講演を聴いてみたいと思います。

米沢街道の歴史・(来年のNHK大河ドラマは天地人・直江兼続)・桧原湖の渇水期の写真に旧米沢街道であった湖底の神社の鳥居が、現在の桧原から金山へ向う途中湖水に見えますが、本日のパワーポイントの映像でよく観ると鳥居のかなり先にもう一基鳥居が映っていました。はじめて見ました。

桑折町の奥州街道と羽州街道との追分の町おこし、地もとの婦人達が作ったコビル弁当・遠く九州から来る団体の旅人から予約が入ったそうです。

只見町布沢の恵みの森(自然のブナ林)数百mの一枚岩の急流・滝があるとかで
自然を開放しPRすると、数千人単位で人の交流は増えるがそれなりに悩みもあるようです。若者が定住できるふるさとづくりが望みのようですが、各地で皆さんいろんな取り組みをしがんばってます。

物質的な豊かさより・心の豊かさへ・・そして都市との交流を大切にし村おこし町おこしにチャレンジしてます。私たちも観光ガイドだけでなく。PRはもちろんのこと、街を良く知ることから入るべきです。それにはやはり歴史・文化をそして各地域の活動の様子を知ることが大切だと思います。本日は大変有意義な講義でした。

本日の画像は先日の熱塩温泉の示現寺の続きです。山門と本堂です。

喜多方発・雨に濡れるコスモス。

2008-09-26 17:00:30 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日の画像は家の直ぐ近くの休耕地に群生している雨に濡れるコスモスです。きく科の一年草で、メキシコ原産です。きく科なのになぜ「秋桜」なのでしょう?喜多方は本日も弱い雨が降ってます。稲刈りは中止です。
コスモスも良く見るといろんな色があります。画像でみると白とピンクが多いようですが黄色の花も綺麗です。コスモスと言うと私は百恵さんの歌を想い出します。花言葉は少女の純真・真心・と書いてあります。

例年この節になるとコスモス街道が話題になりますが、何処だったでしょうか、コスモスを町のシンボルにしているところは北海道から宮崎までかなりの数になり、それだけ皆さんに好まれている花です。私は北海道の滝川のコスモスですか。北海道にもいたるところに咲いてました。喜多方市内にもどこでも咲いてますが、街一番の群生地を探して見ようとおもいます。

週末を迎えます、お天気が心配ですが土曜、日曜と街へ出て。日曜日は蔵のまち案内所で「プチ蔵めぐり」のお客様をお待ちしてます。私と一緒に蔵めぐりをしてみませんか、どうぞ蔵の街喜多方へお出で下さい・お待ちしてます。

喜多方発・稲刈り最盛期を迎える。

2008-09-25 15:01:03 | Weblog
蔵の街・喜多方から、どんよりとした空模様で、雨が時折ポツリと降ってます。昨日とうって変わり肌寒い一日ですが、北海道・道東ではもう氷点下の街があったそうです。熱さ寒さも彼岸まで明日は彼岸明けです。

家の周りの田んぼでは稲刈りが最盛期を迎えました。今度の週末は何処を向いても稲刈りだと思います。昨日の埼玉のお客様はほどんど稲刈り終わりましたと言ってました。本日の画像はつい先ほど近くで稲刈り中の私の同級生の・K・君です。彼は専業農家です。同級生に専業農家が数名います。今年の作柄も良さそうです。彼は、きゅうり栽培の名人ですが、同級生の専業農家の人もいろんな作物を栽培してます。アスパラ・これは春と秋本当に忙しいそうです。それに米作ですから、トウチャン・カアチャンでよく頑張っていると何時も感心してます。休耕田に大豆です。花卉栽培・バラを作ってます。そば畑があり蕎麦打ち名人がいて秋には蕎麦会をおこないます。本当に味覚の秋これからが楽しみです。・・秋の観光のシーズンを迎えますどうぞ皆さんもお楽しみ下さい。

喜多方発・とっておきの蔵巡り、期間延長。

2008-09-24 17:14:29 | Weblog
蔵の街・喜多方から、9月末までを予定して今実施中の蔵のまちガイドと歩く「とっておきの蔵めぐり」と「プチ蔵巡り」好評につき期間延長です。平成20年10・11月の2ヶ月間延長します。喜多方を訪れた観光客に対して、案内人が随行しながら個人所有の蔵を見学してもらい、生活に密着した蔵のまちを味わってもらいます。又プチ蔵めぐりは気軽に蔵のまちを歩いて蔵の魅力にふれてもらいます。

私は本日もお客様と共に「とっておきの蔵めぐり」に行ってきました。埼玉県からお越しのご夫婦です。普段は非公開の屋敷や、蔵です、大和川酒造さんの蔵座敷に入室して奥様のご案内でゆっくりと見学をしました。もう一軒は市内から2キロほど北の上野邸です。・・今日はなんとレンタサイクルです、お天気は良いし自転車に最高の日和でした。・・上野邸は数棟の蔵が在り蔵の街並みです。庭からの見学が条件なのですが、奥様が「アガッテイガンショ・・オチャデモノンデイガンショ」と言うことで、蔵座敷へあがり、お茶をご馳走になって来ました。お客様も満足の一日でした。ほまれ酒造の庭園1300坪の(雲嶺庵)を観て、本日の画像です。試飲をして、隣の佐久間の豆腐を食べて、ざる豆腐です。「うんこれは旨い」と言ってました。地元の豆の豆腐です、味・香り・のどごし・つまり食感が違うのです。大塩温泉の山塩をパラッとかけて食べるとまた一段と旨みがまします。皆さんもぜひ佐久間の豆腐を味わってみてください。

市内へ戻ってラーメンを食し、小田付蔵通りを散策しました。南町が大変気に入っようで、感動だといって、盛んにシャッターをおしてました。360度ぐるっと蔵ですから、見応えあります。列車の時間に合わせて駅までご案内して別れました。お客様にも喜んでもらえた一日だったと思います。「蔵めぐり」についてのお問い合わせは、喜多方観光協会へ、℡0241-24-5200です。

喜多方発・彼岸花。

2008-09-23 16:06:36 | Weblog
蔵の街・喜多方から、秋分の日はお彼岸のオチュウニチです。今朝テレビできれいな彼岸花を写していましたので、探しにいきました。でも案外少ないです。昔お墓のあぜ道に咲いてた記憶があるのですが、今のお墓は区画整理が進み、土が露出していません。コンクリートと砂利だけです。

本日の画像が彼岸花です。多年草の一種で秋の彼岸の頃に淡紅色の花を咲かせます。マンジュシャゲとも呼ぶそうです。日中線跡地の遊歩道脇で畑の畦に10m程群生してますが、植栽した花です。あと市内では、5.6本づつ庭に見えました。普通屋敷、庭には植栽しない花です。でも良く見るとたいへん綺麗な花です、庭に数本植えておくのも良さそうです。

市内には神道(しんとう)の方もいます。出雲神社と諏方神社神社があります。お墓へ行くと、墓石に「奥都城」おくつき・と刻してあるのが必ず眼に入りますが、神道の方です。・・やはりお彼岸にお墓参りに行くのでしょうか??
彼岸なので、お寺さんと彼岸花そしてお墓でした。・・明日は話題を変えます。

喜多方発・熱塩温泉・示現寺-2

2008-09-22 13:01:50 | Weblog
蔵の街・喜多方から、彼岸日照らずと言います。本日もどんよりとした空模様です。稲刈りがはじまったのですが、農家の方も晴天を望んでいると思います。私は昨日お墓参りに行きました。喜多方市営墓地公園には3千数百でしたか、4千区画でしたかの墓地があります。岩月町大都・南面の小高い山です。

本日も示現寺-2です。画像が総門を入ると前に見える、山門です。門と言うより楼でしょうか、鐘楼を兼ねているようです。建立は総門よりも古く、(1670年代)です。年代を感じる立派な山門です。大きな本堂があり天井絵が有名で、何時も行っていて枚数を数えてないのですが、日本画で著名な画家の作品で天井一杯に描かれてます,花鳥、花の絵が多いです。本堂前に作品と画家名が記してあります。文化財が数多くあり国指定重要文化財の椿彫木彩漆笈・・・行脚僧・修験者などが仏具・衣服・食器などをいれて背に負う箱・つづらに似て四隅に脚がある・・・や中世古文書が多数あります。裏山はハイキングコースになっているので、33観音の石仏を巡りが出来ます、秋の紅葉も素晴らしいと思います。帰りに熱塩温泉に入り疲れを癒してください。示現寺は、曹洞宗、(禅宗)で、座禅と言う修行で自らの力で悟りを開き仏の道に近づくことを教えています。皆さんも寺院で座禅を組んでみてはいかがでしょうか。

熱塩温泉についてのお問い合わせは(平日午前中は)℡・0241-36-3138熱塩温泉旅館組合へ、又は喜多方市観光協会へ℡・0241-24-5200へお問い合わせください。

喜多方発・熱塩温泉・示現寺

2008-09-21 17:17:42 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日はお彼岸なので喜多方の名刹の一つ熱塩温泉の示現寺を紹介します。熱塩温泉は市内から北へ10キロほど車で10分チョットでしょうか、温泉旅館が五軒、その先の日中温泉に「ゆもとや」旅館があります。会津の奥座敷と称されるゆけむりの里でもあります。

示現寺・前にも書いてますが、本日は画像挿入します。まずは示現寺の玄関、総門です。安土桃山時代の要素を持つ会津における山門建築の代表作の一つです。建立は江戸中期です。総欅造りです。総門を入り内に鐘楼を兼ねた山門が在ります。示現寺と言えば源翁和尚です。1375年に喜多方市慶徳寺より移住して、元、真言の道場であった慈眼寺を曹洞宗に改め山号を示現寺に改め今日に至ってます。本尊は虚空蔵菩薩です。源翁和尚は那須野の殺生石を錫杖にて打ち砕き人民の苦を救ったことで有名です、石を砕いたことで、ハンマー(げんのー)の語源になってと広辞苑に記載してあります。その時三片に砕けた石の一つが示現寺に飛んで今本堂の直ぐ裏手に在ります。殺生石(座禅石)です。広大な境内は3000坪の広さです、本堂の左手の階段を70段ほど登って開山堂です、その右手に瓜生岩子のお墓があります。会津33観音の5番札所になっている観音堂があり、自由民権運動の碑があり、瓜生岩子の銅像が在りと記念碑が沢山あります。一度はゆっくりと境内を巡って観て下さい。最後に本堂の天井絵をご覧になればいいかとおもいます。

明日は山門の画像を紹介します。