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喜多方発・・ひなの蔵めぐり・4は享保雛

2008-02-19 17:20:24 | Weblog
ひなの蔵めぐり・4は享保雛です。江戸時代の約300年前にお雛様が最も豪華に成ったのがこの享保雛です。わが街喜多方にもかなりの数が現存します。当時すでに江戸との交流が盛んであった事を物語ります。このお雛様は、市内、寺町の手代木家の所蔵品です。展示は書家の高橋先生の楽篆工房の店です。表に面しているのでよーくご覧下さい、享保雛にも良く観ると頭(カシラ)や飾り、持物に多少の違いが有るようです。当時の色彩を今に観て感じる事は出来ませんが、時の流れ教えさせてくれる逸品です。お雛様は江戸時代のこの頃までは内裏雛、親王飾りが一般的だったようですが、享保雛があまりにも豪華になって大きくなった為に、奢侈禁止令で高さが制限されたそうです。代わりに段飾りが普及していきます。三段から五段・七段と益々豪華になってきます。上から三人官女・五人囃子・随身・仕丁・嫁入り道具に日用品と実に多彩に成ってきます。持物も多くなりそれぞれに決まりが有るようです、200年・300年と保存する方も大変なそうです。出し入れや陳列にも大変な気を使うそうです。さて、次回は又段飾りの由緒ある逸品を紹介します。ひなの蔵めぐりについての問い合わせは、℡0241-24-5200喜多方観光協会までどうぞお尋ねください。

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