奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいを表現図面を描く表現ですが、プランを考えている時から頭の中では3次元で立体的思考で。

2012年11月28日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

今日も冷たい「風」と「空気」ですが・・・・時期的にはそうなって当たり前の季節・・・・。

寒暖の差には気をつけたいですね。

 

 

いい意味で季節感を取り込みながら・・・・住まいの計画を練っておきたいですよね。

 

 

図面を描いています・・・・・。

家・・・室内の四方・・東西南北の壁の面を表現する図面、展開図といいます。

 

 

この図面には窓の大きさや位置や形状・・・勿論ドアなどの建具類、手すりや

壁の面に見えてくるものを表現していきます・・・・・・壁の位置もイロイロと・・・・。

 

図面を描く・・・この時点で考えるのではなくて、微調整や工夫をこの時点で盛り込む事が

あっても・・・実際には「プラン」の段階で空間は頭の中に描いていますよ。

 

間取りだけで考えていては、「平面的な思考」でしかありませんし、

家は立体で・・・・・人の距離感や感覚が反映されるスペースですからね。

 

立体的思考でずっと考えている内容・・・・・処方というか、工夫やデザインを、

現場でものづくりのため・・・伝えるためにと・・・「図面」というツールにしていますよ。

 

 

言葉だけでは100%伝わらない怖さを知っている分・・・・「ツール」が大事ですよね。

人それぞれ「認識」は違いますからね。

 

建築ではなくても、普段から経験・・ありませんか・・・・つたえたはずなのに・・・という事とか。

「ツール」としての「図面」。

工夫の内容は「図面」の状態ではわかりにくいかも知れませんが、

実際に立体となり・・・現場で出来あがった時にその「死角」や「風景の角度」、「窓の位置」や

「ガラスの状態」・・・・イロイロな「意味」が見えてきますよ。

 

 

その結果をつくり出すため・・・「住まいの心地よさ」と「居場所」をつくり出すための、

コツコツ・・・ある意味地味ですが、大事な仕事中・・・・・「アイデア」・「工夫」を盛り込む「図面」の仕事。

 

 

 

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