奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住宅設計デザイン、マイホーム計画、建築で色の効果にも表現の違いで印象が異なりますよ、そして印象のデザイン設計で居心地や建物の存在感・・・受けるイメージの違いで暮らしの心地も変化します。

2019年05月19日 | (仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家

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※建材メーカー外壁材サンプルコーナーにて検討

 

住まいの設計とデザイン。

建物の佇まいや空間の印象を左右する

色の選択にも色々と・・・・・。

※建材メーカー外壁材サンプルコーナーにて検討

 

知っておきたい「色選び」のコツ。

 

システムキッチンに洗面化粧台、

玄関扉や外壁など、

住まいにはたくさんの「色」が使われていますよね。

※外観デザイン提案イメージCG

 

家づくりではこれらの色を

選んでいきながら印象や好み、

雰囲気をつくりだしていくのですが、

色にはそれぞれが持つ特徴があります。

 

例えば「赤」は交感神経を活発にするため暖かく感じ、

反対に「青」は副交感神経を刺激するので

体温を下げるイメージを生み出す効果があるといわれています。

 

「緑」は疲れた目や体に一番やさしい色です。

色は今ここで挙げた以外にもさまざまあり、

人間の目で見分けることができるものは

約700万色もあるそうです。

 

でも、実際にはこれだけの色を区別する「色名」を持っていません。

そのため家づくりでは、

サンプルを見て色選びをすることが多くなります。

※外観デザイン提案イメージCG(同じ建物で色で雰囲気が異なる表現)

※外観デザイン提案イメージCG(同じ建物で色で雰囲気が異なる表現)

 

ここで知っておきたいのが「面積効果」というものです。

これは同じ色でも面積が大きくなると

明るい色はいっそう明るい色に、

逆に暗い色はいっそう暗い色に見える

という現象のことをいいます。

 

サンプルで選んだ色と

実際に完成したときの色が違って見える原因の

ひとつでもあります。

 

そういう部分は、屋外の光でも異なる部分であるし、

室内の照明でも変化する部分。

晴れた日、曇りの日、雨の日など

シーンが異なる状態で色の検討をすることが大事ですよ。

 

そして屋外で使う物は外で、

室内で使う物は、室内の照明のもとで

検討する様に・・・・・。

 

状況を近くして、イメージの確認を行う事が大切。

色や質感の違いで暮らしの意識が変化しますよ。

そういう部分での効能を設計デザインの価値として

空間や印象での時間と楽しみ方を丁寧に感じてみませんか。

 

適度と適切のバランスを検討しながら 

違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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建て主目線+αの提案・・・「明日の暮らしを設計する/建築と住まいとその暮らしを豊かに」

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