奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家の事、暮らしの事、生活の事を考えるプランの構成に出入り口を考えることの大切さ・・・間取りと連動する室内の扉の事色々と、設計デザインの感度に移動の意識は大切、物を持つ、移動の状態と頻度と内容。

2020年04月09日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※神谷コーポレーション(ハイドア・開戸・営業担当実演中)

 

家を設計するときにどんな扉を使用するかは、

そこでの生活のしやすさを

左右する大きな要因になります。

※SR展示(現在は商品入れ替えあり)

 

そんな室内扉の種類と特徴について色々と・・・・・。

家の中での移動、

部屋というスペースを区切る壁同様に

空間への出入りに利用する室内扉の種類は、

大きく分けて3種類あります。

※SR展示(現在は商品入れ替えあり)

 

開き戸はもっとも一般的で、

設置にはスペースが必要な扉。

前後に開閉するタイプのドアで、

部屋の内側に開くか外側に開くかによって、

開閉のための奥行等

スペースを確保する場所が変わります。

※ハイドア・ステルス枠採用事例(神谷コーポレーション)

 

開ける際に開く側にスペースが必要ですが、

ドアの周囲の壁面は全て利用できます。

限られた空間に設置する際には、

開閉のためのスペースさえ確保できれば、

取り付けには特に大きな問題はありません。

 

このタイプの扉は

途中まで開けた状態を「ドアクロ―ザー」を

設置したり、戸当たり(固定式)を設置しない限りは

開いた状態キープすることが出来ず、

換気などの点で使いにくさが指摘されますが、

その弱点をカバーするために、

扉を閉めたままで換気できる

ルーバーつきの開き戸などもあります。

 

同じ前後に開くタイプの扉に、

折れ戸があります。

扉を開ける際に扉が折れ曲がる形状になっており、

前後に扉を開けるための

スペースが十分に取れないような

狭いスペースでも設置することが出来ます。

 

前後に開く開き戸と同じ幅を確保しつつ、

開閉スペースは3分の一程度で済むものもあるので、

設置できる場所がぐんと広がります。

 

折れ戸は開き戸ほどスペースがいりませんが、

利便性や事故に注意する必要があります。

扉が折れ曲がる際に

誤って指を挟んだりする可能性があるので、

特に幼い子供やお年寄りの家族には注意が必要です。

 

左右に扉をスライドさせることで

開閉するのが引き戸(引き込み戸も)です。

※畳間・洋間の2室を仕切る4枚引き違い戸(WOODONE)

 

かつては引き戸は

日本住宅向けの建具というイメージがあり、

あまり洋間には向かないイメージがありましたが、

現在はその使い勝手の良さや

開口(開く範囲)の広さなど

様々な種類があることから

高い人気が出るようになりました。

※LDK間仕切り用3枚引き戸採用例(WOODONE)

※LDK間仕切り用3枚引き戸採用例(WOODONE)

※室内計画にあわせてデザイン設計した造作3枚引き戸

 

引き戸は近年増えてきており、

戸をしまう壁面が必要な所には注意が必要ですが、

開き戸や折れ戸のように

扉の前後に開閉のためのスペースを確保する必要がなく、

開口部の広さを調整しやすいのがメリットです。

 

また、バリアフリー化で

床面にレールを設置できない場所には

レールを丈夫に設置して

扉を吊り下げるように設置するタイプや、

肩引き扉、両引き扉、開けた引き戸を

戸袋に引き込むことで

開口部を最大限に活用できるタイプなど、

引き戸にはとても多くの種類があり、

利用する部屋の間取りに応じて

様々な活用法が出来るところがメリットです。

 

間口の広さや部屋の仕切り方に併せて

豊富な種類の中から間取りや

移動の状態を加味して選択することが出来ます。

しかし・・・「それ」だけに注目すると

使い勝手は逆にわるくなり

周辺の壁や移動の状態

そもそも「どのような場所」に「扉」を

設置するのか?

 

そういった内容を加味しながら

バランスをデザインする事が大切ですよ。

 

詳細も大事ですが

全体をキチンと考えることで「扉」の

デザインするべき選択の意味も

変わりますから・・・・・。

 

周辺を見ないと扉だけに注目すると

失敗しますからね。

そのバリエーションをどのように活用して

過ごしやすさの意味を家のカタチに

反映させるべきか?。

 

室内扉に関して、

扉の特徴を活かせる適所に配置することで、

より心地よさが充実した

暮らしの時間、移動(動線配置)の意味を・・・・・。

 

僕たちが考えて提案する

見えている範囲は

そういう意味を含んでいますよ。

 

居心地のリアルは

素材単独では無くて

集合体になった空間や家としての

認識に変化しますからね・・・・・・。

 

合計を考えることが

着地成功への大事な部分。

 

程よさが生まれる為の

デザインを考えてみませんか?。

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの「質的向上」を

いつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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