奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)古都の風情と「personal&common」を満喫する数寄屋の家新築工事の現場・設計とデザインの工夫がカタチになり窓と繋がる風景も「庭」が持つ可能性を存分に味わう外構に。

2022年08月27日 | (仮称)古都の風情と「ぱーそなる&こもん」を満喫する数寄屋の家

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

(仮称)古都の風情と「personal&common」を満喫する数寄屋の家。

数寄屋の和風住宅(瓦屋根の日本家屋)。

暮らしの雰囲気と佇まい。

外部(外構)の工事も

大半が完成して

来月早々には工事部分の引き渡し。

 

道路から見える範囲は

スッキリと「屋外」からの

使い方もあり

ゾーニングとしては

駐車スペースが主な用途。

 

玄関は直接道路に近い範囲に

計画せずにアプローチを介して

それも「風情」に浸る為

あえて「歩く為」のゾーンとして

外構でも建築の間取りでも

計画しています。

そんなアプローチの中間地点「障壁」も

完成して段差の意味も

見えてきたところですが

庭と室内を直接的な感覚に近く

設計した「坪庭」も完成したところ。

 

玄関から建物内に入り

直ぐに視界に入りつつ

風情を愉しむ「スクリーン」のような

イメージで設計した坪庭。

人は目で見る情報によって

雰囲気を感じます。

勿論「五感」ですが・・・・・。

 

でも、目から入る印象は

感覚の大半を誘導します。

 

和の心地を

より良く感じる風景として

今回の坪庭が持つ意味は大きく

風景として「様々な設計の工夫」も

表現とカタチの中に

盛り込んでいます。

窓はフレームを極力目立たなくして

ガラスの範囲のみ「見える」状態に。

 

そして玄関から建物内に入り

移動する距離感によって

見え方から感じる風情も。

モダンに拘り「シンメトリー」ではなく

アシンメトリーを強調するように

縦方向の変化を促した

窓を通じて見える風景。

夜は単独では無くて

灯りの効果がそこに加わり

より深く濃密に「陰影」を

生み出す事で

奥行と味わいを持った空間へと

変化します。

 

家単独ではなくて

窓がある以上、

その「外側」との関係性は

暮らしの空間が持つ価値を

良くも悪くも変化させます。

 

故に、「庭」と「間取り」は

連動した思考の中に

「つくり」を

設計しておく事が大切。

 

見える雰囲気で受ける印象が

異なるという事。

日常的な生活の中でも

気分が良くなったり

逆に気分が悪くなったり

という感覚。

 

皆さんも経験があると思いますが

建築という間取りのある「器」と

その周辺のバランス「視界に入るもの」は

暮らしと居心地にも

大きく作用します。

 

良い意味での情緒を生み出す

設計の工夫。

 

居心地は「室内」だけで

良さが生まれるという事では

ありませんから。

 

庭を大切に・・・・・。

住宅計画での思考の範囲は

家の事を考えつつも

暮らし全体の意味に意識を向けて。

 

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Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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