日本の心・さいき

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酒酔い運転について

2006-09-21 07:10:57 | Weblog
アルコールのせいで、人身事故を起こすことで、マスコミが騒いでいる。以前から問題になっていたことだが、・・・。
 何故、酒を飲んでいるのに、運転したかの問いに、「酔っていないと思っていたから」、「近い距離だったから」、「飲んだ量が少なかったから」との返答が多い。更には、「今まで事故を起こしたことがないから」との返答もある。
 アメリカでは、それ以前にアルコールで事故を起こした場合、車を没収されるケースが多くなっている。つまり、常習犯には、強い罰則があるのだ。

 アルコールの基準値(mg/l)は、国で違う。

0.10は、スウェーデン、ノルウェー
0.15は、日本
0.25は、フランス、ドイツ、スペイン
0.35は、イギリス
0.38は、アメリカ

 日本の基準値は、かなり厳しい方だ。しかし、日本人は、よく言われているが、遺伝的に、アルコール脱水素酵素が低い人が多い。つまり、ちょっと飲んでも、アセトアルデヒド値が上がり易い人が多いのだ。
 ニュージーランドやオーストラリアに行った時、アルコールを嗜んで運転している人をしばしば見た。道路が広いので、事故が起きにくいのかなあとも思っていた。
 スウェーデンでは、どの車にも、アルコール検出器を通さないとエンジンがかからない状態になっていて、それで、飲酒による事故が、極めて少なくなっている。
 飲んだら乗るなとは、以前から言われて来た事。自分を過信しても、それが客観的だとの証拠はない。自分だけで終わらなく、最悪な時は、一瞬にして、殺人者になってしまう。
 アルコールだけでなく、タバコにしても、吸っている人は、その煙で周りにどれだけ害を及ぼしているのか、よく理解していないと思われる。ニコチン中毒と言う病気との事で、その治療に保険がきくことになっているが。
 成人病が、生活習慣病と名前を変えたが、その生活習慣病も、今後、自己コントロール不能症候群とでもした方がいいのかも知れないなあ。


 



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